2008年06月02日

コンパクト&レスポンスの改善、確実に良くなったFOMA「SO906i」



今まで、
ドコモのFOMAを「SO902i」→「N904i」→「SO905iCS」
と使って来て思った事。

SO902iもSO905iCSも見た目のスタイルとかコンセプトは
今でも気に入ってるけど、
操作レスポンスが異常に遅い。

N904iがものすごく普通に使えてただけに
余計にSOのもっさり感がストレスだった。

そして、
ソニーエリクソンがドコモの進退を匂わせて以降
もしかすると最後かもしれないと噂される「SO906i」が発表。

その新機種「SO906i」の説明に
なんと“レスポンスが向上”というスペックアップ?項目が含まれてるらしくて
ただ、それだけで欲しいと思ってしまった。


それはそれはもう居てもたってもいられず
速攻、買い増し。
(本当はPRADA Phoneという選択肢もあったんだけど。)

色はCosmic Blackとも迷いつつも
やはりここはAurora Red。

使い方もまだロクに把握してないけど
ひとまずは撮影した画像で見た目インプレ。


まず、
本体を手に取って思ったのは
予想に反してそのボディのコンパクトさ。

数値(高さ 103mm x 幅 49mm x 厚さ 18mm)だけで
なんとなく小さくなったとは思っていたけど
『FOMAのケータイ=デカイ』
という固定概念を良い意味で裏切ってくれてうれしかった。


このAurora Redというカラーは
深い赤色をした光沢を放っていて
液晶背面は一直線のフラットパネル、
触った時の金属の冷ややかさがまた一段とその質感を味わえる。

そのパネルの上部には
ダイヤカットされた[BRAVIA]というロゴがあしらわれていて
非常に目を引く。

先端部分に印刷されたSonyEricssonはあまり目立たないし、
あのソニエリマークはどこにも入ってない。

どっちかというとBRAVIAというブランドに興味がなくて
ソニエリをアピールしてくれたほうがいいのに。

本体裏側にあるカメラ部分だけはほんの少しだけ隆起しているけれども
全体的に凹凸のないスマートなボディにまとまっていて
このスッキリ具合は個人的に好み。


液晶画面は回転2軸式、
くるっと回転させる事で液晶画面を表にして
横向きの視聴スタイルを作る事ができる。

実は、
ストレート、スライド、折りたたみは使った事あったけど
回転2軸式を使うのは今さらながら初めてで
今までノーアクションもしくは1アクションでよかったのに
2アクションかかるのがほんの少し面倒かなとも。。


横置きの視聴スタイルにした場合に自立できるように
本体の裏側からスタンドが現れる。

角度調整も出来るようになってるし、
そのまま力がかかったとしてもそのまま閉じてしまうようになっていて
ボキっと折れたりする事はないみたい。


ワンセグ用のアンテナは、
折りたたみの根元の横から延びる。
2段式に延びるようになっていて、
根元からはフレキシブルに向きが変えられる、。

先端部分が本体と同色のパーツになってて
VAIO typeTのワンセグアンテナと似てるっぽい。

背面のカバーをはずしてバッテリーを取り除くと
FOMAカードと、MicroSDが挿入できる。

FOMAカードはまだしも、
MicroSDがこの位置にあると
出し入れを頻繁にしようと思えない。

こうなると
データ移行するのには「FOMA充電機能付USB接続ケーブル」
あたりが必須になってくるのかも。


Aurora Redは、
外装がレッドでも、本体の内側はブラック。

キーのレイアウトや文字のフォントは
ありきたりで、オシャレさなどはまるで感じない。
超普通。

キーの一つ一つは結構大きめで、
それになだらかな膨らみがあって
しっかり押した感覚が指に伝わるからナカナカに押しやすい。
実用重視といったところか?

