新旧のVAIO typeSを比較。
VAIO typeS[Sシリーズ]と、
VAIO typeS[SZシリーズ]の見た目だけを比較してみた。
まずは全体サイズでの比較。
[Sシリーズ]
幅312.5mm×奥行224.8mm
[SZシリーズ]
幅315mm×奥行234.3mm
コレで見てわかるのは、VAIO typeS[SZシリーズ]がVAIO typeS[Sシリーズ]よりも
幅で2.5mm、奥行で9.5mmほどサイズアップしてる。
実物を比べてみると確かに本体サイズが大きくなったかな？という印象は受ける。
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次に厚さ。
前面と後面でも随分違う。
【閉じた状態の前面を、正面と側面から比較】
[Sシリーズ]
高さ29.9mm
[SZシリーズ]
高さ22.8mm
[SZシリーズ]は、VAIO typeS[Sシリーズ]に比べて、なんと7.1mmも薄い！
この差は劇的！23％も薄型化した事になる。
[Sシリーズ]のパームレストの高さよりも、
[SZシリーズ]の画面を閉じた液晶の厚さを含んだ高さのほうがはるかに低い。
【閉じた状態の後面を、正面と側面から比較】
[Sシリーズ]
高さ35.4mm
[SZシリーズ]
高さ33.7mm
後面では見た目でも高さはそんなに変わる印象はない。
[Sシリーズ]はヒンジ部分がかなり下にあるので、
液晶エンド部分を斜めにカーブさせて高さを抑えてる。
【パームレスト、キーボード天板比較】
[SZシリーズ]は前面に向かって傾斜がわかるほど
薄く処理されているのがハッキリとわかる。
[Sシリーズ]は全般的にカドの部分だけを折り曲げてるだけ。
ヘアライン加工されたアルミ押し出しの技術が使われてる[SZシリーズ]のほうが
格段に質感がある。
液晶パネル部分のインパクトの違いも凄い。
コノ↑画像でもわかるとおり、
[SZシリーズ]の液晶の厚さは[Sシリーズ]の約半分。
スリムLED技術の差が外見にここまで影響をおよぼす事になる。
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液晶画面自体の大きさはまったく同じで、13.3型ワイドWXGA(1280×800）。
にもかかわらず、両方を並べてみると位置関係が全然違うのもよくわかる。
注：比較で使用してるSシリーズはVGN-S93Sなので、
現行モデルS94Sとは見た目も若干違う。。
どうして同じ画面の大きさなのに、位置がこんなに違うのかというと、
ひとつは、液晶パネルを支えるスタートとなるヒンジの位置が違う事。
[Sシリーズ]は本体ベースのほぼ中央にヒンジがあるのに対して、
[SZシリーズ]は、本体ベースよりもせり出した位置にヒンジがある。
[SZシリーズ]の液晶は劇薄で、まっすぐな一枚板でフタをするという薄さを強調したデザインのために、
位置が高くなってるのではと推測できる。
そしてもうひとつは、液晶パネル内部の構造配置の違い。
[Sシリーズ]は蛍光管方式で、
ガラスセル、導光版、システム基盤が重なってるけど、
[SZシリーズ]は白色LEDで、ガラスセル、導光版のみが重なっていて、システム基盤を液晶画面の下側に配置して薄くするための措置と思われる。
その結果、液晶画面の位置が変わってくる。
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キーボードまわりもまったくベツモノ。
キーボードのキーピッチが明らかに変わった。
[Sシリーズ]
約18mmピッチ、キーストローク約2mm、87キー
[SZシリーズ]
約19mmピッチ、キーストローク約3mm、88キー
キーの数のイッコの違いは、
SZシリーズのキーボードの右端に【Fn】が増えただけ。
通常、数値だけ見るとキーピッチが広がってキーストロークが長いほうが使いやすそうにも思えるけど、実際Sシリーズのキーの感触はナカナカしっかりしていて全然悪くない。
むしろ、[SZシリーズ]のキーボードのほうが薄っぺらく感じてしまうほど。
（コノ部分だけ唯一[SZシリーズ]の中で納得がいってない。。）
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同じVAIO typeSとはいえ、
もう完全にまったく別のマシンと言ってイイと思う。。
[Sシリーズ]は、
曲面が多用されてる事もあって丸みを帯びた感じが強い。
それに、価格も99.800円〜とすっごいリーズナブルという特徴もある。
[SZシリーズ]は、
今ある技術をブチ込んで作っただけあって
価格でみれば、199.800円〜と[Sシリーズ]の倍からのスタート。
だけど、ここまでのハイパフォーマンスを備えていて
さらに極限まで薄く・軽く作られてるボディには持っている所有欲を満たしてくれる。
もともと、モバイル＆鋭角的なマシンが好みな自分としては、
[Sシリーズ]がイマイチ好きになれなかったんだけど、
[SZシリーズ]は今まさに使ってて超満足。
それはもう見た目も使用感も。
[Sシリーズ]である程度お金をかけてカスタマイズするくらいなら、
絶対[SZシリーズ]をオススメ！
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