2007年11月01日

ハイビジョン画質を残せるブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」(その1)



今までのハイビジョンスゴ録は、
HDDにはハイビジョン画質で録画できたけど
DVDに焼くと画質落ちまくりのSD画質までダウンコンバート。

去年出てきたBDレコーダー「RDZ-V9」は、
ようやくハイビジョンコンテンツを、
そっくりそのままの画質でBDに書き出しできた。

けど、
「MPEG2-TS」で、25GBのBDディスクに記録しても
たったの2時間だと
1枚あたりのBDのコストもかかるし
DVDの時と同じく、
またもやBDディスクが家の中に溢れるのもいかがなものかと。

だいたい、
HDDの利便性を知ってしまうと
2〜3時間程度のディスクの入れ替えなんて
絶対にやらなくなる。

だけど、
今回の新ブルーレイディスクレコーダーは、
あのハイビジョンハンディカムにも採用されてるMPEG4-AVCまでも採用して、
HDDやBDの“大容量化”じゃなく
“圧縮技術の進化”を味わえる。

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その、
新ブルーレイディスクレコーダーの実機がついにやってきた。

デジタルハイビジョンチューナー内蔵
HDD搭載ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」

ソニースタイル販売価格:198,000円(税込)
3年間保証サービス<ベーシック>付
・ハイビジョン応援ポイント15,000beat


来た日から、ハイビジョンコンテンツを
記録しまくらなきゃ意味がないので
猛烈なスピードでセットアップしてみた。

 
と、まずは中身。

本体以外に、
・アンテナケーブル
・映像/音声コード
・電源コード
・リモコンと、単3形電池
・取り扱い説明書

といたってシンプル。

もう普通の「映像コード」っていらないだろ?
とか
どう考えても1本じゃ足りないと思われる安っぽい「アンテナケーブル」
といったあたりは
今までのデジタルハイビジョンのスゴ録と同じ。

ハイビジョンテレビにつなぐなら
HDMIケーブルと、
もうちょっとマシなアンテナケーブル
地デジ用とBSデジ用に2本そろえる必要がある。

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<外観インプレッション>
 
まずは、外観インプレ。

横幅は当然43cmで、
高さはちょうど10cm。

あまり高さのないラックの中にも収まるサイズ。
重さは約7.1kg

初代のRDZ-S77はアルミ削り出しボディ、
RDZ-V9は、アルミパネルを採用したボディ、
と、高価だった分、外装にもそうとうコストがつぎ込まれてたけど、
今回の
新型ブルーレイディスクレコーダーは、
普通のレコーダーと同じ樹脂製を採用。
かかるコストを落としたっぽい。

 
「BDZ-T70」「BDZ-T70」「BDZ-T50」は、共通したボディで
天板やボタンは、スゴ録並の質感。
あんまりブルーレイディスクだからという威圧感というか高級感はない。

ただ、「BDZ-X90」は、
ブラックグレーの光沢感たっぷりの天板の作りこみと、
エッジの利いた角のアルミヘアライン処理といい
前面パネルにブルーの蒸着が施されていて
4機種中の最上位という質感は兼ね備えている。


前面パネルは電動スライド開閉は採用せず、
前にパタンと開くシンプル構造。

イジェクトボタンを押してトレイと一緒に
パネルは下がるけど、
閉める時は自らの手で閉める。。

イジェクトボタンを何回押しても永遠にパネルは閉まらない。

 
本体の前面。
左下のカバーを開くとB-CASカードのスロット。

右下のカバー内には
S端子入力(金メッキ処理)、コンポジット[黄・白・赤]、が1系統、
i.Link(HDDV/DV)端子と、USB端子が装備されている。

メモリースティックスロットはない。
 
正面のクリアパネルを開くと、
左側にインフォメーション、
右側に、リモコンがなくても直接操作するためのボタン類がある。

本体左上に見えるスイッチが電源ボタンで
右上に見えるのがイジェクトボタン。

 
BDドライブはソニー純正の4倍速対応ドライブ。

ディスクトレイには、
BD-RやBD-REは当然ながら、
カートリッジに入った「BD-RE Ver.1.0」も使える。
再生は当然、著作権保護信号が入ってなければ
HDDに取り込む事もできる。

ついでに、
12cmのDVD-RW、DVD-R(DL)、DVD+R(DL)、DVD+RWの
再生、HDD取り込みは可能。
書き込みは従来と同じMPEG2で記録可能。
(DVDにMPEG4-AVCでの記録は不可。)

 
背面端子類。

アンテナ端子は、
BS/CS110度CS同軸:入力x1、出力x1
地上デジタル/VHF/UHF同軸:入力x1、出力x1

HDMI出力端子x1
D端子出力x1
コンポーネント出力x1
アナログ(S端子、黄・白・赤)出力x2、入力x1

LAN(10/100)端子は、
携帯予約やDNLAなどのネットワークに対応。
電話回線がひとつ。

光デジタルアウトは、オプティカルと同軸の2つ。

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ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」
マルチチャンネルインテグレートアンプ「TA-DA5300ES」
HDMIケーブルで、
テレビはBRAVIAの「KDL-46X5050」に接続。

これから
ようやく使ってみる。
ひとまず予約録画しまくり。

やっぱり一番気になるのは
ハイビジョン放送を録画した時のMPEG4-AVCの画質だな。。


ハイビジョン画質を残せるブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」(その2)へ続く。




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ハイビジョン画質を残せるブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」(その2)【ソニーが基本的に好き。】at 2007年11月02日 16:51
この記事へのコメント

BDZ-X90前評判好いですよね〜
ハイビジョン放送を録画した時のMPEG4-AVCの画質
自分も気になってます。。
Posted by みちのくパンダ at 2007年11月01日 21:47

>みちのくパンダさん
ダブルチューナーが微妙ですけど
画質はなかなかのモノですw
また、記事をアップしますねーw
Posted by kunkoku at 2007年11月04日 14:15