コントロールボタンも同様だけど、
せっかくSO905iで復活したジョグコントロールは不採用なのは
ソニエリとしての特徴をなくした感じでちょっと残念。


SO905iCSと比較してみると
そのボディサイズがかなり違うのがわかる。

SO905iCSは、もともと
サイバーショットというコンセプトもあってか
シューティング状態でもホールドしやすいとか
カメラレンズをスライドカバーで覆っていたりしてる分
意図的に大きくなってる雰囲気がある。

ただ、スライド式としてみると
液晶画面のワリに本体サイズはやはり大きくて、
ポケットに入れるには結構厳しいのも事実。

同じスライド式のSoftbankの「913SH G TYPE-CHAR」は、
非常にスマートでボディデザインもかなりのお気に入り。

SO906iと「913SH G TYPE-CHAR」のサイズは、
誤差数ミリ単位でほぼ同じ大きさで、
やっぱりこれくらいコンパクトのほうが
持ち運びの負担が少ない気がする。


オマケの充電用スタンド。
少し傾斜を設けてあって、ワンセグ視聴にも利用可能。

スタンドの下側には、
SO906iのイルミを透過するようにクリアパーツがハマっていて
スタンドの下側からイルミが光って見えるという細かい芸もある。

欲を言えば、
このスタンドに、本体とつながるUSBミニB端子くらいを装備してくれたら
PCとかBDレコーダー「BDZ-A70」との連携が楽だろうにとも
思ったけど、どうせ予算の都合で無理なんだろうな。

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回転2軸という今の標準スタイルだけど
見た目の印象は全然悪くない、
というかむしろシンプルさが好み。

で、
今まさに触ってる最中の感想を言うと
SO905iCSとまるで同じUIなのに
レスポンスはSO906iのほうがはるかに良い!

他メーカーのと比べるとたいしたレスポンスでもないし
むしろまだ若干のタイムラグがあるけど
歴代のFOMAソニエリ機だけで考えれば
おそらく最速(笑)

これくらいならまだストレスにならないし、
これからアップデートでもっとブラッシュアップしてくれれば
なおさらうれしいけど。

出来れば、
SO905iCSもソフトウェアのアップデートで
近いレベルにまで押し上げて欲しい。

中身を使ってみて
また書く予定。。



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・コンパクト&レスポンスの改善、確実に良くなったFOMA「SO906i」 の続き。 数日、メインケータイとして使って なんとなくSO906iの中身がつかめてきたので 使い勝手の雑感。 ともかく、 最近のケータイの必須アイテムMicroSD。 ソニエリと言えど、 すっかりメモステDuo...
ソニエリ「SO906i」を一通り使ってみた雑感。【ソニーが基本的に好き。】at 2008年06月06日 14:27
この記事へのコメント

実際にも改善されてた様で良かったです。
ドコモショップに並んでるカタログにはレスポンスの改善については触れられてなかったので。
Posted by nyaa at 2008年06月02日 22:14

自分もこのシンプルなデザイン好きです。写真の通り
ソニエリのロゴ地味ですね^^;ロゴも付いていないしこれを見るだけで
「あくまでメインはドコモだよ!あんまり前に出るなメーカーは!」
ってのが見え見え(ーー;)それを考えるとiCSは”奇跡”ですよね。
ロゴ付いてるしこれでW61SのようにBluetoothが付いてたら
いくらもっさりでもauに移るの踏みとどまったのに・・・。
でもこれからもVAIOのノートブックとデスクトップのようにソニエリの
auとドコモで出し続けて欲しいです!話は変わりますが
ソニエリのアクセサリーのBluetoothのヘッドセット、逐一ソニエリの
サイトをチェックしていてもなんの音沙汰もなし(-_-;)
早く発売しないかなぁ。あのソニエリのロゴが付いているだけで
個人的に買い!なんで。
Posted by death_anniversary at 2008年06月02日 22:32

>nyaaさん
確かにレスポンスはよくなってますw
これなら、イライラしないで使えそうですww
Posted by kunkoku at 2008年06月04日 15:06

>death_anniversaryさん
SO905iCSのサイバーショットとしての個性は大好きなんですけどねー。
ずっと貯まってきたもっさり感のイライラは、SO906iではもうかなり改善されてて、ケータイとして使うにはこっちのほうがストレスがないですね。。
デザインは普通ですけど、シンプルだしそこそこコンパクトだし十分納得できますw
うーん、後はBluetoothはつけてて欲しかったんですけどね(^^ゞ
そうそう、あのヘッドセットは欲しいですよね!
自分もアレは出たら買っちゃいそうですねw
Posted by kunkoku at 2008年06月04日 15:14