2011年08月29日

性能も使い勝手も拡張性もアップしたデジタル一眼カメラ「NEX-5N」

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コンパクトなデジタル一眼としてミラーレスのAPS-C搭載した
NEX-5シリーズもモデルチェンジしてNEX-5Nへ。

・約0.02秒の世界最短レリーズタイムラグの実現による高い応答性
 有効1610万画素イメージセンサー(APS-Cサイズ)を搭載し、最高撮像感度ISO25600を実現
 暗所でも高精細な映像撮影が可能なレンズ交換式一眼カメラ『NEX-5N』発売


パっと見は去年(2010年6月)に発売された「NEX-5」と
ネーミングも後ろにNが付いただけだし、
外観も変化がないように見える新しい「NEX-5N」は、
実はしっかりと弱点を克服してらさに使いやすいコンパクトデジタル一眼と進化している。

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●小型・軽量ボディに、デジタル一眼カメラのクオリティー

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NEX-5Nには、撮像素子にAPS-Cサイズで
前モデル「NEX-5」の有効約1420万画素よりもさらに向上した
有効約1610万画素“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載。

小さなボディに、
一般的にコンパクトデジカメに搭載されているイメージセンサーよりも遥かに大きく
デジタル一眼カメラと同じサイズの撮像素子(APS--Cサイズ)を載せていて
そのおかげで、美しいぼけ味から、きめの細かい階調表現、ノイズの少ない画質で
撮影できるのが最大の特徴。

そして、α77やNEX-7と同じく、画像処理エンジン「BIONZ」も進化していて、
高速連写や画像の重ね合わせ処理といった作業をこなす事を可能にしている。

画素数がアップしていても、この進化した「BIONZ」のおかげで、
ISO感度が、最高で25600という圧倒的な「高感度性能」を誇り、
高感度で撮影した時も、エッジや輪郭部のシャープさを保ちながら
しっかりとした低ノイズを実現する。

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それから、従来のNEXシリーズの不満点だったレスポンスとフォーカスを高速化。

α77やNEX-7に採用されている“電子先幕シャッター”の採用と、
新制御システムによって、
まず、シャッターボタンを半押しして被写体にピントが合うまでのAF速度は、
NEX-5比較で2倍に高速化
シャッターボタンを押しこんでから実際に露光開始するまでの時間
いわゆるレリーズタイムラグを世界最短の約0.02秒にまで短縮されていて、
明らかにレスポンスが良くなっている。

また、有効約1610万画素の高画素を持ちつつも
「速度優先連続撮影」モードで、最高約10コマ/秒の高速連写も出来る。
(NEX-5では有効約1420万画素で最高7コマ/秒)

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●直感的な操作ができるタッチパネル液晶と
 コントロールホイールの合わせ技



背面の液晶モニターには視野率100%の
約92.1万ドット3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」
と高コントラストで深みのある黒を再現する「TruBlack」を採用。

その液晶ディスプレイは、ボディ背面から上方向に約90度、
そして下方向に約45度チルトさせることができるようになっているというのは従来と同じ。

進化しているのは、その液晶ディスプレイが
タッチパネルになって操作を直接画面をタッチして使えるようになっている事。

今まで通り本体背面の真ん中にあるコントロールホイールをクルクルまわして
UIメニューを操作するという使い方もできるし、
細かい設定をしたい場合でも直接画面に出ているアイコンをタッチすればよいし
被写体にピントを合わせたい時も画面をタッチするだけで「追尾フォーカス」が働くなど
使い勝手的にもずいぶんと操作しやすくなった。

他にも、ピクチャエフェクトやカスタム設定を
5つの項目のいずれかと入れ替えも可能で、
その順番や切り替えの数までも変更する事ができるので、
より使いやすい自分専用の設定を好みで作ることができる。


NEX-C3に搭載された「マイフォトスタイル」もタッチ操作出来て、
「背景ぼかし」「色合い」「明るさ」「鮮やかさ」「ピクチャーエフェクト」という
5つのアイコンを選んで、組み合わせしてその効果を確認しながら撮影できるし、
例えば、「背景ぼかしコントロール」ならコントロールホイールを回すだけじゃなく、
画面右側にあるインジケーターをなぞってもぼかし具合の調整が出来たりする。


