2013年01月13日

VAIO Tap 20のメモリー増設とストレージ換装をしてみよう!(後編)

icon
・触れば触るほどおもしろくなるテーブルトップPC「VAIO Tap 20」
・VAIO Tap 20のHDDモデルとSSDモデルの挙動を比べてみる。
・VAIO Tap 20のメモリー増設とストレージ換装をしてみよう!(前編)

HDDが装着されていた「VAIO Tap 20」
Intel製「SSDSC2CT240A4K5」への換装が終わって
リカバリーも順調に終わったので、Windowsセットアップを済ませて
どんな具体かチェックしてみよう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●Intel SSD(335シリーズ)の容量内訳


VAIO Tap 20でのIntel製「SSDSC2CT240A4K5」の240GBでの容量の内訳。

実際のストレージ容量は、223.45GBで、
リカバリー領域やもろもろの領域から差っ引かれた
Cドライブの容量は、約187.77GB。


そのCドライブのうち、
OSからプリインストールアプリなどの使用領域が約45GBで、
空き容量は約142GBとなっている。


ちなみに、VAIOオーナーメードで搭載するSamsung製「MZ7PC256HAFU」
SSD 約256GBの実ストレージ容量は、238.35GBで、
Cドライブの容量は、約205.25GBとなっていた。

「SSD 256GB」と、「SSD 240GB」との16GBほど少なくなっているので、
そのぶん空き容量もそれだけ少なめになるものの
どうにか142GB分のデータはTap内に保存できるという事になる。

これを踏まえても
リカバリー領域やプリインアプリまでひっくるめると100GBくらいは使うと単純に考えると
SSD容量が、120GB前後だと、換装した後のデータ保存領域が
厳しい事になってくるので注意が必要。

空き容量をしっかり確保したいと思えば、
ある程度最初から大きいSSDを確保したほうが良いのだけれど
そうするとSSD自体の価格も跳ね上がるのでそのバランスがキモ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●Intel SSD(335シリーズ)のベンチマーク

そして、まずは
Windows 8の簡易ベンチマークでの評価を比較。


ストレージ: SSD Intel製「SSDSC2CT240A4K5」


ストレージ: SSD Samsung製「MZ7PC256HAFU」

HGST製「HTS547550A9E384」のHDDから
Intel製「SSDSC2CT240A4K5」のSSDへ換装して、
Windows 8の簡易ベンチマークでの評価では、
5.7から、7.9まで急上昇。

ただ、SSD Samsung製「MZ7PC256HAFU」が8.1という評価なので
このほんのちょっぴりの差が誤差なのか性能の差なのかが気になる。

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−

そこで、ストレージのパフォーマンスを
詳しくベンチマークで計測してみた。

HDD 約500GB(5400回転/分)
icon icon
【CrystalDiskMark3.0(x64 Beta3)】

icon
【AS SSD Benchmark】


●SSD Intel製「SSDSC2CT240A4K5」
icon icon
【CrystalDiskMark3.0(x64 Beta3)】

icon
【AS SSD Benchmark】


SSD Samsung製「MZ7PC256HAFU」
icon icon
【CrystalDiskMark3.0(x64 Beta3)】

icon
【AS SSD Benchmark】

そう、このベンチマークテストではっきりとわかったのが、
SSD Intel製「SSDSC2CT240A4K5」は、確かにSSDとしての速さは出ているものの、
公称値で、読込速度:500MB/s、書込速度:450MB/sと謳っているにもかかわらず
これは明らかに本来の速度が出ていない。

SSD Samsung製「MZ7PC256HAFU」と比べると
特にシーケンシャルスピードが、結構な速度差になっているし、
「AS SSD Benchmark」のスコアにしても30%も違っている。

うーむ、これはなぜだろう…
明らかに何かのボトルネックになってるっぽい雰囲気が漂っていて
そういえば、思い当たるところが
というか、ひとつ思いっきり気になる箇所がある…。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●SSD本来の性能を引き出す加工をしよう。

VAIO Tap 20のストレージを確認した際に気づいたのだけれども、
元々SSDを搭載するモデルと、HDDを搭載モデルで、
ストレージを収める中の、配置と配線構成が違っている。

icon icon
SSD搭載モデルの場合は、
本体に向かって右側にあるシリアルATAに
直接グサっと差し込まれている。

icon icon
それに対して、HDD搭載モデルでは、
右側のインターフェースに緑色したアダプターにいったん接続されて
それが反対の左側にまでケーブルが延びていて、
そこでシリアルATAのコネクタに差し込むようになっている。

まさに、SSD搭載モデルとHDD搭載モデルで、
ストレージの向きがちょうど180度逆に向く事になる。

icon icon
icon icon
このHDD搭載モデルについているケーブルを取り外してみると、
本体右側に配置するマザーボードからのシリアルATA端子から、
延長されたケーブルの様子。

おそらくだけれど、こういう措置をしている理由のひとつに、
このVAIO Tap 20のように移動して使うという事を考えると
SSD搭載モデルのように、HDDがインターフェースがダイレクトにささっていると
本体が動くなどした時の衝撃が直接HDDに伝わってしまうのを防ぐために
ケーブル接続して余力を持たせて、HDDは金属ケースについたゴム足のダンパーで
揺れや衝撃を吸収できるといった配慮があるのかもしれない。

icon
まぁ、何はともあれ、このケーブルが
転送スピードのボトルネックになっているっぽいので、
このケーブルを取り払ってしまって、SSD搭載モデルと同じように
右側のコネクターにダイレクトにSSDを接続してしまおう。

