2009年12月22日

LEDバックライト搭載PCディスプレイでFFXIIIを試してみる。


「ファイナルファンタジーXIII」の映像美を
PC用ディスプレイで試してみる。

試用したのは、
LG製の液晶ディスプレイ「W2486L-PF」
たったの1日だけしか使ってないのであくまでも簡単なレビュー程度で。

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まずは本体の仕様。


「W2486L-PF」のディスプレイサイズは24型で
1:9フルHD(1920x1080)解像度のLCDパネルに
エッジライト式白色ダイオードを採用したモデル。

液晶パネルの底面に84個の白色LEDを並べて
導光板や拡散シート、集光シートを液晶パネルの背面に配置する事で
ムラのない均一な光源を確保。

白色LEDは、モバイル系のVAIOノートでは早くから採用していて
最近ではBRAVIA ZXシリーズでも採用されるなどして
ディスプレイを薄くできたり、省電力化できるというのがメリット。

コントラスト比は、最大で2,000,000:1(F-Engine使用時)。

その他の細かい仕様は
パネル方式はTN方式、表面処理はノングレア、
応答速度は5ms(黒白黒)/2ms(中間色)、
視野角は上下160度/左右170度、輝度は250cd/平方m。



電源は、ACアダプターになっていて
ディスプレイ側に余計なものを省いた結果として
本体は横からみると非常に薄く見える。

一番薄い部分で20.5mm、
スタンドを含めても前後の奥行きは198.4mmとすっきりサイズで
なめらかなデザインという事もあって
画面は大きくてもすっきりとした印象を覚える。

また、ディスプレイはノングレアなのに
ボディ全体はツルツルピッカピカの光沢いっぱいなので、
触るところに指紋がつきやすかったり
正面から見た時にベゼルに周囲のものが反射するのはどうかとも思う。


入力系は、
ミニD-Sub15ピンx1、DVI-Dx1、HDMIが2系統の全4系統。

青く見えるステレオミニプラグは、
HDMIに接続した際に入力された音声を出すため出力であって
決して入力端子ではない。

ちなみに、
チルトは-2度〜15度までの調整が可能で
左右方向へは首は振らないのでスタンドごと向きを変える必要がある。
上下には動かないしVESAマウンタにも対応していない。

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PS3を「W2486L-PF」のHDMI入力へ
HDMIケーブル1本で接続。

画面が出てきたら、「おぉ!」と感動するかと思ったら
そんなに顕著なものではないみたいで。。

フルHDなのに若干ドットが甘いようだったり
白がキツく全体的に青っぽい映像に見えるので
設定は少しいじってやったほうが良さそう。



設定ボタンは物理的なものがあるわけではなくて
ベゼルの右下あたりに触れると赤くランプが光って
そこをタッチして操作するというタッチセンサー式。

これまた指でどこの機能を押したのかがわかりにくいので
画面に出てくるメニューと指先を交互に確認しながら
操作しないといけなくて
先進的っぽいわりに使い勝手的に迷いが生じる気がしないでもない。
慣れればいいだけの話だけど。



(上記設定値はデフォルト値。)

好みもあるけれど設定としては、
一般的な蛍光灯の明るさの室内では明るさは落としめのほうが見やすい
というか100のままだとかなり明るすぎる。
場合によってはガンマ値は0もしくは-50にふったほうが良いみたい。

それと色味として青が強いので
RGB調整をブルーを下げてレッドを少し上げて
バランスをとってみる。

シャープさが足りないかなと思えば
画質を少し上げ目にしてやるとクッキリ感は上がる。

だいたいの調整が済んだら
改めて「ファイナルファンタジーXIII」を始めてみる。


まず、
ディスプレイの中で激しい動きのある映像でも
残像が出てる!と気になる事はなく応答速度は良好で
当然ながらFF13をプレイする上では
ボタンを押してからの反応に違和感を感じる事もない。

暗いシーンでも黒ツブレせずに
ディティールもしっかりと見えるので
その映像に没頭する事ができる。

PCディスプレイとして使ったわけではないので総合的な性能ではないけれど
「ファイナルファンタジーXIII」やってみた限りでは
テレビと違って目前で緻密な映像を堪能しながら遊べる
という楽しみ方をするには最適なディスプレイの一つだと言える。

ちなみに、
LEDを採用している恩恵として
消費電力が低いし、それひともなってディスプレイも熱を持たない、
それに本体が軽くて取り回しがしやすいというメリットがある。


・勢いで買ってしまった『PS3 FINAL FANTASY XIII LIGHTNING EDITION』
・新しく買ったPS3に今まで使っていたPS3のデータを転送する。
・BRAVIAでFFXIIIをリアルに再現できる公認画質に設定してみる。

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この記事へのコメント
くんこくさん!

突然ですみませんm(__)m
毎日毎日チェックして勉強させてもらって感謝している者です。

実はくんこくさんにどうしても調べていただきたいことがありまして…

ディスクアクセス高速化ソフト「マッハドライブ」というヤツなのですが
昨日から64bit版対応となったのですが、さっそく使ってみて
ベンチマークとったら…

ものすごい衝撃的な結果が出てしまうのです!
とてもおっかなびっくりの超高速化SSDになってしまいました。

これはいったいどういうことなのでしょうか?
実際にtypeZでいつもの仕事をしてみたら、そりゃ快適なのです。

その効果のほどを是非くんこくさんも体験してみてください。
よろしくお願いします。

突然すみません。我慢できなくて…
Posted by オレっち at 2009年12月23日 12:10
>オレっちさん
お知らせありがとうございます!
そうなんですか!?
「マッハドライブ」の存在は知ってましたがそれほどとはw

これはぜひやってみてレポしたいと思いますww
Posted by kunkoku at 2009年12月24日 16:04