2010年07月03日

デジタル一眼カメラ「NEX-5、3」の最新ファームで3Dスイングパノラマを試してみる。

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デジタル一眼カメラ「NEX-5」「NEX-3」
最新ファームウェアが公開。

・デジタル一眼カメラ「NEX-3」、「NEX-5」をご愛用のお客様へ
 ファームウェアアップグレードのお知らせ


アップグレードの内容は、
・3Dスイングパノラマ対応
・スイングパノラマ性能向上
・電源OFF時のバッテリー消耗の低減
・暗いシーンでの起動レスポンス向上
etc

と、NEXを使っていて気になっていた
バッテリーの減り具合だとかが改善されているだけじゃなくて
新しく「3Dスイングパノラマ」に対応して機能アップしてるので
早速アップグレードして試してみる。


初期出荷されたバージョンは
NEX-5もNEX-3もVer.01のはずなので、
アップグレードが必要。

まず、PCにアップグレードファイルをダウンロードする。
NEX-5とNEX-3はそれぞれ落とすファイルが違うので注意。


ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると
「Firmware Updater」が起動するので、
NEXをUSBケーブルでPCに接続して
そのウィザードが出るとおりに進めていけばOK。

途中で一度、NEXのリセットをする作業があるけれど
手間なのはそれくらいで後は比較的簡単。

アップグレードするのを待つこと数分、
進行バーが100%に到達すれば終了ー。


メニューにある[セットアップ]から
「バージョン表示」を確認して
そこがVer.02になっていればアップグレード完了。

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<3Dスイングパノラマを試してみる>


「NEX-5」「NEX-3」の撮影モードを確認してみると、
通常の[スイングパノラマ]の下に
新しく[3Dスイングパノラマ]が追加されているのがわかる。

撮影のやり方はいたってシンプルで
シャッターボタンを押したまま
矢印の方向にぐるーっとカメラを動かしていくだけ。

パノラマの方向は【右】もしくは【左】が選べるし
画像サイズは、
16:9(1920x1080)、標準(4912x1080)、ワイド(7152x1080)
の3つのモードから選べる。



そう、やり方はいたって簡単。

だけど、実はうまく撮れない時も結構あって
特に撮影する距離?(時間?)の長いワイドは
全部を撮りきろうとすると大変だったりして・・・

というのも、
パノラマ撮影というのは連続して写真を撮ったものを合成していて
ある程度は手元がブレたりしても修正してくれるものの
例えば、カメラを動かす速度が
速すぎたり、遅すぎたり、上下にブレ過ぎたりすると
ブッブー!とメッセージが出て怒られて
パノラマ撮影が途中で終了してしまったりする。

理想の目安としては、
E18-55mmレンズの広角端(18mm)を利用したとして
半周を約6秒くらいで撮り終わるのが良いらしい。

望遠にするともっとゆっくりと動かす必要があって
難易度が上がるので広角端で撮ったほうがやりやすい。


なんていう苦労はあるものの
何度もチャレンジして
自分の思い通りのパノラマ写真が撮れればOK!


ちなみに、
撮影したファイルをPCで見てみると、
[3Dスイングパノラマ]で撮影した画像は
JPEGファイル以外に、MPOファイルというものが生成されている。

おそらく、このMPOファイルの中に
3D立体視する際の情報が入ってるみたいなので
邪魔だと思って間違えて削除しないように。

MPOファイルの大きさは大体3MB前後。

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まぁそもそも、[3Dスイングパノラマ]を3D立体視で見ようと思うと
3Dに対応したBRAVIAが必要。

それから「NEX-5」「NEX-3」をHDMIケーブルで接続する必要がある。
(USB接続ではダメ。)


NEX側の端子は、ミニHDMIになっているので、
「HDMIミニ端子ケーブル」を用意して接続。

メニューにある[再生]から
3D鑑賞を選んで実行すれば3Dパノラマの画像がテレビに表示される。


テレビ画面にパノラマの映像が
左から右へとパン(流れて)いくのだけでも十分に楽しめるものなのに
それがさらに3D立体視になると迫力は倍増!

実は、かなりこの[3Dスイングパノラマ]をナメていて
「ちょっと浮き出るくらいかな?」くらいにしか思っていなかった。

それと実際に3D BRAVIAで見てみたら
きっちりとその奥行の空間を感じられる立体視映像になっていて
素直に驚けた。

これはおもしろい!

まぁ[3Dスイングパノラマ]のために3D BRAVIAを買う人はいないだろうけれど
「NEX-5」「NEX-3」側に
こういった機能が準備されていると
後々に3D BRAVIAを買った時の楽しみが出来る。

ちなみに、[3Dスイングパノラマ]で撮影した画像は、
無理に3D BRAVIAで見なくても
普通のパノラマ画像としても楽しめるし、
3D立体視の付加情報が付くくらいなので
これからパノラマ撮影をするなら、将来を見越して
[3Dスイングパノラマ]で撮影しておいてもいいかもしれない。


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