2008年08月09日

VAIO typeZの本体を分解してみた。(前編)



typeZのストレージって、後から換装できるのか?

最大の関心はこれにつきるし、
今までにtypeTtypeGもSZシリーズもみーんなバラしてきたし、
やらないわけにはいかんでしょ?って事で
もう早速typeZをバラしてみた。

【CAUTION!注意!】
本体を分解して故障させると、
ソニースタイルの保証、メーカー保証対象外のため
有償修理、もしくは修理不能となる可能性があります。
この記事を読んで同様の事をして、
万が一生じた損害は全て自己責任となり、
当方やメーカーは一切その責を負いません。

その事を承知いただいた場合のみ
以下どぞ。

<参考(以前のバラし記事の一部)>
・VAIO typeTの本体を分解してみた。[前編]
・VAIO typeTの本体を分解してみた。[後編]
・VAIO typeGの本体を分解してみた。(完全保証対象外)
・VAIO typeGの中にあるフラッシュメモリーを実際に見てみる。
・VAIO typeGの中にあるフラッシュメモリーを実際に見てみる。
・VAIO typeSのHDDを換装して爆速化する。
・VAIO typeS<XPモデル>にフラッシュメモリーを搭載する(その1)
・VAIO typeS<XPモデル>にフラッシュメモリーを搭載する(その2)

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typeTの記事の時に
参考画像が大きいほうが助かりますという指摘を何件かいただいたので
一部のみではあるけど、
今回はサムネイル画像をクリックすると
大きめの画像で確認できるようにしてみた。


<まずはメモリー位置の確認。>


まずは、超楽勝なメモリーの確認。
typeZのバッテリーをはずして、本体を裏返す。

天板に傷がつかないように、
やわらかい布のような物を敷いて作業するのがベスト。

裏面中央にあるカバーのネジを1本はずす。


簡単にカバーが取れて、そこにメモリーが現れる。

メモリーの配置は、
SZシリーズやtypeSの場合だと、
2枚のメモリーが横に平行に並んでいたけれど、
typeZでは、縦に2枚重ねる構造になっている。

これは、狭いフットプリントの
横に対する面積を減らす工夫のため。

両端にある金属のストッパーを左右にひっぱれば
メモリがポンと浮き出てくる。


typeZに対応するメモリーは、PC3-8500(DDR3-1066MHz)。

DDR3メモリーを、単体で購入して
後から増設もできるけれど
今回のVAIOオーナーメードの4GB(2GBx2)へのアップグレード価格は
ワリと良心的な価格なので、
最初っから載せたほうが手っ取り早い。

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<typeZを分解する。>



【VAIO Experience Meeting】に参加した時とか、開発の人に話しを聞いた時に
すでにバラしてあったtypeZがあったので、
それをさんざん穴があくほどチェックして、
キーボードの裏の穴の位置からツメの位置からを事前に確認できてので
今回は比較的簡単にバラせてしまった。

というか、ストレージに行き着くまでが
シンプルな構造になっているおかげか
SZシリーズよりは簡単な気がした。

そうすると
後は、いかに本体に微細な傷さえも付けないように
分解するか?を考えながらバラしていく事にする。


最初にメモリーのフタをはずしたのは、
そのメモリーの位置にもネジ穴があったため。

まずはひとつひとつのネジをはずして行くんだけど、
最初は結構キツめに絞まってる場合が多いから、
無理に回そうとしてネジ山をつぶさないように気をつけたい。

精密ドライバーをしっかりとネジ方向に力をかけた状態で、
それとは別にラジオペンチなどで
ドライバーに回転させる力を加えてやると
意外と少ない力で綺麗に取れる。


本体底面には、
短いネジが5ヶ所(赤色)と、
長いネジが5ヶ所(青色)の
合計10箇所のネジがあるので、
それをはずしたら
確実になくさないようにケースに入れておくのが得策。


今度は、
本体をひっくり返して上に向ける。

typeZのキーボード天板は、
「アルミニウムの1枚板で出来ている」というのがヒントで、
要するに
この1枚のアルミのキーボード天板をはがしてやれば良い。

光学ドライブをイジェクトさせて覗き込んでみると
その構造がなんとなくわかる。

そもそもキーボード天板の4辺のうち、
いきなりスキマが現れてアキそうなのが、
本体左側面の光学ドライブのある側なので
こっちから剥がしていくのが良いようだ。


ちょっとキーボード天板を手で持ち上げてみると、
すでにネジが外れてる事もあって、
本体とのスキマがチラっと見える。

かといって何かがひっかかってる感覚はあるので
絶対に無理に引き剥がそうとしちゃいけない。

本来なら専用の工具があればいいけど
そんなものは持ってないので、
出来る限り細くて硬い工具を用意する。


一番安全なのは、
車をバラす時なんかに使う樹脂製のタイプのヘラのようなものが
本体に傷をつけにくくてよさそうだけど、
そういうものがない場合とか手ごろな大きさがない場合は、
精密ドライバーのマイナスとかに
テープを何重かに貼って、
極力本体への負担がかかる事を軽減させる工夫をしたほうがいい。

