2009年08月06日

暗がりに強くて綺麗に撮れるサイバーショット「DSC-TX1」「DSC-WX1」登場!

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裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”を搭載した
サイバーショット「DSC-TX1」と「DSC-WX1」が発表!

・約2倍※1の感度向上で暗い室内や夜景もノイズの少ない高画質撮影が可能
 世界初裏面照射型CMOSセンサー搭載のデジタルスチルカメラ
 “サイバーショット” “Wシリーズ” “Tシリーズ”発売


薄型タイプの“Tシリーズ”は“TXシリーズ”へ
スタンダードデザインの“Wシリーズ”は“WXシリーズ”へと名称変更。

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サイバーショット「DSC-TX1」icon
ソニースタイル販売価格:42,800円(税込)
(ソニーポイント:3,000円相当プレゼント)

“TXシリーズ”は、
薄さを追求した最薄部で14.1mmという非常にスリムなボディが特徴的。
ボディのレンズカバーは、なだらかな曲線で出来ていて、
かつ光沢仕上げとした高級感をもつデザイン。


背面の液晶は、
3.0型ワイドの「クリアフォト液晶プラス」タッチパネルを搭載して、
画面の強度を今までの2倍とした強化ガラスを採用、
操作面でも、画面をなぞると画像の送り戻しができるようになった。

レンズは、
カール ツァイス「バリオ・テッサー」を採用、
光学4倍ズームを持つ。

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サイバーショット「DSC-WX1」icon
ソニースタイル販売価格:39,800円(税込)
(ソニーポイント:3,000円相当プレゼント)

“WXシリーズ”は、
スタンダードな沈胴式レンズを採用して、
新開発した高性能レンズ「Gレンズ」搭載。


F2.4と非常に明るいレンズで、
広角24mmから光学5倍ズームまでをサポートして
非常にカメラ的性能に優れているのが特徴。

高倍率な沈胴式レンズを搭載しつつも、
本体の厚さは19.8mmに抑えていて、
バッテリーライフも約350枚撮影可能というスタミナ性能を持つ。

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そして、どちらのサイバーショットも
今までとは革新的に違うのが、
先にハイビジョンハンディカムに採用された
「裏面照射型構造」のCMOSセンサー“Exmor R”を搭載してきた事。

有効1020万画素の1/2.4型CMOSセンサー“Exmor R”は、
「裏面照射型構造」を採用。

今までの「表面照射型構造」のCCD/CMOSセンサーの場合、
受光部の上にある回路が光が入ってくる妨げになっていたために
暗がりの場所では感度を上げてカバーするしかなかった。



それが、「裏面照射型構造」のCMOSセンサーになると、
受光部と回路が反転させて十分な光を受けられるため
従来比の約2倍の感度になり、
ノイズの少ない写真が撮影できるようになる。



CMOSセンサーからの映像信号を高速処理してくれるのが
画像処理エンジン“BIONZ(ビオンズ)”。

今以上に
高感度で撮影した時の色ノイズを低減したり
解像感や色再現性を向上。

このCMOSセンサー“Exmor R”と「BIONZ」、
メカニカルシャッターと連携する事で、
最大画像の10メガサイズでも、秒間10枚の高速連写が可能。

普通のCMOSセンサーなら、高速に動く被写体だと歪んでしまうのに、
メカニカルシャッターの高速制御のおかげで
歪みのない、高画質な写真が撮れるようになった。


高速連射を利用して
「手持ち夜景モード」や「人物ブレ軽減モード」では、
6枚の写真を重ね合わせて1枚の画像を作り出すので、
暗い場所で撮影した時に出るノイズを半分に抑えたり、
被写体ブレを極力抑えた、高画質な写真を作る事もできる。


また、
「スイングパノラマ」も搭載していて
手ブレ補正をしながら最大で100名の画像をつなぎあわせて
パノラマ写真を撮影することもできる。

「DSC-WX1」だと、24mmという広角レンズの恩恵もあわせて
最大で256度にもおよぶパノラマ撮影が可能になる。
(「DSC-TX1」では最大185度になる。)


