2008年12月25日

10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その3)



10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その1)
10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その2)
の続き。

忙しくて1ヶ月以上も放置プレイの
VAIO Sシリーズ「PCV-S620V7」の復活作業。

OSを何にしようか?とか
電源ユニットをどうしよう?とか
いろいろ悩んだ結果、
せっかく低消費電力のマザーなんだからという事で
静穏化の意味でもACアダプターにしてしまおうと。


で、選んだのは
DIATECのACアダプターforデスクトップPC「PLS180」。

ATX電源ユニットを
内蔵のDC-DCコンバーターと、外付けのACアダプター部に
分離したタイプで、
あのデスクトップ用電源定番のファンがないのが特徴。

電源容量も、
180Wと意外と大きめで、
別売のACアダプターをもう1コ買ってくっつけたら
最大で360Wにまで対応する。


これが、
PCの本体内に内蔵するDC-DCコンバータ PCBモジュール。

理論上は、これだけを
本体内に設置すればいいので
物理的なスペースはかなり確保できる気がする。

DC-DCコンバーターには、
ACアダプターを接続するコネクタが2つ、
20ピンのATX電源と、4ピンATX12V電源のコネクタがある。


それと、
オマケで
PC本体のATX電源ベイの部分に取付けできるように、
金属板の台座一式が付属。

こういったパーツがあると、
本体への固定が容易で、
ガッチリと安定させて取り付けられてかなりありがたい。


20ピンのATX電源ケーブルは、
マザーボード用の20ピンATX電源ケーブルが1つ、
シリアルATA用電源ケーブルが2つ、
IDEドライブ用ケーブルの4ピンタイプが2つと、
同じくIDEドライブ用ケーブル4ピン2つとFDD用電源が1つという構成。

4ピンATX12V電源ケーブルは、そのままマザーボードに接続するもの。


こっちがACアダプター。
ものすごくデカい。
ハンパじゃなくデカい。

VAIO typeZのACアダプターと比較してみても、倍以上の体積。

せっかく本体内がスッキリできても
こんなものが外に転がると思ったらちょっとゾっとする・・・

そして、
ここからが問題。

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AtomマザーはCPUを含めて省スペースだし、
ACアダプターも外に出たら邪魔だし
いっその事本体の中にいれてしまおうか?と画策。

本体の背面に設置できれば、
そのまま3極電源だけをつなぐという
普通のデスクトップと同じ用にできる!
と思ったもののどうにも固定する要素がないので断念。

じゃあ本体の底面にACアダプターを置いてしまおうか?
とも考えたけど、
やっぱりうまく配置できない。


特に、背面のATX電源ベイのぽっかり明いた四角い穴の
良い埋め方が思いつかないし、
だとすると、見た目に綺麗にくっつけられたほうが良いという判断で、
当初のメーカーの意図するとおりに
金属の台座をATX電源ベイに装着する事にする。

が、
これまた「PCV-S620」の電源ユニットの大きさと形状が特殊で、
まるっきり大きさが合ってない。。
当然ネジ穴もない。

唯一の救いは、
ACアダプターを接続するコネクタは、
2つとも塞がれてない事。


じゃあこの金属の台座をどうやってここに固定するか。

台座部分を一度分離して、
接合する金属板1枚にして当てがってみる。

そうすると、
本体の四角い穴部分の上に
フック状の切り欠きができていて固定の邪魔になるのがわかる。

基本的に
電源側のパーツは一切加工しないでおこうと思ってるので
PC本体のケース側を加工する事を考える。
(作業する前にはマザーはいったんとりはずす。)


