2009年06月06日

VAIO typePのWindows XPモデルを触ってみた。

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CPUがクロックアップしてAtom Z550(2GHz)となって、
OSにWindows XPを搭載した
VAIO typePiconをレビュー。


「VGN-P61S」icon
OS:Windows XP Home Edition 32bit(SP3)
CPU:Atom Z550 (2.00 GHz)
メモリー:1GB(1GB×1(オンボード))
ストレージ:HDD 約60GB
ワンセグチューナー:なし
ワイヤレスWAN:なし
キーボード:日本語配列/ダークブラウン
バッテリー:標準バッテリー(S)
ディスプレイ/LANアダプター:付属
ウォールマウントアダプタ:付属
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ソニースタイル販売価格:85,300円(税込)


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【Windows XPモデルのtypePの中身】


まず、
VAIO typePに電源を投入すると、
当たり前だけど、Windows XPのセットアップ画面から
始まるのだけど、
ずっとWindows VistaやWindows7を触ってばかりいると、
XPがちょっと懐かしく感じてしまう。

セットアップはいたってシンプルで、
それが終わると
これまた機器なれた起動音とともにWindows XPが立ち上がる。

壁紙は、ダウングレードモデルのように
VAIO用の壁紙までは削られてはいないので、
あのWindows XPおなじみの平原と青空の壁紙ではなく、
初期値では、「VAIO P Black Walpaper 1600x768」で表示されている。

「画面のプロパティから背景の画像を確認すると、
typeP専用の壁紙のみがプリインストールされていた。


typePのWindows XPモデルになると
アプリケーションがある程度省かれているので、
Vistaモデルよりは少なくなる。

<Windows XPモデルの省かれるアプリ群>
・ウィンドウ整列ユーティリティ
・VAIO Location Search
・x-Radar
・VAIO Media plus
・VAIO MusicBox
・SonicStage V
・PMB(Picture Motion Browser)
・プロアトラスSV4 for VAIO
・VAIO Smart Network
・VAIOナビ
・Plug & Display


常駐アプリを確認してみると、
初期状態で存在しているのは、
・Wireless Smart Switch Utility
・マイ Bluetooth
・VAIOアップデート
・Alps Pointing-device
・McAfee
・電源管理
・ネットワーク
・スピーカー

と、必要最低限と思われるものだけが存在する。


ネットワークを管理するアプリとしては、
Vistaに搭載される「VAIO Smart Network」の代わりに、
「Wireless Smart Switch Utility」が搭載される。

「VAIO Smart Network」は、
有線、ワイヤレス、Bluetooth、ダイヤルアップやGPSまでも含めた
一括管理するアプリだけど
「Wireless Smart Switch Utility」では、
ワイヤレスとBluetoothの2つだけを管理するアプリとなっていて、
有線やダイヤルアップといったネットワークは、
Windows XP独自の機能に任せる形となる。

GPS機能は使えないのでユーティリティも
関連するアプリケーションもない。


typePのキーボード手前にあるショートカットボタンは、
Vistaモデルの場合だと、
「ウィンドウ整列」と「VAIO Media plus」が割り振ってあって、
ボタンのアイコンもそれらしきものになっている。

けれど、XPモデルではそのどちらも入っていないので、
代わりに、
「消音」と「マルチモニター」が初期値で設定されている。


もちろん
設定からボタンの効力は変更も可能で、
ほかにも、スタンバイや休止状態、明るさ最大、外部出力、
もしくはアプリケーション起動を
割り当てる事もできる。


また、
typePを独自でWindows XPへ入れ替えていた頃は、
キーボードにある
[Fn]+ファンクションキーとの連動で
輝度調整が使えないというトラブルも発生していたけれど、
今回のWindows XPを搭載したモデルや、
SONYが用意したWindows XP用のドライバーを適用する場合には、
この
ショートカットキーは全て動作してくれるので、
Windows XPにして
主に使う部分としての使い勝手の悪さというデメリットは
これといって見当たらない。