というあくまでも1つの例なので、
こんなのは邪道だ!という場合は自分なりの方法でどぞ。

左側面の後ろ側はすでに開き気味で、
ちょうど光学ドライブの上あたりにひっかかりがあるので、
まずはそこにほんの少し力を加えて
ロックをはずす。

そうすると左側面はフリーになるので、
今度は、前面のひっかかりを解除していく。


この時の注意点としては、
キーボード天板を引っ張った際に
底面とキーボード天板の間にあるパーツの下側が
浮き上がる事があるかもしれないけど、
そこは今ははずれないという事。

あくまでも、アルミ素材の天板だけをはずすので
上側のスキマだけに注力する。


前面にもロックがかかっていて、
このあたりは少しひっかかりがキツめなので、
あくまでも焦らずにジワジワと、
少しづつ、スキマを覗き込みながらはずしていく。

そうすると、
上記右図のようなあたりまでが全てはずれる。


そして、最後の難関が、右側面で、
ツメが深い分、
あまり先の細いものでテコの原理を働かせると
キーボード天板側はアルミだけに傷はつかないけど、
その下側の本体のガイドあたりに
傷がついてしまう可能性があるので注意。

根気よくやれば、
力をかけなくてもスっと抜ける。


そして、
キーボード天板をゆっくり持ち上げて
本体と分離できた事を確認。

この時、安心して
キーボード天板をまた本体の上に載せてしまうと
ものの見事にツメがまたロックしてしまって
もう一回はがさなきゃいけないハメになるので
最後まで気を抜くのは禁物。。
(1回やったし・・・)


キーボード天板と本体は、
フラットケーブルがつながってるので
ひっぱって負荷をかけないように
キーボード天板を反転させる。

フラットケーブルは、本体の基盤にカチっとはまってるだけなので
比較的簡単に取り外せる。


そうすると
すると見事に上下2枚のパーツに分離する。

はずれたキーボード天板を見ると、
キーボードの載る板とアルミフレームが、
60箇所にも及ぶ点で溶着されていているのが確認できる。
剛性感の高さはこの接合による恩恵が大きい。

裏返した手前左側に見える黒い物体は
Felicaポートのユニット部分。
ここは電波を通すために金属ではない。


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おさらいの意味を含めて、
キーボード天板と本体のツメの位置関係を画像で解説。


【本体左側面】
光学ドライブのイジェクト位置の
ちょうど中央あたりにツメがある。
これが第一にはずすツメ。


【本体の液晶画面側から前に向いて見た図】
前面にあるツメは全部で3つ。
光学ドライブ付近に1つ、
ストレージ部分に2つある。
一番固いのは、光学ドライブ付近のツメ。


【本体左から右側面に向いて見た図】
放熱ファンのツメを先にはずす。
そうすると、ストレージ側にあるツメは
自然とはずれる傾向にある。

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ひとまず
バラしてあったキーボード天板や本体を先に見ていたおかげで、
底面からのネジ穴がどこに連動してるとか、
ツメのひっかきがどこにあるとかが
前もってわかっていたので、
とてもバラしやすかった。

こうして、
キーボード天板さえはずれてしまえば、
ストレージはまさに目の前にある。

ここからは
ストレージをチェックしていこう。

後編に続く。。

・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(プロローグ)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(ディスプレイ編)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(パフォーマンス編その1)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(パフォーマンス編その2)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(パフォーマンス編その3)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(デザイン編その1)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(デザイン編その2)
・究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(デザイン編その3)
・VAIO typZの1600x900という解像度や色再現性を比較してみる。

・typeZ & typeS徹底比較



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この記事へのコメント

さっそくお疲れ様です!
ちょっと手ごわそうですね。
高い買い物だから、ちょっとのキズもつけたくないし(^^)
Posted by Z、買う at 2008年08月10日 14:40

>Z、買うさん
ありがとうございますm(__)m
ちょっと大げさに書いてますけど、
本体の裏側のネジをはずして
後はジワジワゆっくりとパネルをはずしていけば
無傷でどうにかできると思いますw
でも、
確かにこの手間をかけてやる事を考えたら
最初からおもいどおりのカスタマイズをしたほうが
楽かもしれないんですけどね。
将来的な要素として
ご参考になれば幸いです。
Posted by kunkoku at 2008年08月10日 19:25
大変参考になりました。ありがとうございます。
光学ドライブの品番はわかりませんか?
Posted by ZEAL at 2010年05月07日 18:27
>ZEALさん
ご覧いただいてありがとうございますm(__)m
あぁすみません、以前調べた事あったんですが、失念してしまいました(汗
思い出したらまた書きますね。
Posted by kunkoku at 2010年05月10日 10:08
HP、ツイッター両方いつも楽しく見させてもらってますm(_ _)m

今更ながらVGN-Z70Bを手に入れたので早速こちらを参考にさせてもらいSSD換装行いました。 おかげさまで多少苦労したものの無事換装終わりました^^

次はOSを7化したいとこですが・・・70Bはいろいろ不具合ありそうですね・・・^^;
Posted by kumamark2 at 2011年12月12日 00:10