2008年06月12日

VAIO typeR masterをRAID 0設定にして高速化する(その1)



VAIO typeR master
CPUを45nmクアッドコア9450(2.66GHz)、
グラフィックボードもNVIDIA GeForce 9600 GTにしたけど、
システム(Cドライブ)のHDDは、
ケチって3.5インチHDD「250GB」1基で運用中だった。

だけど最近、
VAIO typeSとかにSSDを載っけてたりすると、
冗談抜きで体感速度が急上昇してて、
同じように
一番利用頻度の高いメインマシンのVAIO typeR master
さらに速くしたい衝動が。。

・VAIO typeS<XPモデル>にフラッシュメモリーを搭載する(その1)
・VAIO typeS<XPモデル>にフラッシュメモリーを搭載する(その2)

で、
やれるもんなら
VAIO typeR masterにSSDを2基載せて、
RAID 0で使ってやろうかとも思ったけど、
システム(Cドライブ)だけでも結構容量を使うし
かといって、SSDの容量もまだまだ少ないし
それに投資する金額があまりにもかかりすぎる。

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<まだだ!まだ終わらんよ!のHDD>


そこで、
真っ先に目に飛び込んできたのが、
WesternDigitalの「WD3000GLFS」。

容量は、300GB。
回転数は10000回転/分、キャッシュは16MB。

インターフェースはSerial ATA 3Gb/sで
最大転送速度が120MB/s、
平均シークタイムがリード4.2ms、ライト4.7ms
とHDDの中でも超高速。

10000回転とかって毎日常用してどうなんだ?
という心配もあるけど公称では
120万時間のMTBF(平均故障間隔)と強気な事が書いてあるから
たぶん大丈夫なんだろう。


それと、このHDDはちょっと形が変わっていて
3.5インチHDDとは言うものの
よく見ると、2.5インチサイズのHDDが、
3.5インチサイズのヒートシンクにくっついてる。

でまた、その中側の2.5インチのHDDは厚さが約14.5mmもあって
仮にヒートシンクから無理やりはずして
ノートPCにでもくっつけてみたくなるけど
内部に収まる許容サイズは9.5mm厚なので
まるっきり入らない。
(まぁはずすとお約束でサポート対象外らしいけど。)


まさにヒートシンクの中央にのっかってる状態で、
シリアルATAと電源コネクタの位置が完全にユニットの中央に来る。

これが一般的な3.5インチと大きく違う部分で
この位置の違いでけで装着できない
なんて事はザラに起きるので注意が必要。


読み書きの速いSSD(SLC)だと32GBでも10万円前後する事を考えると
HDDとしては割高だけど、このHDDを2基利用してRAID 0で組んだほうが
容量的にも速度的にもおいしそうなので、
「WD3000GLFS」x2基のRAID 0で行く事にした。

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<VAIO typeR masterの前面にHDDを装着>


何はともあれ、HDDを2基装着しないといけない。

VAIO typeR masterのHDDの増設や交換は超楽。

メインユニットの横にあるスイッチ部分を
指で押さえて手前に引けくと外装パネルがとれる。
パネルの両端には固定するツメがあるので、
折らないように注意。

全体の1/3がHDDが格納されているスペースで
2枚目の黒いパネルをはずす。

金属のカバーが見えたら、
横に少しスライドしてやってコレもはずす。

そうすると、
4基のHDDを収めるユニットが現れる。
こんな具合にアクセスは非常に簡単。

ひとつひとつのHDDユニットは、
レバー起こして、手前に引けば、
簡単に取り出せる。

HDDを入れる金属のケースは、
3.5インチHDDがぴったりを収まるサイズで出来ていて
内部は衝撃を和らげる緩衝材で覆われている。

HDDに直接ネジで固定という事はせず、
密着して固定という感じ。


ユニットの4スミがネジで固定されてるので
フタをはずす。
それから、中にHDDを収める。

ケース内は本当にピチピチで
おそらくこの金属ケースに熱を伝えて
廃熱するという考えのようだけど
それで冷却が間に合うのか?という心配はつきまとう。

もしもこの場所にHDDを2基しか付けないのだったら
1段ほどユニットの間を空けたほうがよさそうでもある。


【左:WD3000GLFS 右:一般的な3.5インチHDD】

と、
「WD3000GLFS」を収めたHDDケースを本体にもどそうと思ったら
お約束のように問題が発生!!

さっき言ってたように
「WD3000GLFS」は
シリアルATAと電源コネクタの位置がHDDの中央付近に配置されていて
VAIO typeR masterのHDDケースは、
一般用のHDDしか想定されてないので
上側しか空き窓がない・・・

HDDをひっくり返しても
どうあがいても無理。。

なので、金属パーツを削りでもしない限り
この前面部分に「WD3000GLFS」を付けるのは無理だと判明・・・

・・・

「ほーら、HDD増設なんて超楽勝!」
という展開のはずが
おもいっきり思惑を外された。。

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<VAIO typeR masterの内部にHDDを装着>


もう付かないものはあきらめて、
VAIO typeR masterのメインユニット内部に
HDDが2基装着できる部分があるので、そっちに付ける事にする。

メインユニットの天板を開けると
背面から見て、右の手前に「増設HDDベイ」が見えるので
ネジ2本をはずして取り外す。


「増設HDDベイ」を取り外すとその下に、
シリアルATAのコネクタスロットが2箇所確認できる。

前面部分と違ってこの部分には
シリアルATAケーブルは配線されていないので自前で用意。
接続距離が近いので25cmくらいの短いタイプが扱いやすい。

それと、
電源ケーブルは、
電源ユニットから取り回してくれば、
HDDを2基分とも確保できる。


「増設HDDベイ」は、
上下に2つHDDを取り付けられるので、
「WD3000GLFS」をそれぞれネジ4つ使って固定。

金属を伝って熱を逃がしてくれそうでもあるし
HDDベイにはスキマも多くて
「WD3000GLFS」のヒートシンクのスリットが
冷却風をうまく後ろに流して行きそうにも見える。


HDDの前後は大きく間口が開いてるので、
シリアルATAケーブルも電源ケーブルも干渉して取り付けられない
という事もない。
(ここで付かなかったら本当に泣きそうになるけど。。)

どちらのケーブルも接続できたら
本体にHDDベイごと装着して完了。


VAIO typeR masterは、
前面から冷却風を取り込んで
背面に廃熱するという構造になっていて、
ちょうどこの位置であれば、
CPUを冷却する12cmの大型ファンから
その直後に風が送り込まれてくる。

完全密閉な前面部分よりは冷却効率は良さそうなので
システムを組むHDDは、
こっちにつけておいて良かったのかもしれないと納得する事にする。

既にこの場所についていた増設用のHDDは
逆に、前面部分に引越しさせるけど。

ものすごく遠回りした気がするけど、
次はやっとRAID設定。

続く。。

・45nmプロセスCPUを搭載したVAIO typeR masterのパフォーマンス比較!
・VAIO typeR masterのグラフィックボードを変えてみる(交換作業編)
・VAIO typeR masterのグラフィックボードを変えてみる(ベンチマークテスト編)
・VAIO typeR masterに9600GTのグラボを載せてみる。
・VAIO typeR masterにハイエンドグラボ「GeForce 9800GTX」は載せられないのか?



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VAIO typeR masterをRAID 0設定にして高速化する(その3)【ソニーが基本的に好き。】at 2008年06月14日 18:54