
・IEEE802.11nに対応した無線LAN「WZR2-G300N」を使ってみる。
・IEEE802.11n内蔵のVAIOで、高速無線通信する条件。
と準備してきて、
室内限定で、高速のワイヤレスLAN環境ができあがった。
それで、せっかくなので
VAIO typeS(VGN-SZ94US)に付属してる「VAIO Media」から
BDレコーダー「BDZ-X90」のHDDに録画された番組を
ホームサーバー機能を利用して見るというヤツを実践してみよう!
とやってみたら思わぬ罠にハマった。。
以前にも、
同じようにホームサーバー機能を持ったスゴ録「RDZ-D97A」と、
Windows XP搭載のVAIO typeS(VGN-SZ90S)で同じ実験をして
どうにかうまくいったので
だいたいの事は把握できてるつもりだったのに。。
・VAIO typeSで、RDZ-D97Aに録画された番組を見よー!(半分失敗。)(2006年05月14日)
・「VAIO Media」を使って「RDZ-D97A」にあるハイビジョン放送を見る!(2006年06月02日)
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BDレコーダーの取扱説明書を見ると
「別の部屋のテレビやパソコンなどで再生(P129参照)」
に、
VAIOで1回だけ録画可能なデジタル放送の番組を見るには
「VAIO Media Ver.5.0以降」と「VAIO Media デジタル放送プラグイン」
が必要ですと書かれてるのを確認。
という事は
ホームサーバーを実現するVAIOの条件としては、
ハードのスペックは別として
ソフトウェア的には、
以下のこの2つがあればBDZ-X90の中の番組を見られるという事になる。
・VAIO Media Ver.5.0 以降
・VAIO Media デジタル放送プラグイン
VAIO typeS(VGN-SZ94US)には、
最新版のVAIO Media入ってるからクリアしてるとして、
もう一つの「VAIO Media デジタル放送プラグイン」というのを
用意してやる必要がある。
これを入手する方法は2つ。

1.)
デジタルチューナーを搭載したVAIOから
VMDPInst.exe(VAIO Media デジタル放送プラグイン(再配布))
というのをメモリーか何かにコピーして
クライアントとなるVAIOにインストールする方法。


2.)
ソフトウェアやプラグイン、アクティベーションキーがセットになった
ホームネットワークプレーヤー デジタル放送対応パック for VAIO
「HNPD-VM5」というのを購入して
VAIOにインストールするという方法。
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まずは、1.)の
デジタルチューナーを内蔵したVAIOを持ってる場合。
デジタルチューナーを内蔵してるVAIOは、
VGC-RC72PSという2006年6月のWindows XP搭載機しかなかったので
ひとまずコレで試してみる。


VGC-RC72PSの[すべてのプログラム]の[VAIO Media]から
「デジタル放送を録画したビデオを楽しむときは」
というのがあるのでコレをクリック。
すると、別ウィンドウが開くので
そこから
[VAIO Media デジタル放送プラグインのインストーラーの入手] をクリックして
プログラム(VAIO Media デジタル放送プラグイン)をメモステか何かに保存する。

保存したメモステを
VAIO typeS(VGN-SZ94US)に挿し込んで、
そのプログラムを実行する。
と、
本来ならアッサリと終了するはずなのに
エラーが発生・・・

原因は、
VGC-RC72PSがWindows XP搭載機のために
クライアント用に抜き出したこのプログラム自体が
Windows XP専用になっていて、
Windows Vistaの入ったVAIO typeS(VGN-SZ94US)では、
使えないという事だった。
という事は、
デジタルチューナーを内蔵したVAIOから
デジタルチューナー用プラグインを再配布しても
OSは同じじゃなきゃ使えないという事になる。。
まぁ、それは仕方がない事かなと思い直して
2.)の
ホームネットワークプレーヤー デジタル放送対応パック for VAIO
「HNPD-VM5」を使ってみる。

「HNPD-VM5」のディスクをVAIO typeS(VGN-SZ94US)にセット。

それから、
ディスクの中にあるファイルの塊「VMDPInst.exe」を起動してみる。
今度は大丈夫だろうと
思ったのも空しく
同じようにエラー発生。

なんと、
思いもよらなかったけど
ホームネットワークプレーヤー デジタル放送対応パック for VAIO
「HNPD-VM5」って、
Windows XPでしか動作しない事が、
たった今この時点で発覚!!
うわ、ありえねー!
っていうか、たぶん
Windows XP搭載のデジタルチューナーを内蔵したVAIOから
再配布した「VMDPInst.exe」と
「HNPD-VM5」の中になる「VMDPInst.exe」って同じものって事じゃ・・・
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一応、
VAIOカスタマーに確認してみたら、
「HNPD-VM5」に入ってる
“デジタル放送プラグイン”は
Windows XPには対応してるけど、
Windows Vistaには非対応だという事が判明。。
唯一、
Vistaに対応した“デジタル放送プラグイン”が
入手できる方法としては、
Windows Vista搭載のデジタルチューナーを内蔵したVAIOから
プログラムの再配布をするという条件だけらしい。
今の時点(2007年12月25日)では
上記以外の方法が存在しないので、
Windows Vista搭載のVAIOで、
BDレコーダー「BDZ-X90」のホームサーバー機能を使おうと思ってる人達は注意が必要・・・
この事実を確認するまで
ものすっごい時間を要してしまった。。
こんなのは、もっと最初にわかりやすく明記しとくべきだろ!?
と
久しぶりにキレそうになった・・・
というかもう
この↓説明も理解し難い。
【VAIO Media Ver.5.0 〜 Ver.6.1.01 クライアント DTCP-IP 配信対応機種とデジタル放送コンテンツの視聴方法】
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悪あがきで、
VAIOアップデートプログラムから、
「VAIO Media デジタル放送プラグイン Ver.2.1.00.11080」アップグレードプログラム
ってヤツを見つけたから、
無理矢理インストールしてやろうと思ったけど、
母体となるソフトが入ってないから
やっぱりダメだった・・・
おそらく、
将来的には、ソニースタイルで
Windows Vistaに対応した“デジタル放送プラグイン”が
パッケージ販売、もしくはダウンロード販売されるかもしれないので
それを今は待つしかない。
・BDレコーダー「BDZ-X90」のホームサーバー機能を試す。(その1)
・BDレコーダー「BDZ-X90」のホームサーバー機能を試す。(その2)

・「ソニールームリンク」サイト:SonyDrive

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