2008年10月10日

32bitOSの管理外メモリーも使ってVAIOノートを快適化する。



自分のVAIO typeZに、
VAIOオーナーメードで2GBしか載せなかったけど、
やっぱり最大4GBにしたくて、DDR3のメモリー2GBを買ってきた。

で、
お約束で、32bitOSの見えない余ったメモリーの部分を
仮想メモリーソフト「Gavotte Ramdisk」を使って活用すればいいや
と思ってたら、
なんと、IO DATAの新しい「RamPhantom3 LE」でも
同じように出来るようになったらしく。。

・アイ・オー、32bit Windowsの管理外メモリを使える
 RAMディスクソフト:PC Watch

・SSDを超える超高速ストレージを無料で手に入れる
 「RamPhantom3 LE」を試す:IT Media


以前に、一つ前のバージョンの「RamPhantom2」で
同じ事をやろうとして出来なくて、
その後、「Gavotte Ramdisk」だったら、
OS管理外のメモリー領域が使える!と狂喜したものだけど。

・メインメモリーを4GBにして仮想メモリーを目一杯利用する!
・Windows Vistaにメモリー4GBを載せて体感速度をさらにアップ!

別に、どっちでもやってる事は同じなんだけど、
国内のアプリだけに導入が簡単なのは、
IO DATAの「RamPhantom3 LE」なので、
今回はこっちを使ってみる。

VAIO typeZは、OSがWindows XPなので、
Windows VistaのVAIO typeT(TTシリーズ)にも同じように
インストールしてみて両方で試してみた。

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<メインメモリーを4GBにする。>


ノートPCの場合、
メインメモリーにある2スロットに、2GBのメモリーを
2枚挿す事で物理上4GBまで搭載できる。

基本的にVAIOオーナーメードで、
最初から4GB(2GBx2)を選択するか、
最初にメモリーを少なめで購入しておいて、
後から自分で増設するかのどちらかとなる。

ただ、
DDR2のメモリーは市場でもかなり価格が安くなっているので
後からの増設にメリットがあるのだけど、
VAIO typeZVAIO typeT(TTシリーズ)に採用されている
DDR3メモリーは、市場価格は以上と高いので、
こっちのメモリーは最初からVAIOオーナーメードで
4GBにしてしまったほうがおいしい。


で、せっかくメインメモリーを4GBにしても
(デスクトップならマザー次第でそれ以上も可。)
Windws XPもWindows Vistaも32Bit版の場合、
OS上で利用できるメモリーの限界として3GB程度になってしまう
というルールが存在する。


Windows XPは、プロパティを確認すると、
物理的に4GB載っていても、3.00GBとしか表示されない。


Windows Vistaは、Service Pack1からは、
物理的に載せた容量だけ、そのまま確認ができる。

でも、これは見え方の違いであって、
どっちにしても32bitOSで使える容量は、3GB程度でしかない。

せっかく4GBあっても
1GBも使えないのはもったいないので
仮想メモリーソフトを使って利用する。

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<仮想メモリー「RamPhantom3 LE」をインストール>


IO DATAのサイトから、
「RamPhantom3 LE」をダウンロード。

LE(簡易版)のダウンロードは、
IO DATAのメモリーを購入したそのシリアルNoがあれば無償。

製品版の「RamPhantom3」は、
オフィシャルサイトで2,480円(税込)で販売。

この二つの違いは、
OS管理内外のメモリーの使用量が、製品版は最大まで
LE版は、
OS管理外が1GBまで、OS管理内が2GBまで
という制限がかけられている事の違い。

デスクトップの場合だと
メインメモリーを8GBとか載せられる場合があるので、
製品版でないと全てを有効利用できないけれど、
ノートPCのように最大4GBであれば、
余剰分は1GBなので、LE版で十分。

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<メインメモリーを仮想ディスク化>


使い方は非常に簡単。
というか、日本語で書いてあるので理解しやすくて
扱いやすいのが、他の仮想メモリーソフトとの違い。

「RamPhantom3ユーティリティ」を開くと
現在の状態が表示される。

ここから以下のプロパティメニューを開いて設定を自由に変えればいい。


[全般]タブで、
メインメモリーの容量のうち
使いたい容量を決める事ができる。

最大値はLE版は、
OS管理外が1GBまで、OS管理内では2GB止まりとなる。

出来上がるドライブレターは自動にしてると(G:)なるけれど
自分の都合で変更可能。
起動時にRAMディスクを有効にするかどうかも決められる。


メインメモリーは、揮発性メモリーなので
PCの電源が落ちたらそこにあるデータは消滅する。

[バックアップ]タブでは、
電源を切ってデータがなくなる前に
データを保存する方法を選択、
その保存先を指定できる。

[インターネット一時ファイル]タブは、
インターネットエクスプローラーか、Firefoxに限り
一時ファイルをRAMディスクに自動で設定してくれる。

このあたりのは、
「RamPhantom3」独自の便利な機能になる。

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<メインメモリーを仮想ディスク化>

実際にVAIO typeT(TTシリーズ)で、
メインメモリーの使われ方がどうなるのかを試してみた。
(LE版の制限下で。)

