2010年05月27日

ソニーと凸版印刷、KDDI、朝日新聞の4社で電子書籍配信の新会社を設立!


ソニーと凸版印刷、KDDI、朝日新聞の4社で
電子書籍配信の新会社を設立。

・ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社
 電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立


5月27日に突如として
ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社で
電子書籍配信に向けた事業企画会社を7月1日を目処に設立するという
基本合意を発表。

書籍、コミック、雑誌、新聞などを対象に
共通する配信プラットフォーム構築・運営する事業会社に移行、
年内のサービス開始を目指す。

また、
他の参加企業を各社に呼びかけ
いろいろな端末からコンテンツを提供できるべく
オープンなプラットフォームとしていく。

設立は、2010年7月1日予定
資本金1,500万円、資本準備金1,500万円の合計3,000万円、
出資比率は4社それぞれ25%、
取締役は4社各社から指名の予定で
本社所在地や従業員数は今日の段階では未定。

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ネットニュースに上に
「ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞の4社で電子書籍端末向け新会社を設立」
なんて見出しが踊って
その直後の16時30分から共同記者会見が始まるという
いきなりな内容にびっくりしながらも、
どうやら生配信はやっていないようだったので
記者会見場にいる人らの話を
TWITTERのタイムライン(#stka0527)で追っかけて見ていた。

これがまたiPadの国内発売の前日なだけに
記者会見で、新しいデバイスとかサービスが
ドドーンと発表されるんじゃ?くらいの勢いで見守っていただけに
新会社設立だけの話に留まってしまって
みんなガックリモード。

一応は、
オープンな電子書籍プラットフォームの構築を目指すとして
一業種一社とは考えていないと明言した事や
講談社、小学館、集英社といった出版社が賛同している
という話があったのは前向きだったのかもしれない。

電子書籍の製品化としては
ソニーが年内に発売するとも言及している。


実は、
ソニーって数年前に国内で「LIBLIe」という電子書籍を発売していて
その時はこれから電子書籍が伸びていくかも?と思わせられたものの
その後コンテンツの拡充に苦しんだ末フェイドアウトしてしまった。

けれども
アメリカで発売している電子ブック「Reader」は
シェアで第2位と好調で3Gに対応したモデルも発売していて
そういったベースがある事もあるからこれからに期待。


先日発表された
“Sony Internet TV(Google TV)”とか、
ぐるぐる巻き取れる有機ELディスプレイ
全部この電子書籍に通じるものだったらスッゴイのになと
余計な妄想をしたりしてw


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