2008年12月28日

10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その4)



10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その1)
10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その2)
10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その3)
の続き。

VAIO Sシリーズ「PCV-S620」の電源ユニットを
ACアダプターにして静穏化できた!
と思ったものの、
外に排出されてしまったACアダプターがものすごく大きくて
こんなものが本体後ろに転がってるのって邪魔。

そう思ったらどうにかしないと気がすまなくなって
やっぱりこのデカブツを本体の中に収めたい。


で、
どうやって中に収めてしまうか?が悩みどころ。

このACアダプターって、大きいだけじゃなくて
重さが800gもあって、本来のATX電源の場所に固定しようとすると
空中に浮かせる形になってどうにも難しいし、
仮に固定できたとしても、後からのメンテナンス性が悪そう。

そこで考えた結果、
無難に本体の底面に接地させて固定するのが一番かと。

背面から覗くと、
ちょうどスロット2段分をうまく加工すれば、
DCコードを直接させるようになるんじゃないかなという事で
決めたらもうやるしかない。

せっかく組み上げてた「PCV-S620V7」を
ぜーんぶバラバラにして、
またもやケースだけの状態にする・・・

−−−−−−−−−−−−−−−


まずは、
PCIスロットの下2段分の間にあるスチールのガイドを切り落とす。

かなり固めだけど、細いからものすごく大変という事はない。
若干切れ端があまり気味に切り落として、
後はヤスリで調整。

同じく、本体の内側に着いている
PCIスロットのプレートがくっついてるので、
それも下2段分の間のガイドを切り落としておく。

これはペランペランのアルミなので簡単。

本体側もプレートも
右側面に見えるネジ部分は利用するので、
切り取らなずに残しておく。

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で、
単純に穴が開いたままでもDCケーブルは差し込めるけど、
このままだと見た目にものすごく不細工だし、
本体を移動中にこの背面の穴からACアダプターが飛び出したら危ないので、
2段分のPCIスロットに合うようなカバーを自作してみる。

使う材料は、加工のしやすいアルミの板。
0.5mm厚程度のものにしたので、
切り取ったり折り曲げも比較的簡単。


もともと付いてるPCIスロットカバーの形を参考にしつつ、
実際に装着する場所の長さと調整しながらおまかな形を作る。

それから、
ACアダプターを固定する場所をあらかじめ決めておいて
ちょうどその箇所にDCケーブルを差し込めるように
スクウェア状に切り抜く。


形ができたら、次はネジで固定する部分の
2段分のスロットのちょうど真ん中あたりを
削り落として切り欠きを作っておく。

この切り欠きは、後から説明するけどとっても重要。

それから、
横から固定するためのネジ穴を2ヶ所
ピンバイスで穴を空ければ、
ひとまずACアダプターの背面カバーが出来上がる。

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2つ目は、
本体内でACアダプターが暴れないためのガイドカバーの作成。

同じく、0.5mm厚のアルミ板を加工して上記のような形を作る。

その時、背面カバーも含めて
アルミ板のカドが鋭利に尖ったままだと
誤って指を切ったりしたら危ないので
ヤスリで丸く落としておく。

それから、
ネジで固定する用の穴を
ピンバイスで3ヶ所ほど穴をあける。


L字に曲がった形状のガイドカバーを
実際にACアダプターを置いた位置を確認しつつ
本体底面に空けるネジ穴の場所にマークを付ける。

本体底面はスチール製で固めなので
電動ドリルを使って穴を空ける。

この時、まっ平らな鉄板にドリルを向けても
刃の先が動いてしまうので、
先にクギを打つとかピンバイスを回して
少しクボミ穴をつけておいてやると楽。


さっき作ったアルミのガイドカバーをネジで固定。

ドリルで使った刃の系よりもほんの少し大きめの
目の粗いネジであればねじ込むだけでしっかりと留められるけれど、
もしもネジがスカスカになってしまうような場合は、
ネジとナットで両面から固定してしまったほうがいいかもしれない。