おまかせオート撮影モードには、
新たに「動き検出」を追加して、動いている被写体を検出、
被写体ブレを抑えるようシャッター速度をコントロール、
顔検出機能「顔キメ」は、
撮りたい顔を登録しておけば、いつもその顔を優先して
綺麗に撮ってくれる「選択顔記憶」も搭載した。


もちろん動画の撮影も
1,280×720、30fpsのハイビジョン画質で撮影が可能。
「DSC-TX1」「DSC-WX1」ともに録画中の光学ズームに対応している。

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面白い別売のアクセサリーとしては、
「Party-shot『IPT-DS1』」 icon

「カメラがカメラマンになる」あなたの代わりにカメラが自動で撮影する
ユニークなカメラアクセサリー「Party-shot(パーティーショット)」発売


これは、顔検出・笑顔検出・構図アルゴリズム技術といったものを利用して
カメラが自動的に回転・角度調整・ズームをして、
なんと勝手にその場所にいる人たちの写真をパチパチと撮ってくれる。

パーティーなんかに置いておけば、
カメラマンいらずで
いつの間にか、自然で楽しそうな写真が撮られているという
ちょっと近未来っぽい楽しいアクセサリーになる。

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最近のソニーのカメラ製品のトレンドは、
裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”にあるようで、
確かにこの恩恵はものすごく大きい事が
既にハイビジョンハンディカムで実証されている。

小型デジタルカメラの場合、
それでなくても撮像素子が小さいのに、
どんどん画素数ばかりが多くなってしまっていて、
光の取り込みが苦しくなるために
室内だとか暗がりで撮影すると
手ブレを防ごうとするあまり、ISO感度が上がり気味になって
とてもノイズっぽい写真ばかりになっていた。

コンパクトデジカメでは
単純に「画素数が多い=綺麗」とはいかないのが
こういった理由が1つとしてある。

それが、
裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”のおかげで
ノイズ感が減った写真が撮れるのであれば
これほどありがたい事はない。

個人的には、
見た目には「DSC-TX1」のブルーあたりが好みではあるのだけど、
「DSC-WX1」に採用されたGレンズと
F2.4という明るさと、24mmの広角と5倍ズームは
単純にカメラ的な性能の良さがかなりお気に入り。

デジタル一眼レフだと大きすぎて持っていけない時は
「DSC-WX1」をサブ機にしたら最良のような気がする。


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この記事へのコメント
早くデジイチに積んで欲しいところ…
α700の後継辺りに是非やっていただきたい
Posted by 通りすぎ at 2009年08月06日 18:24
WX1のスペックに、ちょっと「ピクッ」って来てますw

裏面照射型構造の話は、いわゆる「逆転の発想」ですね^^

そういえば、お台場ガンダムのすごく近くで見られる権利を
オクで買った人の、搭乗当日の動画みました?
これはちょっと感動ものでした
(コメントの書き込みがひどいモノもありましたが・・・)
Posted by けいじゅ at 2009年08月06日 22:05
>通りすぎさん
おっしゃるとおりですねw
ハイビジョンハンディカム、サイバーショットと来たら
次はぜひデジタル一眼レフに投入して欲しいですね!

α700の正当な後継がまだ現れてませんから、
そのへんに期待しちゃいますよねw
Posted by kunkoku at 2009年08月08日 09:22
>けいじゅさん
WX1のカメラ的な性能にはかなり反応しちゃいますよねw
最近のコンデジって、ISO感度をオートでどんどん上げちゃうので、PCディスプレイで見たときのノイズ感がひどくて、いやだなーと思ってましたから、これで改善されそうですし、さらに明るいレンズになってるし、早く撮影テストしてみたいですw

お台場ガンダム、
実は入札しようと思ったんですが、すでにその時に100万円超えてまして、速攻断念しました(汗
Posted by kunkoku at 2009年08月08日 09:26