ちなみに、
HDD約60GBの使用状況はというと、
リカバリ領域に3.72GBを占有していて、
残りの52.16GBがCドライブ1本となる。


Cドライブを見ると
OSとプリインストールされたアプリケーションが
約8GB程度を消費しているので、
(画像はすでにいくつかのアプリケーションを入れた後の状態。)
自由に扱える残りの空き容量としては、だいたい44GBくらいある。

これがWindows Vistaのアプリケーションが
プリインストールされたモデルにもなると
リカバリ領域で、約7.7GB、
Cドライブの使用済み領域が約22GBとなるので、
やはりそれに比べると、
データ容量を消費する加減が随分と違うのがわかる。

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【Windows XPモデルのカスタマイズ制限】


ただし、
Windows XPを標準搭載する「VGN-P61S」iconには、
カスタマイズする時のパーツ選びの時点で、
ある程度の制限がかかっている事も忘れちゃいけない。

まず、
「Webカメラ《MOTION EYE》」が付けられないので、
Skypeでビデオチャットができなかったり、
「ワンセグチューナー」や
「ワイヤレスWAN&GPS」も搭載できないので、
テレビやナビといったオプション的な楽しみは削られる。

どれもサードパーティから出ている
外付けタイプのものを用意すれば使えなくはないけれど、
せっかくのスマートさが半減してしまうので
あまり良策とは言えない。

また、
「Bluetooth」は選択の余地はなく
強制的に搭載されている。
これはUSBが2コしかないtypePにとっては
大切な接続ポイントになるので、これは歓迎。

ストレージに関しても、
SSDの選択肢には、
Vistaモデルにあるような256GB、128GB、64GB
といった大容量なものが選べず、
32GBだけに絞られる。

まぁこれは、
使い方によってはデータをたくさん貯め込む必要もないので
SSD約32GBでも良さそうな気もするけれど、
せめてもう一段階上の64GBあたりまで選択できればなと思ってしまう。


そして、一番残念なのは、
メモリーがオンボードでしか搭載できないにもかかわらず、
1GBに減ってしまう事。

もちろん、
OSがWindows XPなら1GBでも十分というか、
実際のメモリー使用量を見ても、
常時500MB近辺から
アプリケーションを起動しても600〜800MB程度と
おそらくたいして困る事もなく普通に動作してくれる。

だけどもし、
将来的にWindows7へアップグレードしたいと思った時に、
メモリーが1GBというのがちょっとばかりネックになってしまいそうで、
その時に、もっと快適に使いたいと思えば、
メモリーは2GBあったほうが良いに越した事はない。

どうしてもカスタマイズ上の制限を回避しようと思えば、
Windows Vistaモデルで自由にカスタマイズをして、
別に「Windows XP」を用意して
Windows XP用のドライバーをあてこみつつWindows XP化するという方法をとるのが良いかもしれない。
(Windows XP分の予算とインストール手間が余計にかかるけど。)


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実際、
Windows XPモデルを使って
ものすごく快適に感じるか?というと
ぶっちゃけこれがそうでもない。

このくらいなら、
Windows Vistaをインストールからやり直して
余計な機能をある程度抑えれば十分に動くようになるので、
Windows XPにしたから劇的に変わった!
というほどの大きなアドバンテージではないような気がする。

というのも
Windows XPのひとつひとつの挙動をとると
その軽さというのはわかるのだけど、
どうやらそれ以前に、
HDD(4200回転/分)のレスポンスの遅さが足をひっぱってるぽくて、
おそらくそのせいで、
自分が期待していたほどにサクサク感を感じられてないのかもしれない。

やっぱりWindows XPでも
ストレージはSSDのほうが良いのかも?
とも思ったりするけど、
結論を出すのは早いので、
これはもうちょっと使い込んでみないといけない。

次は、
Atom Z550(2GHz)を含めた
ベンチマークとか。

続く。

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