2014年03月17日

4Kハンディカム「FDR-AX100」を使ってみたファーストインプレ!

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「FDR-AX1」に続く4Kハンディカムとして、
片手で持って撮れるまでに小型化した
デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム「FDR-AX100」がついに手元に!

・α7と、4Kハンディカム「FDR-AX1」を装備して、舞鶴基地を撮影!(その1)
・α7と、4Kハンディカム「FDR-AX1」を装備して、舞鶴基地を撮影!(その2)
でも書いたけれど、
「FDR-AX1」の良さと辛さを味わった感覚をあわせつつ
「FDR-AX100」を使ってみよう。

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●4Kハンディカムが本当にハンディサイズに!

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「FDR-AX100」のパッケージは、ブラックを基調に
オレンジ色の見た目デジタル一眼カメラ”α”ライクは箱。

中身は、FDR-AX100本体の他に、
リチャージャブルバッテリーパック(NP-FV70)、
ACアダプター、電源コード、HDMIマイクロ端子ケーブル、
USB接続サポートケーブル、ワイヤレスリモコン(RMT-835)、
レンズフード、レンズキャップ、取扱説明、これだけが付属する。

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「FDR-AX100」の大きさは、
幅81mm × 高さ83.5mm × 奥行196.5mm
レンズフードを装着すると、幅約90mm、奥行223.5mm、高さは変わらず。

重さは、本体のみで790gで、
バッテリーに、
「NP-FV50」装着時で、約870g、
「NP-FV70」装着時で、約915g  ←(本体付属品)
「NP-FV100」装着時で、約1010g。

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参考までに、「FDR-AX1」は、
幅約189mm x 高さ約193mm x 奥行き約362mmで、
重量は本体のみで約2440g、
長時間バッテリーを装着して約2770g

なかなかクールなサイズと重さで、
持ち運ぶにも気合もいるけど、人をかき分ける事のできる威圧感は圧倒的。

それからすると、
ハンディというところに持って来たのが「FDR-AX100」になる。

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まず真っ先に目をひくのは、62mmの大口径レンズ!
ハンディタイプのビデオカメラなのにやたらでかくて、
このレンズには、カールツァイス バリオゾナーT*レンズを採用。

レンズ構成は、11群17枚で、
ソニー独自開発の薄型非球面レンズ「AAレンズ」と
EDレンズを含む構成で、レンズ径からしても
縦幅をここまでに抑え込めているというのがまぁ普通に凄い。

7枚羽根円形絞りで、
撮影範囲は、35mm換算で広角29mmから、望遠348mm相当(光学12倍ズーム)
全画素超解像ズームまで使うと4Kで522mm相当(最大18倍)
HDで696mm相当(最大24倍ズーム)までいける。
この単独機でここまでカバーできるからまず早急にこまることはない。

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レンズリングは、マニュアル操作で
フォーカス、もしくはズームに切り替えて調整できる。

それから、この62mmのフィルター径は、
カメラで使っている円偏光フィルターや、NDフィルター
そのまま活用できるというメリットもある。

もちろんMCプロテクターを装着して、生のレンズを積極的に守る事もできる。

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マニュアル操作も充実。

明るさの調整はもちろん、
「アイリス」、「ゲイン/ISO」、「シャッタースピード」も個別に
ダイヤルをくるくると回して操作できるのは撮っていてもいじりやすい。

それから、光量を調節するためのNDフィルターを2枚内蔵していて
クリア、1/4、1/16、1/64と、4段階の露出を自動調整させることも
レバーで、自ら調整もできる。

「FDR-AX1」だと、光量多いからフィルターいれてねーという注意喚起はしてくれるけど
変更するのは自分なので、オートで動作してくれるのも結構ありがたい。

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本体の上部全貌に高感度マイクロカプセルを載せていて、
ズームに連動して音声レベルも変化、
ドルビーデジタル5.1chのサラウンド記録もできる。
(ただし、4K撮影時は、2ch)

風切り音をカットする「自動風ノイズ低減」も「おまかせオート」で自動的に働くけれど、
本体横にある「マイボイスキャンセリング」ボタンをポチっと押すと、
撮影する人の声を抑える効果も使える。

Wi-Fiも内蔵して、ソニートレンドのNFCも本体右側に搭載していて
スマホとピコリンとタッチすれば、
ハンディカム内の動画や写真をワイヤレスでMP4動画を転送もできるから
外出先から速攻Youtubeにアップロードしたい場合にも十分使える。

