2008年02月15日

これからデジタル一眼レフカメラをはじめるのにぴったりな“α200”



デジタル一眼レフカメラ“α200”

まさかデジタル一眼レフカメラが
こんな価格帯から出てくるとは思えなくて
安さにまず一番の驚き。

DSLR-A200(ボディ)
ソニースタイル販売価格:59,800円(税込)

DSLR-A200K(レンズキット)
ソニースタイル販売価格:69,800円(税込)

DSLR-A200W(Wレンズキット)
ソニースタイル販売価格:89,800円(税込)

ボディ単体で6万円弱、
レンズキットにしてもかなりリーズナブル。

それでいて、α100と同等以上の基本性能が備わってるので
普通のコンパクトデジカメに物足りなさを感じてた人が
まさに初めてデジタル一眼レフカメラとしてピッタリなのがこのα200。

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これは、
ボディ単体α200の中身。

本体以外の付属品は、
バッテリチャージャーBC-VM10、電源コード
リチャージャブルバッテリーパックNP-FM500H
USBケーブル、ビデオケーブル、ショルダーストラップ
アイピースカバー、
CD-ROM、取説、他。

上記に加えて
レンズキットには、「DT 18-70mm F3.5-5.6」が1本、
Wレンズキットには、
「DT 18-70mm F3.5-5.6」、「75-300mm F4.5-5.6」が2本
付属してくる。

ひとまず撮りたいと思った場合には、
レンズキットは相当買い得感はあるけど
自分の撮りたい方向性があれば
ボティ単体にズームレンズ1本、とか
単焦点レンズやマクロレンズを買い足すという選択も出来るのが
レンズ交換型カメラのいいところ。


バッテリーは、ボディの下から収める。
α700と同様に「NP-FM500H」を使用。

フル充電で約750枚撮れるあたりは
コンパクトデジカメと比較してもスタミナ性能が2倍以上。
バッテリー残量を気にせずに思う存分撮影できる。


本体右側のフタを開くと
記録メモリーのCFカードスロットと、
PCを接続するためのUSB端子が見える。

と、ここで気づいたのは
スロットがCFカードのみという事。

α700のようにメモステDuoのスロットを専用に持ってない。
にもかかわらず
付属品の中に、
CFスロット対応のメモステアダプタ「AD-MSCF1」が付いてない!

記録メモリーが別売という事はわかってるけど
ソニーのサイバーショットを使っていて
持ってるメモステDuoを生かしたいと思ったら
別途「AD-MSCF1」を買わないといけないので注意。

メモステを持ってない場合は
コンパクトフラッシュを新たに購入する必要がある。


ボディは、α700よりも比較的小さくまとまっていて
デジタル一眼レフカメラを手に握る感覚は
女性の手にも持ちやすい。

操作系は、α100の2ダイヤル方式ではなく、
左側に1つとなって、
慣れてくるとよく触るであろうボタンは、
右側に集中している。


液晶画面は、
2.7インチとα100よりも少し大型化されて
画面も見やすくなった。

最初に
コンパクトデジカメの機能と一番勘違いしやすいのが、
この背面液晶で、
撮影時はファインダーを覗いて撮影するのが基本で
α200は、リアルタイムに撮影対象物が液晶画面が映る事はない。
(撮影した後に再生は当然可能だけど。)

液晶画面を見ながら撮りたいと思うのであれば、
「クイックAFライブビュー」機能のあるα350を選択したほうがいい。


最近のデジタル一眼レフカメラは、
フルオートにしておけば
カメラが随分と手助けしてくれるので
撮影だけに集中できる。

そこから、だんだんと慣れてくれば
自分のスキルの上がり度合いにあわせて
カメラ側を細かく設定をいじる事もできる。


コンパクトデジカメやケータイでしか写真を撮った事がなくても
一度、デジタル一眼レフカメラに触れると
ちょっと今までにはないこだわりの写真が撮れるようになってきて
撮影する事が楽しくなってくるのは間違いなくて。

それと、
レンズを交換する事で
また今までと全く違った写真が撮れる楽しさを味わえる。

ズームレンズを使って
運動会とか発表会でも遠くの子供をアップで撮れたり、
単焦点レンズを利用して
花や食べ物を綺麗に撮る趣味に活用できたりと
コンパクトデジカメにはない魅力が
デジタル一眼レフカメラにはある。

それには
ひとつのハードルとなる価格が
ここまで安いというのも重要な気もして
ちょっとこれからやってみようかなという人にはぴったりの
デジタル一眼レフカメラなのかもしれない。




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