2008年05月28日

音のクオリティとインテリアとしての上質を兼ね備えた“Sountina”発表。



ソニーが360度の無指向性スピーカー「Sountina」を発表。

・透明な有機ガラス管を振動させ、クリアな音を360度へ広げる
スピーカーシステム “Sountina”(サウンティーナ)発売:SonyDrive


去年のSony Dealer Conventionにも参考展示されていたものと同型が製品化したもの。

全長は、約184.5cm、
透明な有機ガラス管が振動する事で
360度に向かって音が広がるスピーカーシステム。


デジタルアンプS-Masterを内蔵していて、
音源だけをアナログまたはデジタルで接続。
下側の円筒の部分にウーファー、ミッドレンジを内蔵、
有機ガラス管がトゥイターの振動版と
ミッドレンジの共鳴管としての役目を果たす仕組みになっている。


一般的な概念からすると
ツィター、ミッドレンジ、ウーファーの付いたスピーカーを
正面に二つ並べてその正面で聴くので
ベストポジションというのがおのずと決まっている。

それに対して、
「Sountina」は
“サークルサウンドステージ”と言って
360度どの場所に居ても、遠くても近くでも
ほぼ一定の音質や音量で聴けるというのが最大の特徴。



その独特なスタイルはもとより
有機ガラス管の中には、
まるで火を灯したかのようなイルミネーションが光り、
その色も好みで変える事もできる。

本体下側の円筒部分は、
本革製のスリーブで覆ってあって
スタイルによってはそれをはずして
メタリックシルバーの本体を現す事もできる。


そして、
この見るからにセレブなスピーカーシステム『NSA-PF1』の価格は、
1,050,000円(税込)。

実際に半年前に視聴した時にも
「Sountina」のある空間に入ると
澄んだクリアな音がどこに居ても聴けるという
不思議な感覚を味わったのを思い出した。

ピュアオーディオは、スピーカー2つを並べるもの
という今までの概念を取り払えて
かつ自分のインテリアスタイルと合致さえすれば、
自宅の視聴スペースに導入してみるのもいいかもしれない。

というか、
そんな心の余裕が持てるほどのセレブになって生まれてきてみたい。



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この記事へのコメント

そろそろMDR-EX700SLの後継機を・・
MDR-900SLとか・・
Posted by KGA at 2008年05月29日 09:18

>KGAさん
ですねー。
でもなんだか聞いたところによると
EX700SLはかなり時間を要して作ったみたいで、
次のモデルとなると、それ以上のスペックを要求されるでしょうから
もうちょっと時間がかかるかもしれませんねー。
個人的には、Bluetoothヘッドホンの上位モデルが欲しいですw
Posted by kunkoku at 2008年05月30日 10:04