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確実なビデオカメラ撮影には必須なビューファインダーも搭載。
液晶ディスプレイを開けなくても
ビューファインダーを後ろへひっぱりだすと、電源ONでそのまま使える。

このビューファインダーは、有機ELファインダー「OLED Tru-Finder」で
高いコントラストと鮮やかな色表現、
約33度の広視野角から、外光の強い屋外では結構活躍する。

基本のハンディカムとして、
ブリップベルトのなかにUSBケーブルが収納されていたり、
マルチ/MicroUSB端子、Micro HDMI出力、
ヘッドホン出力、マイク端子もひと通り揃っている。

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タッチ対応のディスプレイは、
解像度約92.1万ドット、3.5型の「エクストラファイン液晶」。

さすがに、ここの映像でみても4K(3840×2160)の映像は視認できないので、
適当に撮ってると、撮り終わって4Kディスプレイで確認したら
肝心なところにフォーカスがあってませんでしたなんて悲惨な事が発生する。

そんな時に役立つのは、本体右側にある
「FOCUS MAGNIFIER」ボタンで、これをポチっと押すと
「2倍」→「4倍」と拡大できるので、わりと必須。
(当然ファインダーでも同様の効果。)

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●フルHDの4倍の4K動画を撮って、編集してはなかなか大変!

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さてさて、撮ってみるよ!

「FDR-AX100」には、内蔵メモリーはないので、
外部メモリーに記録する必要がある。

で、ここで注意点。
メモリーは、SD(SDHC/SDXC)カードと、
メモリースティックPROデュオ/PRO-HGデュオ/XC-HGデュオに対応してるのだけど、
4Kというか、「XAVC S」を記録するには、
必ずSDXCメモリーカード(Class10)を使わないといけないという事。

手持ちのあまってるメモリーカードで撮ってみようーっと思っても、
AVCHDは録画できても、肝心の4K(XAVC S)が録画できない。

イコールSDXCメモリーカード(Class10)64GB以上が必須となる。

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でもって、しつこいようだけど、「FDR-AX1」「FDR-AX1」
最高ビットレートと1秒フレームの違い。

4K(3840×2160)という高精細な映像を記録に残せるビデオカメラとして、
「FDR-AX1」では、
最高で、「4K 60p、ビットレート150mbps」での撮影ができるのに対して、
「FDR-AX100」では、
最高「4K 30p、ビットレート60mbps」

もちろん、当たり前だけど、
被写体が早く細かく動く、画面全体が流れるものに対しては特に
「4K 60p、ビットレート150mbps」のほうが滑らかかつ情報量の多さのアドバンテージがある。

なんだけれども、
「FDR-AX1」で、最高クオリティで残そうと
「4K 60p、ビットレート150mbps」で撮影してみていろいろ苦労した事もあって。

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同じ64GBのメモリーを用意したとして、
「4K 60p、ビットレート150mbps」では約50分、
「4K 30p、ビットレート60mbps」では約2時間10分と
撮影時間でまず2倍強違ってくる。

撮影時間は、まぁ出資してメモリーカードを増やせばどうにかなる。

というかそこよりも撮ったあとのこの膨大なデータ量が
思っていた以上に大変。

4Kハンディカムで撮影したこの撮影データ、
まずはPCに入れるんだけど、こんな調子で撮影してたら
PC内のストレージなんてあっという間に枯渇する。

と思って、もう4K(他写真)専用に外付けHDDを用意して
最初からそっちに入れる事にしたんだけどデータ転送だけでも結構待たされる。

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ここから、4K動画を「Movie Studio」で編集するのだけど、
編集する前の手順として、素材データを選択すると
その動画ごとにプロキシファイルを生成するこの作業がこれまた時間がかかる。

だからフルHD動画を編集する勢いで、
使うか使わないかわからなないけど、ひとまず撮った画像を
全部まな板の上にのっけちゃえーってやると、もはや数時間レベルで待つ事になる。
(ここもデータ量によって待たされ時間も違う。)

その後、編集は(プロキシファイルが生成されてるので)楽に行えるのだけど、
出来上がったら、今度はまた出力(エンコード)するときも
当然ながら待たされる。

実際に自分がやってみた感覚。
編集内容も時間もまるで違うけれどある程度の違いとして。

「4K 60p、ビットレート150mbps」を編集エンコードまでしたもので、
3分19秒の4K動画の所要時間は約3時間10分

「4K 30p、ビットレート60mbps」を編集エンコードまでしたもので、
2分36秒の4K動画の所要時間は約1時間4分

<参考マシンスペック>
CPU:Core i7-4500(1.80GHz)
メモリー:8GB
GPU:NVIDIA GeForce GT 735M
SSD 約256GB


