2010年11月30日

サンディスク、ソニー、ニコンが次世代メモリーカードの仕様を策定、提案。


サンディスク、ソニー、ニコンの3社で
プロフェッショナル用デジタルイメージング領域で利用可能な
次世代メモリーカード仕様を共同で策定、
標準規格とするべく「CompactFlash Association(CFA)」に提案。

・サンディスク、ソニー、ニコンが次世代高速メモリーカードを標準化団体に提案 〜プロ用デジタルイメージング向け新仕様を3社で策定〜

プロフェッショナル用途として
静止画や動画を扱う場合、今よりももっと大容量で
さらに高速な転送速度をもったメモリーカードが必要とされている
という事で
サンディスク、ソニー、ニコンの3社で
新しいメモリーカードの仕様を策定してGFAへ提案。

その次世代メモリーカードの仕様というのは
業界で標準となっているPCI Expressインターフェースを使用し
インターフェース理論値で500MB/秒という転送速度を実現する。

現行のATA(PATA)の理論値が167MB/秒からすると
かなりの高速度化となって
データ量の大きいRAWモードでの高速連写が可能になるし
メモリーカードからPCへ転送する際も待ち時間が抑えられる。

また、電源制御技術によるバッテリー寿命を延ばす低消費電力と、
データの高速転送を両立させている。

大きさも、今ある現行のコンパクトフラッシュカードとほぼ同等のサイズで、
技術的には、理論上で2TBを超える大容量化も可能とされていて
新しいなアクセスコントロール機能と耐久性の高いメディア形状から
堅牢性と高い信頼性を実現するメモリーカードとなる。

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メモリーカーの高速化&大容量化は
静止画や動画を扱うデジタルイメージングとしては
当然の流れではあるけれど、
出来れば規格が分散せずにひとつに統一されて
コンシューマー向けにも広がって欲しいよね。




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