あまり長いネジだとか大きいナットだとかをチョイスすると
本体の底面の下から長く飛び出てしまって、
地面と干渉してしまう可能性があるので注意。

そういった場合は、
本体に少し高めの“足”を作って、
接地面との干渉をかわすという手もある。


オマケにACアダプターの下に敷くゴムシート。

ACアダプターの置くサイズに合わせてカッターで切り取って
両面テープを底になる部分に貼る。

この時のポイントは、
ACアダプターの横幅とゴムシートの横幅は同じにしておいて、
縦幅を少し長めにカットしておく事。

そうすると
DCケーブルを差し込む時に、ACアダプターが本体の中で
奥側にズレ込むのを抑えるアルミのガイドカバーの折り返し部分に
ゴムシートが当たるようになって、
固定感が増す。


これで、ACアダプターの装着場所の完成。

別にゴムシートはなくてもいいとは思うけど、
ホームセンターで100円〜200円くらいだったし、
それにゴムシートが入るだけで、
ギュっと摩擦が増えてACアダプターがしっかり固定できるので
本体を移動しても全然動かなくて安全。

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後は速攻「PCV-S620V7」を元通りに組み上げて、
ACアダプターを本格的に装着する。

PCIスロットのプレート、アルミ板で作成した背面カバーを
ハメ込んでおく。
(この時点では、まだネジ固定はしない。)


まず、ACアダプターのコードの先だけを
PCIスロットのスキマに、内側から外側に通す。

数cm程度出したら、
背面カバーをネジで固定する。

背面カバーに切れ込みを入れたのは実はこのためで、
途中コア部分が大きくなったACアダプターのケーブルを
外に出す事が出来るから。

切れ込みにはちょっぴり余裕はあるので、長さ調整は
ネジをしめた後からでも可能。


それから、ACアダプターを
本体に作った所定の場所にハメ込む。

ゴムシートが入った分だけ、
内側が狭くなって若干入れるのがキツめになってはいるものの
しっかり固定できていい感じ。


本体内側で余ったACアダプターのケーブルは、
まとめて巻いて、結束バンドでとめておけば、
うまく本体の底に配置できる。

前面にあるHDDユニットとも全く干渉せず、
この組みあがった状態でも、
ACアダプターはいつでも取り外しが可能。


で、
外側の処理はこんな感じ。

内側から外に出てきたACアダプターのコードは、
(その3)で固定したDC-DCコンバーダーのコネクタに差し込む。

そして、
PCIスロット2段分にできあがったACアダプター部分に
DCケーブルを差す口だけが見えているので、
そこにDCケーブルをブスっとさせばOK。


ACアダプターのケーブルが一旦外に出てしまっていて
ちょっぴり変則的な付け方になったけど
ザクの動力パイプだって外にむき出しになってるんだし
それと同じだと思う事にした。

それに、この装着方法だと、
ACアダプターを内蔵した使い方もできれば、
いざという時に、
ACアダプターを本体から出して外付けにするという使い方もできるし。

何にしても
どうにかACアダプターを内蔵できた事に満足。


今度こそOSのインストールのはず。

続く。。




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この記事へのコメント

スマートにごまかしましたね。意外とすっきりしててびっくりしました。
自分も正月休みを利用して何かしようかなと思ったりしてます。
Posted by nyaa at 2008年12月29日 02:03

>nyaaさん
DC-DCコンバーターを最初から内蔵する形で考えればよかったんですが、つけちゃったものは仕方がないので、こんな感じでごまかしてしまいました(^^ゞ
nyaaさんにはたくさんアドバイスいただいて、とてもとても感謝しています、ありがとうございますm(__)m
いろいろやってみたいという意欲はありながら、自分ではまだ知識不足なところが多いので、またご教授いただけるとうれしいですw
Posted by kunkoku at 2008年12月29日 19:37