現行マシンが悲鳴を上げてヒィヒィ言いながら頑張ってこれくらいかかる。

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さらに、Youtubeにアップロードしてみると、
アップロードはわりとストレスなく上がっていくのだけど、
その上がった後に始まる、最終処理もある。

ここまで来てようやく
4K動画をyoutubeにアップロードして皆がみられるようになる。


待たされてる要素として、
・4KハンディカムからPC(外付けHDD)に転送する
・「Movie Studio」で編集のために素材を載せる。=プロキシファイルを生成する。
・「Movie Studio」で編集後出力する。=エンコードする。
・youtubeにアップロードする。+youtube側での最終処理。

「4K 60p、ビットレート150mbps」の魅力は十分に理解はしつつも、
「4K 30p、ビットレート60mbps」でかかった時間は
だいたい約半分くらいですんだし、
このトータルの待ち時間を積み重ねていくと、半日がぶっ飛ぶかどうかの差があるだけに
現実的に「4K 30p、ビットレート60mbps」の取り回しのほうが楽だった(;゚∀゚)=3ハァハァ

玄人の人から言わせると、
なにを生ぬるいことをと思われるかもしれないけれど、
ハンディというアプローチを早期に実現させた「FDR-AX100」を
フルHDから4Kに置き換えて録画してみようと、腰を上げて撮りはじめた
自分を含むユーザーからすると、このくらいの落とし所はアリなところなんじゃないかなと思える。

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●4K(3840×2160)クオリティの映像を自分で記録できる感動!


そして、これが「FDR-AX100」で実際に撮影して撮った4K動画。

室内で撮ったり、夕暮れ間際に撮ったりと
明るい真昼の映像がないので、そういったシチュエーションでの動画という事で。

<4K動画を見るには>
埋め込み動画から、youtubeサイトへ飛び
Youtube再生画面で、画面右下にある画質設定から『2160p 4K』を選ぶと、
4K(3840×2160)解像度のディスプレイであれば4K動画を楽しめる。




「FDR-AX100」で、4K動画(4K/30p、60Mbps)で撮影。

撮影場所:室内
撮影対象:1/144 シャア専用ザク


「FDR-AX100」にて、4K動画(4K/30p、60Mbps)で撮影。

撮影場所:山口県柳井市「白壁通り」
撮影時間:2014年3月14日18時〜


「FDR-AX100」には、光学手ブレ補正は内蔵されているものの
許容範囲を超えるとブレてしまうので、手持ちの時は注意が必要。

これってものすごく当たり前すぎる事だけど
4Kの高精細な動画になると、その緻密な映像のままがブレるので
撮影現場では気にならなくても、後から見るとブレが盛大に気になったりする。

この動画の前者では、三脚あり/なしの比較をしてみて、
後者では、三脚を使用して撮影している。


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とまぁ、いろいろ苦労してあーだこーだ言いながらも
4K(3840×2160)という高精細な動画を残せる感動、これに尽きる。

ハイビジョン動画は、カメラ性能の違いはあれど、
今はもうデジカメでもスマートフォンでも撮れる世の中だけど、
現時点で4K(3840×2160)動画が撮れるのは、
「FDR-AX1」や「FDR-AX100」といった4Kハンディカムだけ。

今の時間は、今しか記録できないわけで、
それを小さな動画で残すか、フルHD(1920x1080)で残すか、
それとも4K(3840×2160)で残したいか。

例えば、
これから生まれてきた赤ちゃんの小さい手とか柔らかい肌も産毛も
現時点で残せる最大限のクオリティで記録しておけば
来るべき高精細化していく将来にも
2014年に残した映像としては最高のものとして見返すことができる。

もちろん、旅行もイベントも、お台場にたっているガンダムも、
自分の想い入れが深ければそれだけ自分の目の前で起きている事はすべて特別。

綺麗に残しておいた今の記録は、
きっと先で、も大切な思い出として鮮明によみがえらせてくれるはず。






という事で、
お台場に行ってきます( ー`дー´)





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SONY FDR-AX100という4K映像が撮影できるハンディカムが発売されたようです。 3月に発売されていたので気づくのが3ヶ月も遅いです(笑) ウチの映像系機材としてはHDR-HC3(2006年発売のHDV機)が未だに現役で幼稚園のイベント等に活躍しています。ですが昨年デジタル一眼の
SONY 4Kハンディカム FDR-AX100 が凄い!!【アルテッツァの造り方】at 2014年06月03日 12:57