2012年02月04日

コンパクトながらも高いカメラ性能を持つデジタル一眼カメラ「NEX-7」(その3)

icon
・コンパクトながらも高いカメラ性能を持つデジタル一眼カメラ「NEX-7」(その1)
・コンパクトながらも高いカメラ性能を持つデジタル一眼カメラ「NEX-7」(その2)
の続き。

「NEX-7」は、
単純にAPS-Cサイズの大きなセンサーを搭載してるよという事だけじゃなくて、
”Eマウント”という規格のレンズを交換できるというのも楽しみの1つ。

とか言いながら、Eマウントレンズも初登場時は数が少なかったものの
ようやくここに来てそのラインナップが揃ってきたという感じ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●コンパクトなまま装着できるEマウントレンズ

icon icon
基本、「NEX-7K」ズームレンズキットに付いてくるキットレンズは、
他のNEXシリーズと同じ、E 18-55mm F3.5-5.6 OSS「SEL1855」なんだけれど、
NEX-7専用にブラックのカラーになっているのがキモ。

レンズ内に光学式の手ブレ補正を内蔵する
広角27mmから中望遠82.5mmまで(35mm判換算)の約3倍ズームレンズ。

いつもの見慣れた標準レンズなのに、
何故かブラックに変えられているだけでまるで印象が違う。
というか、ひとまずのNEX-7に装着してると見た目にも非常にクール。

小さくて軽い事もあって、
普段撮りのスナップとか風景撮影でもこれ1本で出かけても結構使える。
まぁこれが基本かな。

で、いろいろとEマウントレンズを
NEX-7に付け替えてみるとこんな感じになる。

icon icon
ズームレンズ(E18-200mm F3.5-6.3 OSS)「SEL18200」

レンズ自体がある程度大きくなるし、レンズだけで約524gあるから
ある程度のサイズと重量は我慢せざるを得ないけれど、
広角27mmから望遠300mmまで(35mm判換算)の約11倍ズームレンズで
標準レンズと同じ広角から望遠側までを1本でカバー出来るから、
逆に考えれば、他のレンズを持っていかなくても
これだけでまかなえるっていうのはかなり魅力だったりする。

icon icon
望遠ズームレンズ(E 55-210mm F4.5-6.3 OSS)「SEL55210」

中望遠82.5mmから望遠315mmまで(35mm判換算)の望遠レンズ。
望遠側のみのレンズだから、長いのは長いけど
スリムでレンズ自体の重要も345gとそこそこ軽いのもウリ。

標準レンズとちょうど使い分ける事もできるし、
もしくは子供の発表会とかで望遠でしか撮影しない場合には威力を発揮する。

それと、やっぱりαシリーズ(例:α77とSAL70300G)と比べると、
ボディもズームレンズもコンパクトにまとまるという意味では
取り回しは断然楽だとも言える。

icon icon
単焦点レンズ(E16mm F2.8)「SEL16F28」

広角24mm(35mm換算)の単焦点レンズ。

風景撮影からスナップまでこなせるレンズで、
なにしろ厚みが22.5mmしかない事もあってボディとあわせた時の
コンパクトさは抜群で、Eマウントレンズ中で一番コンパクトに持ち運べる。

さらにここから、
ウルトラワイドコンバーター「VCL-ECU1」とか
フィッシュアイコンバーター「VCL-ECF1」をくっつけて、
超広角レンズとしても遊べるあたりもかなりおもしろい。

icon icon
マクロレンズ(E30mm F3.5 Macro)「SEL30M35」

最短撮影距離約9.5cmまで近づける、
45mm(35mm換算)の等倍マクロレンズ。

花だとか料理とかブツ撮りをするにはものすごく重宝するレンズで、
撮影してはBlogやSNSにアップするとかそういった作業が多くなると
カメラをヨイショって持ち上げるのも結構めんどくさくなったりする事も多くて、
このトータル小さい軽いはメリット十分だし、
ここにEye-Fiメモリーカードを使ってPCにワイヤレスで撮影画像を飛ばすようにしとけば
超絶に楽になれる。

icon icon
icon icon
Sonner T* 単焦点レンズ(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)「SEL24F18Z」

Eマウントレンズ初のカールツァイスレンズ、
開放F値1.8という非常に明るい36mm(35mm換算)の大口径広角単焦点レンズ。

ソニーと言えばカールツァイスレンズともいうべき相性の良さで
収差の少ない解像度の高い撮影が出来るのが最高に気持ち良い。

かつ、ブラックボディにブルーの[Zeiss]ロゴが映えて
これがまたNEX-7に装着すると猛烈にかっこ良かったりする。

icon
ちなみに、NEX-7にはEマウントレンズを装着した時にのみ、
その装着したレンズの収差を補正する「レンズ補正」って機能も働くようになっている。

これは、例えば広角レンズや高倍率ズームレンズを使った場合
レンズの周りの光が落ちて画像の四隅が暗くなってしまったりただおか
直線が曲って歪んだりといった現象が起きてしまうのだけど、
それを自動補正してくれるという非常に便利な機能。

