2008年06月09日

Windows Vistaにメモリー4GBを載せて体感速度をさらにアップ!



VAIOに限らず一般にプリインストールされてる
Windows Vistaは、「32bit版OS」が主流。

で、この「32bit版OS」でよく言われるのが
メインメモリーの認識の限界で、
機器によって若干の差があるものの
だいたい3GB程度までしか認識しないという事。

最近のVAIOノートには、
物理的に4GBが搭載できるにもかかわらず
実際にOSが利用できるのは3GB程度で、
残りの1GBが無駄になってしまってた。

それは、
もう仕方のない事だという潮流があったけれど、
「Gavotte Ramdisk」という
仮想メモリーのソフトに限っては、
OSの認識できないメモリー領域を利用できるという事が判明。

前回は、Windows XPでテストしてうまくいったので、
現行OSのWindows Vistaでも
うまくいくかどうかを試してみた。

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<カスタマイズで4GBにするか、後から増設するか>


まずは、物理的にメインメモリーを4GBにする事が当然必要。

基本的にノートPCを前提として考えると、
メインメモリーの装着できるスロットは2箇所ある。

そこに、2GBのメモリーが2枚挿ささる事で4GBになる。

と、そりゃ当たり前の事なんだけど、
実際にVAIOノートを購入する場合には注意が必要。

最初から4GB(2GBx2)を選択すれば何の問題もないけれど、
自分で後から増設したほうが良いと思った時に
安易に2GB(1GBX2)というのを選んでしまうと、
1GBが2枚挿さってるので、
4GBにしたいと思った場合は、2GBを2枚買わないといけなくて
効率が悪い場合もある。

VAIO typeSVAIO typeAの場合に限り、
メモリーの選択で2GB(2GBx1)が選択できるので、
後から2GBのメモリーを1枚だけ買って増設すれば良い。


3年保証付きという安心をとるなら
最初から4GBを搭載するのも得策だし、
もしくは
逆に一番安い構成の1GB(512MBx2)を選んでしまって
後から自力で2GBを2枚買ってしまうかのほうが効率が良い場合もある。

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<仮想メモリー「Gavotte Ramdisk」をインストール>

導入は比較的簡単。
Windows XPでは以前やったのでそっちを参考に。
Windows Vistaへのインストール過程では
微妙にひっかかりそうな要素も含んでいたので
その注意点も含めてやってみる。


仮想メモリーソフト「Gavotte Ramdisk」をまずはダウンロード。

rramdiskという圧縮ファイルになってるので、
それをPC内に解凍。


そしてまず先に
ram4g.regをダブルクリックして
レジストリに情報を追加する必要がある。

注意をうながすウィンドウが開くので肯定的に進めばOK

この作業を忘れがちだけど
やっておかないと
OSの認識したメモリーしか扱えないので必須事項。


アプリケーションファイルの「ramdisk.exe」を起動する。

この時にもVista独自のワナがあって
普通どおりに「ramdisk」を立ち上げてしまうと
その後のインストールに失敗(Failed)してしまう。


なので
ramdisk.exeを右クリックして
「管理者として実行」を選択して起動する。

それから
Install Ramdiskをクリックしてインストール。

後は、
仮想メモリの容量と、ドライブを決めて
設定してやればいいだけ。


コンピュータを確認してみると
RamDiscというアイコンが出来上がってるのが確認できる。

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<見えないメインメモリーの領域を活用する>


「ramdisk」で
どれだけの部分を仮想メモリーに割り当てるかは
それぞれ個人の好みではあるところだけど、
メモリーを4GBを搭載して、
OS上で1GBが見えてなくて使えてないのなら
そのまま1GBを仮想メモリーにしてしまうのがベストかと。


a.)通常どおりWindows Vistaを運用している状態。
仮に、
これが仮想メモリを割り当てる前の状態。
4GBを搭載していても
物理メモリーは3069MBとなっている。


b.)ramdiskで[1GB]を割り当てた状態。
そして、
仮想メモリを1GBとした。

一般に、仮想メモリを割り当てると
その分メモリの使用率が上昇するけれども
わずかに数十MB程度しか変化していない。

まさに、見えない部分のメモリを利用できている事が確認できる。


c.)ramdiskで[2GB]を割り当てた状態。
仮想メモリを2GBにしてみると
見えない部分の約1GBだけではまかなえないので
メモリ使用率がはみ出た1GB程度を使用してるのがわかる。

せっかくメインメモリーを
削って使いすぎて、本来のパフォーマンスを落としてしまっても
本末転倒なので、Vistaの場合は1GBくらいが妥当かも。

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<仮想メモリの使い道>

仮想メモリのメリットは
何と言ってもアクセススピードが激速だという事。
もう、HDDはおろかSSDとも比べ物にならないほどの速度。


【HDD(5400回転)】    【仮想メモリ】

逆にデメリットとしては
メインメモリー(RAMディスク)は、
PCの電源がOFFになると、そこにあるデータが全て消えてなくなるから
間違っても大切なデータの保存先になんか出来ない。

