2008年09月30日

ハイパフォーマンスとハイクオリティを手に入れたVAIO typeT(その1)



フルモデルチェンジしたVAIO typeT(TTシリーズ)の実機を見る機会があったので、
詳しい内容は後にして、
ひとまずデザインがどうなったか画像を中心にアップ。
(サムネイル画像をクリックすると拡大画像あり。)

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VAIO typeTの実機サンプルは、グレースゴールドをベースにした、
プレミアムデザインの“ノーブルテキスタイル”

一部、最終仕様と異なる部分があるかもしれないので
あくまでも参考程度で。


【正面】

【後面】

【右側面】

【左側面】

横幅約279mm
高さは、最薄部で23.5mm、最厚部で30.7mm。
奥行約199.8mm。

参考データとして、TZシリーズでは、
横幅:約277mm
高さ:約22.5mm〜29.8mm
奥行き:約198.4mm

ミリ単位程度でほんの少しサイズが大きくなっている。
特に厚さが増えたのはスリムが売りのVAIO typeTとしては少し残念。


本体前面部分には、
メモリースティックスロットと、SDスロットを装備、
ワイヤレスLANのON/OFFスイッチもここにある。

右側には、
イジェクトボタン、S1ボタン、ボリューム・消音ボタンという
物理的なボタンがある。

S1ボタンには、電源の設定ユーティリティが1発起動、
自分の好みで省電力や充電の設定が即座に変えられる。


本体と液晶ディスプレイのつなぎ目は、
バッテリーと一体化したシリンダーフォルム。

「DC IN 16V」という電圧の表記は、
必要にかられて書くのではなく、
あえて液晶ディスプレイの薄い側面に記載して、
見た目にの演出にこだわっているのはTZと同じ。

LAN端子と、HDMI出力は、
普段は見えないようにカバーがされているけれど、
単なるフタとはせずに、
本体の一部と化したユニットがガチャっとはずれて現れる。
そうする事で使用しない時の見た目のデザイン性は保たれる。


Expressカードスロットは、開閉口ではなく、
ダミーカードを入れている方式。

メモリースティックスロット同様に、
本体と同色(ここではグレースゴールド)に塗装されたカバーが収まっていて
普段はその本体のライン形状を崩す事はない。

側面の一番前ギリギリの部分に、
新たに採用された、ノイズキャンセリングヘッドホンを装着。

コネクタ部分は、ノイズキャンセリングヘッドホン特有の
特殊な形状になっていて、
VAIOオーナーメードで選択した場合のみ装備される。


右側面には、光学ドライブ、
今回は、ブルーレイディスクドライブを搭載が可能。
これが最大の特徴と言ってもいい。

ドライブのトレイは、
側面に入るシルバーのサイドパーツと一体化しるため、
そのドライブとしてのつなぎ目が見えず、
イジェクトした時に初めてそのドライブの存在がわかる。

モバイルPCの役割としても重要なプレゼンテーション用としての
D-Sub15ピンは、ドライブの後方にある。

シリンダー部に見えるグリーンのイルミネーションは、
正面からでもわかるようにリングの部分も縦ラインに光る。


ワンセグを搭載した場合、
アンテナで受信できない場合のアシストとしての
同軸変換ケーブルとの接続は、本体の下にひっそりと装備。

接続位置がかなり下側にあるけれど
開いたカバーもケーブルも絶妙に計算されていて
地面と干渉する事はない。


本来のワンセグアンテナは、
液晶ディスプレイの右上部に収納されていて、
ベゼルの先端に見える小さな突起は斜めにカットされていて
液晶のカーブと同化。

その突起を指でひっかけてひっぱれば
アンテナがニョキっと延びる。

先端部分からアンテナまで全て本体と同色に揃えられている。


キーボード面は、
ヒンジ部分からパームレストまで
継ぎ目のない1つの面として構成されていて緩やかなカーブを描く。

TZシリーズの鋭角的なイメージとは逆に
やわらかいラウンド形状が目の印象に残る。

グレースゴールドでは、
液晶天板だけでなく、本体側にも全てゴールドでの塗装を施してあって
貴金属的な質の高い感覚を味わえる。


キーボードは、
TZシリーズから始まった一つ一つのキーが独立した
アイソレーションキーボードを採用。

キー入力の打鍵感は、
TZシリーズやVAIO typeZあたりから急激に良くなっていて、
モバイルPCというサイズ感でもそこそこ打ちやすい。


液晶画面の大きさは、TZシリーズと変わらず
11.1型ワイド(1366x768)。
さすがにこのサイズでは、VAIO typeZの1600x900という解像度には出来きない。

