2008年10月20日

VAIO typeZに2.5インチSSDを載せる。(その1)



自分用に買ったtypeZのストレージは、
あえてエントリーの5400回転HDD。

それはもう最初から、
SSDへ自力で換装するのが目的だったから。

で、
当初は、リーズナブルなワリに高速だと噂の
BUFFALOのSSD「SHD-NSUM60G」をオーダーしてたけれど、
えらく品薄らしくていつまでたっても入ってこないし、
微妙にSSDのサイズがデカいらしくて、
内蔵した場合に、中で干渉するかもしれないとか考えてたら
欲しい気力がすっかり冷めてしまって
あっさりとあきらめた。


で、
結局、一番欲しかったIntel製のSSDを購入。

SLCタイプのSSDが2009年前半に出てくるらしいニュースを見たけど
容量対比で値段がバカ高だったし
今すぐ載せられるとしたら、
MLCタイプだけど現時点でSSD最速の読み取り速度を誇る
現行のIntel X25-Mシリーズがいいかなと。


正式型番は、「X25-M Mainstream SATA SSD」

シリアルATA 3.0Gb/sインターフェース、
リード最大240MB/s、ライト最大70MB/s。
容量は80GB。

これを載せたら、
どれだけtypeZが今より快適になるかが楽しみだ。

という事で換装。

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<typeZを2度目の分解。>



【CAUTION!注意!】
本体を分解して故障させると、
ソニースタイルの保証、メーカー保証対象外のため
有償修理、もしくは修理不能となる可能性があります。
この記事を読んで同様の事をして、
万が一生じた損害は全て自己責任となり、
当方やメーカーは一切その責を負いません。

以前に一度バラしてるから、
ものすごく楽勝。

<VAIO typeZの分解>
・VAIO typeZの本体を分解してみた。(前編)
・VAIO typeZの本体を分解してみた。(後編)

課題は、換装する際に
一切の傷を付けないように注意をしながらバラす事。


まずは、裏面のネジ。

液晶天板が地面と接触した状態になるので、
作業をしてる時にこすれて傷がつく可能性が高い。

特に、プレミアムカーボン”の美しい天板に傷がつくと
かなり落ち込むので、
作業する本体のしたには、柔らかいフェルト素材のシートを敷くのがベスト。

ネジ山も、なかには固めのものがあるので、
そういった場合は、
精密ドライバーをネジに対して力を入れておいて
ラジオペンチなどで精密ドライバーを回転させると
確実にかつ綺麗に取りはずしができる。


そして、本体を表にむけて、
キーボード天板をはずす作業。

無傷前提なので、バラし工具も少し考えてみる。
金属系のもので無理にあけようとすると
それ自体で、傷を付ける可能性があるので、
やはり安全なのは樹脂製のもの。

ホームセンターで手っ取り早く探してきたのが
コーキングヘラの一番ちっさいヤツと、
ガーデニング用のプラスチック製のたんざくラベル。


本体右側面の光学ドライブをイジェクトしておいて、
キーボード天板と本体にスキマがすでに出来てるので
コーキングヘラをゆっくりと挿入してロックをはずしていく。

たんざくラベルは、
はずれた部分が再ロックしないように
そのスキマにはさんでいくと作業がしやすい。


おそらく順調にはずれていくけれど
左側面が比較的はずしにくい。

Ethernet端子のカバーのフタを空けて、
その下からロックをはずしてやると
キーボード天板のロックが全てはずれる。

もう1つ、
液晶画面に近い側のキーボードをはずす時は、
作業途中に何かの拍子に細いものが液晶ディスプレイにヒットして
傷をつけてしまう可能性もあるので、
さっき使った柔らかい布を液晶にかけておくといいかもしれない。