なので、
消えてもOK、むしろ消えてくれたほうが好都合な
データの置き場として使うのがいい。


1.)WebブラウザとかのキャッシュをRAMディスクに割り当て
インターネットの一時ファイルの保存先を
Cドライブから、RamDiscに変更する。

そうすると、
一度見たページを、また開く時に、
HDDではなくてメインメモリーから読むので
表示速度が超高速になる。

設定された領域を超えると頻繁に更新される事もあって
ファイルの断片化にもつながるものでもあるので
それを防ぐという意味でも有効。


2.)作業ファイルの置き場所をRAMディスクに割り当て
いわゆる
PC上のソフトウェアが動作する際に
いろんな作業をするファイルのデータを一時的に置いているのが
TEMPフォルダ。

作業の高速化の効果もあるし、
不要なデータがどんどん貯まってしまったり
断片化の原因にもなるので、
メインメモリーに指定しておけば
PCの電源が消えたら、不要なデータも消えてさっぱり。

注意点としては
新たにアプリケーションのインストールをする時にも
このTEMPファイルを使用するので
仮想メモリの容量が少ないと、エラーが発生する可能性もある。
(その時は一時的にHDDにもどせば回避できるけど。)

この上記二つが一般的で
その他にも、
OS内の仮想メモリとか
画像処理ソフトやゲーム用の一時ファイルに指定するとか
いろいろ考えつく事はあるかもしれない。

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特に大きいリスクを負ってやるカスタマイズと違って
ただひとつのソフトを入れてやるだけで
せっかく搭載したメモリーを全部使いきる事ができるので
試してみる価値はある。

4GBを搭載したWindows XPとWindows Vistaの違いとしては、
XPだったら、
仮想メモリに2GBくらい割り当ててもまるで問題なさそうだけど、
Vistaだと、
快適に動作するメモリーの容量がたくさん必要になるから
メインメモリーは極力減らさずに
1GBくらいを割り当てるのが妥当かもしれない。

どっちも使い方次第だけど。


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自分のVAIO typeZに、 VAIOオーナーメードで2GBしか載せなかったけど、 やっぱり最大4GBにしたくて、DDR3のメモリー2GBを買ってきた。 で、 お約束で、32bitOSの見えない余ったメモリーの部分を 仮想メモリーソフト「Gavotte Ramdisk」を使って活用すればいいや と思ってた...
32bitOSの管理外のメモリーも使ってVAIOノートを快適化する。【ソニーが基本的に好き。】at 2008年10月10日 16:20
この記事へのコメント

こんにちわ初めまして
広島のhideと申します
私も今回 タイプZ90Sを購入、何も考えずに4Gを選択したのですが
本記事と同様の事がいえるのでしょうか?
もしよろしければご教授下さいm(__)m
Posted by hide@320i at 2008年08月21日 16:13

>hide@320iさん
はじめましてm(__)m
お近くですねw
えっと4GBで仮想メモリできますよw
せっかくなので見えない部分は利用しちゃってくださいww
Posted by kunkoku at 2008年08月22日 13:23

ありがとうございます
早速チャレンジしてみたいと思います
今後とも参考にさせてくださいね。
Posted by hide@320i at 2008年08月25日 16:24

>hide@320iさん
いえいえお役にたてれば幸いですw
これからもどうぞよろしくお願いしますm(__)m
Posted by kunkoku at 2008年08月26日 10:11
はじめまして、いつもここを参考にして、
所有しているSZ53Bをカスタマイズしています。

・HDDをHTS722020K9SA00 (200G 9.5mm)に換装。
・CPUをT7200に換装。

そして今回、メモリを4GBにして、
管理外の1GBを仮想メモリとして使用したく、
「Gavotte Ramdisk」をインストールしました。

しかしながら管理内メモリからしか仮想メモリを設定できません。

コンピューターのプロパティでは、
4.00GB(3.12GB使用可能)と出ているのですが、
BIOS設定の画面では3200MBと表示されております。

「Gavotte Ramdisk」のページによると
BIOS設定画面にて「memory remap」の必要があるということなのですが、
そのような項目がBIOS設定にはありません。
BIOSのバージョンは「R0012N0」です。
OSはWindows7 HomePremiumです。

何かお知恵があれば教えていただけないでしょうか。





「memory remap」
Posted by makonabe at 2010年02月10日 13:53
>makonabeさん
はじめましてm(__)m
「Gavotte Ramdisk」でご苦労されていらっしゃるとの事ですね。

うーん、おかしいですね。
XP、Vistaで試した時には、BIOS側での設定は全く行わず、レジストリの書き換えの手順さえふめば問題なく読んでくれていたようなのですが(汗

ふとWindows7に関与するのかな?とも思いましたが確証はないんです。。

どなたかこういった場合の対処をご存知であればご教授いただけましたら幸いですm(__)m


全然違うアプリで恐縮なのですが、最近IODATAがダウンロード販売している「RamPhantom7」ですと、Windows7(32bit)でOS管理外のソフトを使えるようです。
一応、ご参考ではありますがお知らせいたしますね。
Posted by kunkoku at 2010年02月12日 11:36
VAIO RM55D でメモリを8GBにして仮想メモリにしようと考えていますが、どうもスリープモードに対しては、課題があるようですね。ちょっと躊躇しています。
Posted by VAIO FAN at 2013年06月11日 19:30