2012年04月16日

いつもの音がいつもと違う感動に変わるホームシアターシステム「HT-FS30」

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ホームシアターシステムと聞くと、あぁテレビとつなぐのが面倒くさいとか
大掛かりになるんでしょ?とか思って、なかなか自分の生活スタイルに導入されにくいモノ。

まぁ、最近でこそフロントサラウンドが当たり前になってきて
スッキリと置けるタイプが増えてきたけれど、
でもまぁわざわざテレビにつけなくっても音は出るしねーみたいな雰囲気がなくもない。

そんな中、新しく登場した「HT-FS30」も、パッと見た感じは
なんだ全然普通の2.1chホームシアターシステムじゃん、で終わってしまいそうなんだけど、
これがナカナカに使い物になる良いアイテムになる。

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ちなみに、値段は、ソニーストア販売価格で22,800円(税込)と
それこそ10%OFFクーポンを使ったら2万円近くで買えてしまうくらいで
そんなに高いわけじゃない。

構成も超シンプルで、
ウーファータイプのアンプと、ステレオフロントスピーカーが2コ。
付属品も、
リモコン、光デジタルケーブル(2.5m)、オーディオケーブル(1.5m)、
FMワイヤーアンテナ、単三乾電池、これだけ。

もうフッツーの2.1chのスピーカーシステム。

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フロントスピーカーのサイズは、幅約85×高さ約220×奥行き約95(mm)で、
前後の大きさ的には、95mm程度しかなくて、
テーブルの上にスピーカーを2つ置いたとしても、
まずそんなに邪魔になるサイズではないというのがミソ。

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一方で、サブウーファーのサイズは、幅約175×高さ約325×奥行き約368(mm)。
こっちはサブウーファーの部類としては小さいほうではあるけれど、
ぶっちゃけ、テーブルの上に置いたらかなりの巨大物体に見える。

けどまぁサブウーファーなんてものは、
視覚的に、このポジションじゃなきゃダメってのもないので
テーブルの下でも、ラックの隅っこでも、空いてるスペースに置けばいい。

それに、この中にむしろいい音で聴くための秘密が詰まってるわけで、
原音に忠実なサウンドを実現するフルデジタルアンプ「S-Master」や、
音場の広がりと奥行き感を再現して包み込まれるようなサラウンド感のある
独自技術「S-Force PRO フロントサラウンド 3D」なども搭載する。

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まず、最初はお約束で、BRAVIAとつないでみる。
ここは、HDMIケーブル1本で接続するだけ。

もう本当にブスっと挿すだけで終わり。

「HT-FS30」は、オーディオリターンチャンネル(ARC)に対応してるから
同じくARCの付いたBRAIVAと接続すると、
テレビの音声もデジタルで伝送されるから、
ちょっと前みたいに、別に光ケーブルを接続しなきゃいけないなんて事はない。

HDMIケーブル1本で全てOK。

ちなみに、入力は3系統あるから、まだBDレコーダーでもPS3でも追加でつなげられるし
ブラビアリンクも付いてるから連動してくれてこれまた楽。

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操作もリモコンなしで本体を直接触っても
電源のON/OFFとか、入力切替、音量調整は出来る。

リモコンがあれば、一発で変更したい入力に変えられたり、
アンプメニューから、センターとサブウーファーのレベルや音質を調整もできる。

それから、小さい音量でもドルビーサラウンドをたのしめる「AUDIO DRC」や
夜に大きい音が出せない時でもきちんと人の声が聞こえる「クリアーボイス設計」の
オンオフも可能。

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そのままBRAVIAの音を「HT-FS30」から聴いてみると、
それはもう明らかに音の厚みが違う。

薄型テレビの宿命として、どうしてもスピーカーの容量が稼げないために
どうしても音が薄っぺらく聞こえてしまうというジレンマがあるのだけれど、
大掛かりじゃないこんなホームシアターシステムだけでも
仮に、映画を見てもスポーツ中継を見ても、明らかにその音の迫力というか
まるでその場所にいるような空気感みたいなものが感じられるくらいに
まるっきり変わってくる。