ロックがはずれたらゆっくりと持ち上げて
キーボード天板と本体をつなぐフラットケーブルを
はずせば完全に分離が完了。



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<Intel製SSD「X25-M」へ換装>


本体の内部を見ると
パームレストの左部分に相当する場所にHDDがある。

HDDは、2つの金属アームで固定されているので、
左上と右下のネジを2ヶ所はずしてとりはずす。

その際に、金属アームが本体とツメでもしっかりと
ひっかかっているので
ツメを解除しながらはずさないとなかなか抜けない場合もある。

そして、
フラットケーブルを抜いてしまえば分離完了。


2.5インチHDDの本体への装着方法は、
HDDの4スミに衝撃を吸収するゴム足をくっつけて、
それを
金属アームで上から押さえ込むというやり方。

という事で
2.5インチ規格のHDDやSSDであれば、
同じく使えるという事にもなる。

ただ、
このサイズが予想外に違ってくると
このストレージのスペースに収められない
という最悪のパターンもありうるので、サイズには注意をしたほうが良い。


typeZに採用されている200GB(5400回転/分)のHDDは
TOSHIBA製の「MK2546GSX」。

タテヨコの大きさはほぼ同じものの
厚みが若干「X25-M」のほうが厚いのが気になる。


と、
装着前に「X25-M」を覆うケースをはずしてみる。

ネジが4本でとまっているだけなので、
そのネジをはずせば簡単にカバーが取り外せる。

四角いワクのガイドフレームはプラスチック製、
上下を覆うケースは金属製で、この外装が以外と重量がある。


これが「X25-M」の中身。

くっついてるチップを読み取ると
コントローラチップに「PC29AS21AA0」、
Samusunと書かれた「K4S281632I-UC60」とある。

フラッシュメモリーのチップは表裏にそれぞれ
10個「29F32G08CAMCI」が張り付いているのがわかる。


大きさは2.5インチサイズだけれど、
実際の基盤はこんなに薄い1枚板で出来ている。

それに、ケースから取り出した
この基盤だけだと、相当に軽くて、
もしもこのままtypeZの本体に装着できれば、
総重量をもっと軽量化できそう。

問題はどうやって固定するか?だけなので
金属の板を手に入れて、
オリジナルでガイドアームを作成すれば
やってやれない事もなさそうな気がする。


今回は、一応ケースに入れた状態で装着。

やはり、厚さが微妙にある事もあって、
緩衝用ゴムを取り付けると若干肥大気味。

ストレージのスペースには十分入る余裕はあったけど、
上から押さえる金属アームを装着するのに
ちょっとキツめになる。

それでも綺麗には収める事ができたので、
これでひとまずは良しとしよう。

後は、バラした本体を元にもどしていくだけ。

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<オマケの重量比較。>

全てを元にもどしてしまえば
HDDがSSDに変わった事は外観からはさっぱり見分けはつかないけど、
この状態で唯一の変化があったのは重量。

一応、いろんなパーツがどのくらいの重さなのかも興味あったので
それぞれを計ってみた。
それもめちゃくちゃ家庭用のアバウト秤で。

まずはストレージ。

TOSHIBA製「MK2546GSX」の
重さは、約100g


Intel製「X25-M Mainstream SATA SSD」の
重さは、約80g。


さらに、
「X25-M Mainstream SATA SSD」をバラした状態で計ってみると
ガイドと上下のケース3点セットの重さが
おおよそで約50g、
メイン基盤だけだと約30g程度ととても軽いのがわかる。


ついでに
本体とキーボード天板に分離した状態を計量。

バッテリーも、キーボード天板も、
ストレージ部分もないと
なんと本体の重さは800g強程度しかない。


そしてキーボード天板が以外と重く、約190g。
これは質感向上と堅牢性アップのために
アルミニウムの1枚板を採用しているせいで、
計量至上主義ではなく高級機種たる必然。


標準バッテリーは、約315g。

これらのパーツを組み合わせた総重量が、
実質の本体の重さとなる。


最終的なtypeZの重さ。


もともとのTOSHIBA製「MK2546GSX」を内蔵、
標準バッテリーを装着した状態のtypeZの重さは、1.44kg。


それを、Intel製「X25-M Mainstream SATA SSD」に換装、
標準バッテリーを装着した状態のtypeZの重さを計ると、1.42kg。

微量に約20gの軽量化。
持った感じでは、その差はさっぱりわからず・・・

「X25-M」のメイン基盤だけを装着できたら、
1.4kg切れるかもしれないな。。とか考えながらも
OSインストールに続く。


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VAIO typeZに2.5インチSSDを載せる。(その2)【ソニーが基本的に好き。】at 2008年10月22日 16:28
ものすっごい久々のストレージ換装ネタ。 SSD過渡期には、新旧VAIO Zシリーズに より高速なSSDを!と思って延々ととっかえひっかえ換装しまくってたけど 何しろ最近のVAIOってば、カスタマイズする時点で クアッドSSDとか最初っから爆速マシンに出来てしまったりして あん
VAIO S(SB)シリーズにSATA3.0のOCZ製SSDを搭載して爆速化する!【ソニーが基本的に好き。】at 2011年05月13日 07:43
この記事へのコメント

違う話題ですみません。
type-L 20型 ワイド って 「お求めやすくなりました。」
ってあるんですが、本当にプライスダウンしたのでしょうか?
変わってないと思います。
Posted by よーこ at 2008年10月20日 22:58

>よーこさん
いえいえ全然OKですw
えとですね、
typeL20型ワイドとtypeL24型ワイドの値下がりなんですが、
これってすごくわかりづらくて、
本体の元ベースの価格はおっしゃるとおりそのままですね。
で、値段が下がったというのは
ブルーレイディスクドライブを搭載させる時に
このパーツが1万円下がりましたという事のようです。
Posted by kunkoku at 2008年10月21日 06:42

レスありがとうございます。
自分にZ、父親にL20型を年内に購入します。
L20型、黒が出れば良いんですが・・(^^)
Posted by よーこ at 2008年10月21日 23:44
本日うちのVGN-ZをSSD化させました
とても参考になりました。
ありがとうございます
Posted by Z主 at 2012年10月17日 21:04
はじめまして
VGN-Z93FSの中古の出物を調べているうちにここにたどり着きました。

実物の写真やバラし方のコツなど非常に参考になり
購入を決めてメインPCで使わなくなった
Intel510シリーズの120GBに換装できました。

ありがとうございました〜
Posted by P.D.S. at 2015年08月16日 22:11