ほんのちょっとの出っ張りなのに
このスチール製のボディがものすごく堅くて
切り取ろうにもそう簡単にはいかない。

もともとボディ自体を切り欠いてできてるフックだったので
ムリヤリ切り取っても汚い穴ができてしまうだけだし
無難にカナヅチで叩いて平らにする事にした。

平らで上部な台の上にPCのきょう体を載せて
叩けばまず本体の形が歪む事はない。


次に、
ネジ止めをする際に邪魔になりそうな
IOパネルの位置を記したシールを剥がす。

とこれがまた以外な伏兵で
何しろ10年も前の本体だけに
経年変化でシールがこびりついてて粘着が取れない(汗

ドライヤーで焙りながら
熱して、シールを柔らかくして地味ーに剥がすだけなのに
ものすごい時間を浪費・・・

どうにか剥がれたら本題の作業に戻る。


今度は、ネジ穴を空ける作業。

金属板の台座を本体にあわせて、
空けたい必要な部分に印を付けて、
電動ドリルで穴を空けていく。


空けたのは全部で5ヶ所。

金属板を固定するネジ止めをする4箇所(赤色)以外に、
DC-DCコンバータを固定するネジ穴が干渉してしまう部分(黄色)にも
ネジ穴を空けておく。

4スミをネジで金属板と一緒に固定してやると、
本体の後ろに空いていた四角い穴がやっと塞がった。


作業順序から言えば、
マザーはこのタイミングで取り付ける。

そして内側から
DC-DCコンバータの取り付け。

普通は、外側から2本のネジで固定するのだけど、
そのままだと本体と干渉してしまうので、
あえて内側から固定して、
そのネジの余剰に延びた部分が、
さっき空けた穴(黄色)を通過するようにした。


どうにかこうにか、
大きく外観を狂わさずに
DC-DCコンバータの取り付けに成功。

何だか、たかだかAtomマザーと電源をくっつけるだけだったのに
ものすごく手間な事をしてるような気がしないけど
以外と綺麗に装着できて、自分としては満足。


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後は、本来の「PCV-S620」の形にもどしていく。

まずは、
ATX電源のDC-DCコンバータに、
20ピンのATX電源ケーブルと、4ピンATX12V電源ケーブルを付けて
マザーボードと接続。

マザーボード側のコネクタは20ピンタイプで、
Atomマザー側は、24ピンになっているけど、
20ピンでもOKだったので
4ピン分のスキマを空けて差し込めばOK。


光学ドライブは、
ディスクの読み込みが出来ればいいだけなので、
最初から付いてた「CD-RWドライブ」を流用。
(という考えが間違ってる事を後で気づく・・・)

HDDは、新規に3.5インチHDD(シリアルATA)を用意。

このACアダプターを選んだ理由の1つに
シリアルATAの電源が最初から2つあるという事もあって、
アダプタを介さずに2基のHDDに電源供給できるのは楽。

それに、
IDEドライブ電源(4ピン)も4つあるし、
もしも他に何かを拡張しても、電源コネクタ的には余裕。


これが↑ひととおり内部結線を済ませた状態の中身。

随分とゆとりがあるのがわかる。

まぁ、このくらいのほうが
メンテナンスの時に手が入りやすくていいけど。

単なる味気ない金属ケースではかわいそうなので、
「PCV-S620」の外装パーツを全部装着して
ハード的な作業はひとまず終了。

本来の姿に久しぶりに戻った感じだ。


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超デカいACアダプターを装着。

客観視すると
やっぱりこの異常なまでのでかいACアダプターって邪魔だなー
と思ってしまって
どうにかしたい気分になるけど、今は疲れ果てたので現状に納得する。

確認のために電源を起動すると、
何の問題もなくBIOS画面も立ち上がったので一安心。

次は、OSをインストールするだけ。

たぶん、
ゆるーく続く。




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この記事へのコメント

最初から両方内蔵前提に作業しなきゃ結構面倒くさいことになるんじゃ・・・
内蔵するときにコードをどうするか、楽しみです。
ACアダプタなんて裏山です。
せっかくだから、ヒートシンク交換&SSDで0db希望
Posted by nyaa at 2008年12月26日 00:04

>nyaaさん
えとですね、本当はもうこのままACアダプターを
外に出したままにしておこうかと思ってたんです(^^ゞ
ですが、やっぱり内蔵したくなって
今いじくり中ですw
うぅ、
HDDを買ってきてしまいました(汗
SSDは、どうせならtypeRmastereにRAID0で入れたいですーw
Posted by kunkoku at 2008年12月27日 20:45