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他にも、HDMI入力にPS3をつないでみて、
いつもやってるゲームを「HT-FS30」から音声を出してプレイしてみる。

例えば、「アンチャーテッド - 砂漠に眠るアトランティス -」をやってみたとしても、
何なんだこの違いは!?と思うほどに
ゲーム自体の没入感はもちろん、音声が豊かになるとここまで迫力が変わってくるのか?
というくらいに、音場に包まれた中でゲームがプレイできる。

おそらくこの臨場感を大きく手助けしてるのは、
「スマート・BASS・テクノロジー」というもので、
これは、音を聴く時に、一般に小さいサブウーファーだと
再現しきれない低域成分があって、聴いていてもまだ物足りなさがあるのだけど、
その低域成分を再現をする倍音成分を聴かせる効果で、
何というか、自分とテレビの間に音の広がりができるのを感じられる。

素直にシアターシステムとしての能力を発揮してくれていて、
これは設置した効果は確実に実感できる。

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でも、ホームシアターシステムをテレビとかPS3とかBDレコダーにつなぐのは
もう全くもって当たり前すぎて、
それこそアンプからスピーカーをそれぞれ揃えて本格導入すれば
もっと映画館に迫る臨場感を味わう事だって出来る。

けれど、やっぱりコストもかかるし設置する場所もないし
と結局あきらめてしまう気持ちを
この「HT-FS30」は、食い止めて導入したくなる
ホームシアターシステムとも言える。

それにせっかく導入するのなら、もっともっと元が取れるほどに
使いまくりたいと思うのが心情というもの。

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付属でついてくるオーディオケーブルを使えば、
もう手持ちにあるVAIOだろうが、PSPとかPS Vitaだろうが
ウォークマンもXperiaもSony Tabletも、iPadもiPhoneも
何でもかんでも、「HT-FS30」から音声を出す事ができる。

別にもう昔から出来てる事だし、
今時Bluetoothでワイヤレスで飛ばせるモノもあるのにとか
思うことはあるのだけれど、
この単なるステレオミニプラグをブスっと挿すというほど
接続方法ほど確実でかつ簡単な使い方はない。

それに、そういった機器とつなぐ事も前提に考えられていて
「ポータブルオーディオエンハンサー」という機能が
圧縮音源に失われがちな高域成分をしっかりと持ち上げて
きちんとオリジナル音源に近い形で自然な音にもしてくれている。

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例えば、Xperiaとかウォークマンの音楽を
スピーカーで聴くという楽しさというか、その2つのスピーカーから
音が鳴り響いて伝わってくるというこれまた当たり前みたいな事でも
いつも聴いてるヘッドホンじゃない聴き方でも新鮮さは感じられる。

それからPSPのゲームをBRAVIAに映し出したついでに、
音声もサブウーファーから出てくる低音域とともに
自分のいる場所が、その空間にいるかのように思える臨場感というのは、
やっぱり視覚だけじゃなくて、耳と肌からも伝わってくるもの。

それこそ、普段は通勤途中だとか、ベッドでゴロンとなって見る
ウォークマンのお出かけ転送でも、Sony Tabletでの動画でも
あえて、ステレオケーブルを挿すというだけで
こんなに小さい画面なのに?と思うほどに迫力を増大してくれる。

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なかなかテレビとかディスプレイだと、そのまま目に飛び込んでくるものだから
いろいろと凝ったりするのだけど、
意外と音ってのは鳴ってるとOKみたいなところがあって
ちょっと物足りないかな?と思っていてもそのままになってる事って多い。

けれど、実はその音にまつわるものの持つ役割って本当に大きくて、
ディスプレイの大きさ如何に関係なく、
音声に少しでも投資をしてあげるだけで、
同じソースを再現するにしても、その臨場感はまるで雲泥の差がある。

だから、本格的にシアターシステムを構築する人もいるのだけど、
今回はあえて、実はいままで音に関しては何もしてなかった人とか
ぜひちょっと騙されたと思って、これくらい導入してみるか?くらいの勢いで
このホームシアターシステム「HT-FS30」を使ってみて欲しいかなと。

実際に使ってみて、初めて気づく事もあるし
本当に、元に戻れなくなるほどに感動する事は間違いないから。




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