まったく仮想ディスクがない状態で
メモリーの使用率は約730MB程度。


1)システムメモリーから目一杯2014MBを割り当てる。
システムメモリーを使って仮想メモリー化。
以前の「RamPhantom2」は、これしか出来なかった。

そして、OSの認識している3GBのメモリーから
限界値の約2GBを使ってみる。
まず、こんな使い方をする事はないと思うけど実験の一環として。

すると、マイコンピューターに、
1.99GBのGドライブが出来上がる。


そしてWindowsのタスクマネージャーから
メモリーの使用率を確認すると、
2.72GBにまで上昇。

アイドル状態で上限の3GBに当たってしまいそうな状態。



2)OS管理外メモリーのみを利用。
物理メモリーの4GBのうち、
OSがシステムメモリーとして利用できていない部分を利用するのがこれ。

上限1GBに設定すると、
0.99GBのGドライブがマイコンピューターに現れた。


そして、
メモリーの使用率は、もともと利用していなかった状態と同じ
740MB程度で落ち着いている。

いわゆる“もったいない”がなくなる状態で
システムメモリーを削る事なく
仮想メモリーを1GB作るというのが、
32bitOSのノートPCでメモリーを4GB搭載した時の理想系かもしれない。


3)OS管理外メモリーに加えてシステムメモリーも利用する。
OS管理外のメモリーでは足らず、
もっと仮想メモリーの容量を増やしたい場合。

ここでも制限がかかっているので、
選択できる限界の約2GBまで上げてみる。

当然、マイコンピューターに、
1.99GBのGドライブが出来上がる。


そして、
メモリーの使用率を確認すると、
今度は、1.70GBを消費している状態になった。

同じ2GBの仮想メモリーを作っていても
1)と違うのは、
OSの管理外の1GBを利用しているため、
システムメモリーからは1GBを消費するだけにとどまっているというもの。

よっぽど仮想メモリー容量が必要としてる時に
利用する事があるかもしれないけど、
そんな状況の時は、2GBでも全然足りない気がする。

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<高速なメインメモリー>

CrystalDiskMark 2.2を使って、
メインメモリーの速度を計測すると以下のような結果。


typeT「VGN-TT90S」       typeZ「VGN-Z90S」
【4GB(DDR3 800/2GB×2)】  【4GB(DDR3 1066/2GB×2)】

同じメモリーでも転送速度の違いで
これくらいの差が出てくるけれど、
どっちにしてもそれはそれは激速。

「RamPhantom3」の設定項目にもあるように、
ブラウザの一時ファイルで使うのには非常に有効。

インターネットエクスプローラーの
一時ファイルを仮想メモリーに割り当てた場合、
「Gavotte Ramdisk」だと、
バックアップの機能がなかったから電源が消えると当然綺麗さっぱりなくなってくれていたんだけど、
お気に入りの横にあるアイコンが毎回毎回消えてなくなってるので
それがちょっぴりうざいなと思ってたので、
そういった場合にはバックアップ機能があったほうが便利かもしれない。

後は、
テンポラリーファイルを割り当てるのもひとつだけど、
結構大容量のメモリーを必要とする場合があって
仮想メモリーじゃ全然容量が足らなくて
エラーとか、警告メッセージが出る場合もあるので
使い方と合わせて調整も必要。

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「Gavotte Ramdisk」でも良かったけど、
「RamPhantom3」ならインストールも設定も簡単で
バックアップ機能もあるので、
どっちかというと「Gavotte Ramdisk」よりは使いやすい印象。

ただし、
VAIO typeZでゲームアプリを動作させた場合に、
途中でエラーが発生して再起動がかかる事があって、
「RamPhantom3」を無効化すれば、
それが直ったりという現象にも出くわしたりもしたので
完璧とまでは言い難い。

それでも、
もともと使ってなかった領域を有効利用できるので
ちょっと得した気分にはなれるかな。
個人的には結構お勧め。


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