と思ったら、ストレージを固定するための金属ケースが、
インターフェースがSSDは右向き、HDDは左向きになっていて、
そもそもの形状が違っている。

あら、これは困った…。

って事で、もう固定する金属カバーを自作してしまおう。

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−

icon icon
icon icon
用意するのは、0.5mm厚のアルミ板。

アルミ板は硬すぎず加工しやすくて
0.5mmならカットも折り曲げもかなり楽なので、
簡易に金属カバーの作成。

icon icon
icon icon
2.5インチSSDの形状にあわせて、
アルミ板をカット、そして折り返しを作って
金属カバーの元となるベースを作る。

それからこのままだと本体のストレージの収納ハウジングに収まらないので、
固定する足の部分だけを残してカット、
ピンバイスでネジ穴をあけるのだけど、ここは早まって開けると
後で痛い目にあう。

icon icon
icon icon
それから、SSDを固定するネジ穴もピンバイスで開けてSSDを固定。

ネジ固定だけだと、SSDが後ろにズレ込む可能性もあるので、
インターフェースと反対面を折り返りを作っておいてやると
金属カバーとより一体化する。

icon icon
SSDが本体のインターフェースとガッチリ接続できるように
金属カバーの足の部分を見計らいながらネジ穴を決めて固定する。

ぶっちゃけ、ドシロウトがほぼ感で作ってるだけなので
一発でネジ穴がピンポイントに決まるわけもなく
何度も微調整をしながら最終的に収まればOK。

(;゚∀゚)=3ハァハァ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●改めてIntel SSD(335シリーズ)のベンチマーク

さて、元通りに収めたら早速起動して確認。
Windows 8の簡易ベンチマークでの評価を再度検証。

●SSD Intel製「SSDSC2CT240A4K5」

『延長ケーブル取り除く前』


『延長ケーブル取り除いた後』

延長ケーブルを取り除いて
Windows 8の簡易ベンチマークでの評価をみると
一応、7.9から、8.1へと微増しているのを確認。

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−

ストレージのパフォーマンスでも同じくチェック。

●SSD Intel製「SSDSC2CT240A4K5」
icon icon
『延長ケーブル取り除く前』

icon icon
『延長ケーブル取り除いた後』

icon icon
『延長ケーブル取り除く前』  『延長ケーブル取り除いた後』

これはもう一目瞭然、
シーケンシャルの読み込み速度と書き込み速度が大きく跳ね上がっていて、
きちんと公称値に近いSSD Intel製「SSDSC2CT240A4K5」本来の速さが
しっかりと出ているのがわかる。

「AS SSD Benchmark」のスコアも上昇していて
SSD搭載モデルに内蔵されるSamsung製「MZ7PC256HAFU」と比べても
ほぼ遜色ないスピードが出ている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

icon
VAIO tap 20のSSD搭載モデルの中身を確認していたから
HDD搭載モデルを見た時に、すぐにこの違いに気付いたけれど
もしも見てなかったら、延長ケーブルを外すという考えは
直ちには浮かんでこなかったかもしれない。

結果的にだけれども、この延長ケーブルが
シリアルATA 2.0規格になっていて
SSDの転送速度が300MB/s以下に抑えられてしまっていたのだろう。

もちろん本来のHDDモデルであれば、
2.5インチHDDの転送速度性能からすれば全く問題ないのだけれど、
たまたま6Gbps(転送600MB/s)対応のSSDを導入すると
そこがボトルネックになったというだけの話で。

ともあれ
当初のメモリー4GBとHDDを搭載していた状態から
メモリー8GBとIntel製「SSDSC2CT240A4K5」を載せたら
そりゃもうまるっきりベツモノのマシンといっていいくらい激速!

Windows8とのコンビネーションもあって
起動は速いわ、レスポンスはサックサクだわで
快適になってのでとっても満足。

個人的には、久しぶりのSSD換装&金属ケース加工で、
ぶっちゃけかなり楽しかったし、
以前はこういうのがPCの面白さだったなーとシミジミを思い返しすつ、
まぁ、こういった作業は楽しめればいいけど、
ただシンプルに快適なVAIOが欲しいと思ったら
最初っからSSD搭載モデルを買うほうがてっとり早いかもww

・VAIO Tap 20 「SVJ2021AJ」
 VAIOオーナーメード価格シミュレーション





Twitterボタン
最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku

iconicon

【TOPページへ】

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/kunkoku/52056100
この記事へのトラックバック
●画面の角度を自由に変更できる  20型大画面タッチパネル液晶搭載テーブルトップPC  「VAIO Tap 20」 「VAIO Tap 20」 VAIOオーナーメードモデル『SVJ2022AJ』 ソニーストア販売価格:89,800円(税込)〜 2013年春モデルのVAIO Tap 20に2013年3月18日(木)9時15分までの期
VAIO 2013年春モデルに各種キャンペーン!(その2)【ソニーが基本的に好き。】at 2013年03月18日 04:00
この記事へのコメント
アルミ板の加工見事ですね。
どうしろうとと謙遜されてますけど、PC内部の固定部品ですから十分なクオリティではないでしょうか。販売して欲しいくらいです。

今回のレポートを見ると、どうやら付属のSATA延長コネクタが要因のようですが、
そうであれば6Gbps対応ケーブルで内部に収まりそうなものがあればそれでもSATA3.0化ができそうですね。固定金具の作成に自信が無い人はケーブル買った方がいいかもしれませんね。

ケーブル探しも大変そうですけど(^_^;)
Posted by kemeco at 2013年01月14日 16:42
追加で質問なのですが、VAIO LをオーダーでSSDモデル購入すると、
ひょっとして直差し&SATA3.0可動で届くんでしょうかね?
Posted by kemeco at 2013年01月14日 16:48