ピクチャーエフェクトも
NEX-C3に入っている7つのエフェクトに加えて
「絵画調HDR」、「リッチトーンモノクロ」、「ソフトフォーカス」、「ミニチュア」を追加。
(「ハイキー」は「ソフトハイキー」へと変更。)

「おまかせオート」「Pモード」だけではなくて、
A、S、Mモード設定中でも使用できたり、
モードによってそのかかり具合の強弱のパラメーターもいじれるようになって
より自分の思っている映像表現を出しやすくなっている。

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●動画撮影が楽しくなる、高画質でなめらかな60pフルHD動画

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動画は、新規格となるAVCHD Ver.2.0(Progressive)に対応して
イメージセンサーからの60fpsで読みだして
60i(インターレース)の記録はもちろん、60p(プログレッシブ)、24pの、
3つのフルHD動画の撮影が可能で、
本体背面にあるMOVIE(録画)ボタンを押すだけですぐに動画の撮影が始められる。

このAPS-Cサイズの撮像素子の大きさを利用して
背景のボケた動画を撮ったり
P、A、S、Mモードで設定を自分の意図する設定に変えて
露出をいじったり、映画フィルムと同じフレームレートにした24pでの動画や
「クリエイティブスタイル」、「ピクチャーエフェクト」といった効果をかけて
撮影を撮影したりもでき、今までにない演出を施した動画撮影が出来るのも
また一つの大きな楽しみ。

集音性を向上させた高性能ステレオマイクと
風切音低減フィルターを採用しているおかげで、
動画撮影時の音にもこだわっている。

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●スタイリッシュによりコンパクトに

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APS-Cサイズの撮像素子を搭載しながらも
いつでも持ち歩けるデジタル一眼カメラを目指して
ミラーレス構造と小型「Eマウント」を採用してコンパクトなボディを実現。

液晶ディスプレイには、新しくタッチパネルが採用されたにもかかわらず、
金属外装の構成率を上げてギリギリまで削った結果として
最薄部約 23.3mmという薄さとなっていて、
本体サイズは、前モデルから大きくなることなく全く同サイズを保つ。

横幅約約110.8mm×高さ約58.8mm×奥行き約38.2mm。

本体の上面カバーと前カバーには、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用
重さに関しても、ボディ単体で約210g、
バッテリーとメモステデュオを含んでも質量は約269gという軽さ。


フラッシュは、内蔵ではなく従来通りの別ユニットで本体に装着して使用、
ガイドナンバーは7(ISO100・m)、照射角は16mmをカバー。
充電時間は約4秒。

バッテリーは、従来どおりNEXで採用される小型なタイプ「NP-FW50」で、
撮影可能枚数は約430枚、動画撮影可能時間は、約120分となる。

使用できるメモリーは、
“メモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオ”、
SD/SDHCメモリーカードに対応したマルチスロットを搭載。

USB端子やHDMI出力からBRAVIAと接続して
ブラビアリンクやブラビア プレミアムフォトにも対応していて
SONY製品ならではの連携もしっかりと搭載されている。

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●後付けできるXGA有機ELファインダー

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そして、NEX-5NにはNEX-7のようにビューファインダーは内蔵されていないけれど、
別オプションとして、XGA有機ELを採用した、電子ビューファインダー「FDA-EV1S」に対応。

それもただの電子ビューファインダーではなく、
α77やNEX-7に新たに採用された有機ELを採用した
「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」

有機ELファインダーは、235.9万画素という非常に決めの細かい解像度を持っていて
被写体の細部に至るまで確認する事ができ、精度の高いピント合わせが可能で
自発光する有機ELならではの忠実な黒を再現する高いコントラスト、広色域、優れた応答性により、
暗がりでの撮影時でも、光学ファインダーでは見えないような部分でもしっかりと視認できたり
早い動きの被写体に対しも圧倒的な応答性でブレたり残像が残ってしまう事が極めて少ない。


視野率100%なので、見たままがそのまま画像として切り取れるし、
33.1°という大きな視野角や約23mmというハイ・アイポイントといった
ビューファインダーを覗くと、見た時のその画像の広さがとても有効。

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また、この「FDA-EV1S」ならではの機構として、
ファインダーの向きを0-90度の角度調整ができるので、
ファインダーを覗きながらローアングルで撮影といった事も可能になる。