メニューから、「周辺光量」、「倍率色収差」、「歪曲収差」をそれぞれに
オートで効かせるかOFFにするかが選べる。


こうしたEマウントレンズのラインアップは、
総じてレンズ自体の大きさも重量も控えめでコンパクトに装着できるのもひとつのウリだし、
レンズ側に光学手ブレ補正が入っていいてしっかり手ぶれ補正が効いてくれるのも助かる。

3月くらいには、単焦点レンズ(E 50mm F1.8 OSS)「SEL50F18」も出てくるし
選ぶ楽しみが増えてくる。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●マウントアダプターで広がるAマウントレンズの世界

icon icon
マウントアダプター「LA-EA2」

Eマウントレンズを採用するNEX-7にも、
Aマウントレンズを利用出来るようになるのがマウントアダプター「LA-EA2」

このマウントアダプターには、「レンズモーター」と
あのα55で採用された「トランスルーセントミラーテクノロジー」を内蔵していて
単純にAマウントレンズが装着出来るというだけでなくて、
静止画も動画も高速・高精度なTTL位相差検出方式AFが使えるようになる。

最初に発売されたマウントアダプタ「LA-EA1」は、
発売当初では、Aマウントレンズが装着できるたんなるアダプターの役割でしかなくて
フォーカスはマニュアルになってしまっていたけれど、
その後バージョンアップで、一部のレンズにコントラストAFに対応するまでになったものの
それでも、オートフォーカス(AF)のスピードがかなり遅くて実用には程遠い状態だった。

icon icon
<NEX-7+マウントアダプター「LA-EA2」+ズームレンズ「SAL70300G」>

icon icon
<NEX-7+マウントアダプター「LA-EA2」+カールツァイスレンズ「SAL1680Z」>

けれど、「LA-EA2」の場合、
このアダプターの中に「AF駆動用のモーター」と
「トランスルーセントミラー」、「3点クロス15点AFセンサー」を内蔵していて、
まさにNEX-7にAマウントレンズやコニカミノルタ時代の昔のレンズを使える上に
それらレンズで、あのα77のような瞬時のオートフォーカスが使えるようになる。

レスポンスの良いNEX-7だとしてもコントラストAFゆえのスピードの限界があるけれど
このマウントアダプタ「LA-EA2」を使う事によって、
位相差検出方式AFでまさに瞬時に追える高速なAFまでも手に入れる事ができる。

icon icon
ちなみに、AF機能があまり得意ではない「LA-EA1」でも、
マニュアルフォーカスにして、大きく拡大してピントを合わせるといったMFアシストを活用すれば
確実にピント合わせが出来る。

唯一、マウンドアダプターを装着すると
手ブレ補正に関しては、Eマウントの場合はレンズ側に依存するシステムのため
Aマウントレンズを付けた場合には手ブレ補正は利用できない。

もちろんアダプターの大きさ+Aマウントレンズの大きさが加わるので
相当な巨大化を強いられたりするのは覚悟しよう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●オートロックアクセサリーシューでAマウントとの資産を共有

icon icon
さらに、NEX-7には
Aマウントのカメラと同じオートロックアクセサリーシューを搭載するのも
Eマウントカメラでは初めてになる。

Aマウント用のストロボやLEDライト、外付け液晶モニター、マイクといったアクセサリーを
そのままNEX-7に装着できるので、
AマウントカメラとNEX-7とで共用出来て資産が活かせるのはかなりうれしい。

icon icon
フラッシュ「HVL-F58AM」     LEDバッテリービデオライト「HVL-LE1」

icon icon
ショットガンマイクロフォン「ECM-CG50」  クリップオンLCDモニター「CLM-V55」

NEX-7のフラッシュでは届かない場合でも
光量の大きな外部フラッシュやシンクロターミナルアダプタを使えるし
室内のポートレート撮影にも壁に向けて光を拡散させてバウンスフラッシュも使える。

もしくは、LEDバッテリーライトで、調光しての静止画撮影も
フルHD動画を撮影する時の光量アップにも利用できる。

外部マイクも、動画撮影に重要な音をよりクリアに記録するためには有効だったり、
ポータブルモニターに映して、より細かいピント確認をしたり
撮影した映像のチェックに活用できる。

icon icon
icon icon
さらに、オートロックアクセサリーシューが1つじゃ足りない場合は、
ブラケット「VCT-55LH」をカメラの三脚穴にくっつければ
もう一つ装着できるので、強烈な撮影システムが出来上がる。

えーと、ここまでやるとNEX-7本体のコンパクト性はまるでなくなってしまうので
本末転倒じゃないかと思わないでもないけれど
こういった拡張性があるって事がNEX-7の魅力でもある。

こうしてみると、
従来のNEXシリーズは、単独のカテゴリーというような雰囲気があったけれど、
NEX-7は、(Aマウントシリーズ用)デジタル一眼カメラとの互換性を含めて
カメラとして存分に楽しめるアイテムになっているなと実感できる。

えぇ、合体とか換装とかは男のロマンだからねw




Twitterボタン
最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku

iconicon

【TOPページへ】

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/kunkoku/51993982