その代わり「クリアソリッド液晶」となり
発光効率の高い白色LEDと、色再現性の高い新カラーフィルターを採用して事で
赤・緑・青お三原色が色濃く鮮明に表示できて
結果としてNTSC100%の色再現領域を確保。

そして、もうひとつは、
従来の6ビットパネル(26万色)から、
今回は8ビットパネルを採用したので1677万色を表示可能になって
色の諧調が滑らかになるとして
画質のクオリティは大幅に向上。


反射光を適度に拡散させるので、
映り込みを抑えつつもコントラストも確保。

ハードコーティング処理も施されているので
少しくらいの引っかいてしまっても
液晶に擦り傷が付く事もなくなった。


液晶天板は、モバイルVAIOの伝統となりつつある
マルチレイヤーカーボンファイバーを採用。
TZシリーズの時よりも、さらにカーボンシートを1層分増やし、
0.2mmほど厚くなった代わりにさらに大幅な剛性を確保。
液晶画面の端を持って開閉をしてもたわみにくくなった。

カラーバリエーションとしては、
アメリカで発表された4色と同じで
定番となるダーク系のプレミアムカーボン、シルキーブラックに、
赤と黒という個性を主張するバーティガンレッド、
そして全身をゴールドで覆いつくしたグレースゴールド。

国内ソニースタイル限定でプレミアムデザインとして
グレースゴールドを基本ベースにした
3パターンのデザインを用意。

選択するカラーリングで
全く別のPCに見えてしまうほどの違いがある。

出来れば、TZシリーズのごとく
もっと多彩なカラーバリエーションを用意して欲しかったけど。


カーボンファイバーというのは
非常に加工しにくい素材として知られているけれど
徐々にその加工技術も進化してきて、
今までは1枚の板としてしか採用しきれなかったところに、
VAIO typeTでは、3箇所に折り曲げを作る事に成功。

ボディのより多くをカーボン素材とする事ができて
モバイルに重要な、より堅牢性を確保する事ができている。


最後に、見逃しがちなACアダプター。

残念ながら、TZシリーズで採用されていた超小型ACアダプターは使えず。
パフォーマンスが大幅に上がってしまったために、
若干大型化。

ちょうど、
VAIO typeZとTZシリーズのACアダプターとの中間くらいの大きさになっている。

以外とこのACアダプターが邪魔物なので、
出来る限り体積は小さいほうがいいのだけどこればっかりは仕方がないのか。。


その分、バッテリー駆動での
省電力化は進んでいて、
各デバイスの消費電力を非常に細かくコントロールする事で
バッテリーの駆動時間を大幅に延長させる技術と
バッテリーの急速充電と、長く使うためのいたわり充電までも
管理下においた「VAIOエナジーセーブテクノロジー」を搭載。

標準バッテリーでさえも、
最短約9.5時間から最長11時間というスタミナ性能を発揮してくれる。

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全体的に、少しゆるやかな丸みを帯びたデザインとなって
2世代前のTXシリーズと似た部分があるようにも見える今回の新VAIO typeT

今回おそらく目指したのは、
絶対的なPCとしての性能とクオリティの向上。
それは間違いなくTZシリーズよりも格段に良くなっている。

ただ唯一、薄さというデザイン性からは少し遠のいてしまって
TZシリーズのようなスパルタンなイメージが抜けてしまったのは
個人的にはちょっと残念。

たぶん、新アーキテクチャを採用して、
なおかつブルーレイディスクまで搭載させるという
大幅なパフォーマンスアップに注力したための結果だという事は
十分に理解してるつもりではあるけれど、
使う立場からすれば、モバイルするVAIOは、
自分が持っていて所有欲を満たしたいという欲求もあるから
強烈に目を惹くようなX505のようなインパクトを期待してしまう自分のような人種もいたりする。

まぁそうは言いつつも
このご時世、ネットブックで事足りてしまう事も多い中で、
あえてハイエンドなモバイルPCとして出るなら、
そこでしか出来ないプレミアム感が必要で、
自分の意見はともかくとして、
VAIO typeTは、その性能とデザイン性は無論プレミアム感という課題はクリアしてるとは思うけど。

スペック編に続く。

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Posted by kunkoku at 18:56Comments(6)TrackBack(1)