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●交換する楽しさ、増えるEマウントレンズと
 Aマウントを高速AFで利用できる新しいマウントアダプタ


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それから、
そもそも突っ込まれていたのが、Eマウントのレンズが少なすぎという点に関しても
ようやく本腰を入れてきたものがこれから次々に登場する。

現時点で5本というラインアップから、
まず9月に発売が決まっているのが、マクロレンズ(E30mm F3.5 Macro)「SEL30M35」

そして、10月に
望遠ズームレンズ(E 55-210mm F4.5-6.3 OSS)「SEL55210」

12月に、単焦点レンズ(E 50mm F1.8 OSS)「SEL50F18」
Sonner T* 単焦点レンズ(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)「SEL24F18Z、が発売される予定になっている。


さらに大きな武器となりそうなのが、、
新しいAマウントレンズを利用できるマウントアダプター「LA-EA2」

なんとこのアダプターには、あのα55で初めて採用された
「レンズモーターとトランスルーセントミラーテクノロジー」を内蔵していて
ただ単にAマウントレンズが装着出来るだけでなく、
静止画も動画も高速・高精度なTTL位相差検出方式AFが可能になる。

既にあるAマウントレンズのマウントアダプタ「LA-EA1」は、
先日のバージョンアップでコントラストAFには対応したものの
そのさすがにAFスピードの遅さに辟易してしまって
もうひたすらMFでしか使わなかった。

けれど、この「LA-EA2」なら、
Aマウントレンズが、α55のように瞬時にAFが合うあの快感を味わうことができる。

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ただし、アダプター内にはトランスルーセントミラーとAFセンサーを実装しているため
下側に向けて大きくなっている事は否めないけれど、
NEX-5Nのボディのままで、Aマウントレンズを最大限活かせる拡張ユニットだと言える。

ちなみに、コニカミノルタのかなり前のレンズを装着しても
それすらも高速AFが効いて使えていたので、
これは昔の資産が蘇るというか昔のαレンズを所有している人にはとても朗報。

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●コストパフォーマンスの高い「NEX-5N」、そして拡張性の高さ

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「NEX-5N」は、本当に見た目だけだと「NEX-5」とあまりにも変わらないように見えてしまうけれど、
画素アップや連写スピードの向上、ISO感度上昇といった性能的にも良くなっているし
背面液晶がタッチパネルになって、今までのひっかかっていた操作性も向上していたり
60pフルHD動画に対応したりと、しっかり進化。

それに、オプションではありながらも
電子ビューファインダー「FDA-EV1S」を装着できて、
単純に晴れている時の液晶の見づらさからも解放されるし、
何しろその有機ELの綺麗さで、撮影時だけでなく再生時でもチェックできるし、
フレキシブルに向きが変わる事での使い勝手も良い。

新しいマウントアダプタ「LA-EA2」をくっつければ、
昔ながらのαレンズから最新のαレンズまでがNEX-5Nで利用できてそれが
現時点では最高のAF速度を持ってして使えるというのは非常に頼もしい。

NEX-7には価格的には手が届かないなと思う場合には、
性能と価格のバランスがとても良いNEX-5Nは十分検討価値がある。



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<デジタル一眼カメラ「NEX-5N」ラインアップ>

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デジタル一眼カメラ「NEX-5N」ダブルレンズキット 「NEX-5ND」
・ブラック/シルバー/ホワイト
ソニーストア販売予定価格:94,800円(税込)
ソニーポイント:6,636ポイント

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デジタル一眼カメラ「NEX-5N」ズームレンズキット 「NEX-5NK」
・ブラック/シルバー/ホワイト
ソニーストア販売予定価格:84,800円(税込)
ソニーポイント:5,936ポイント

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デジタル一眼カメラ「NEX-5N」ボディ 「NEX-5N」
・ブラック
ソニーストア販売予定価格:74,800円(税込)
ソニーポイント:5,236ポイント


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デジタル一眼カメラ「NEX-5N」Wズームレンズキット 「NEX-5NY」
・ブラック/シルバー/ホワイト
ソニーストア販売予定価格:109,800円(税込)
2011年11月11日発売予定


・コンパクトサイズでも撮るための道具としての究極の一眼クオリティーを、「NEX-7」
・日常の一瞬をとらえるためのこだわりの性能を詰め込んだデジタル一眼カメラ”α77”



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