2014年05月09日

「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」のセットアップからいろいろ中身をみてみる。

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・グローバルモデル「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」の外観ファーストインプレ!
の続き。

5月31日から「Xperia Z2 Tablet」Wi-Fiモデルの国内発売も決定。

手元にあるのは、グローバルモデルのため、国内モデルとは違いはありつつも
Wi-Fiモデルとして基本ベースはほとんど同じはずなので、いろいろ使った雑感など。

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●Xperia Z2 Tabletのセットアップとアップデート。


「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」のグローバルモデル(台湾)場合、
電源を投入して最初にでてくるセットアップ画面は2枚。

言語設定して、居住地域をチェックすると一度再起動する。
(国内モデルではここのステップがないはず。)





再度立ち上がるとでてくる初期セットアップウィザード。

言語を選択で「日本」を選んで、利用規約にチェック、
Wi-Fiネットワークの設定、
SONYのサービスを利用するための設定、
Google、Facebook、Twitterなどのアカウント設定、
位置情報(GPS)の設定、
と進めていくと初期セットアップは完了。


Xperia Z2 TabletのOSは、Android4.4.2。

購入初期のビルド番号は、「17.1.A.2.36」で、
4月27日の時点で「17.1.A.2.69」のアップデートされて
これが現時点での最新ビルドとなっている。

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●Xperia Z2 Tabletの鮮やかなディスプレイと
 向上した使い勝手。


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ディスプレイは、10.1インチ、
フルHDよりも縦方向に120ピクセルほど解像度の多いWUXGA(1920×1200)。

ディスプレイ面には、空気層をなくすことで画面に当たる光の反射と拡散を低減する
「OptiContrast Panel」を採用していて、
ディスプレイがオフ時には一枚板のように見える。

タッチセンサーをガラス面と一体化したため
ディスプレイ自体が薄くなって本体の薄型化に貢献、
光の反射を抑えたり、タッチ面のズレが少なく精度を上げている。



ホーム画面は[8X7]グリッド、ホームアプリも[8x4]と
Xperia Tablet Zと変わらず。

ただホーム画面の使い勝手は大きく変わっていて、
画面長押しからのウィジェット、アプリ、壁紙、テーマといった
メンテナンスも最新版に。

スモールアプリも複数同時立ち上げが可能。



通知パネルと、クイック設定は、画面の左右それぞれに振り分けされていて、
好みでドロップして表示する事ができる。

クイック設定は、編集が可能で、
最低1コから最大で13コのショートカットアイコンを並べる事ができる。

それから、今までのグローバルモデルでは省かれていた、
「全アプリ終了」が標準搭載されて一発で立ち上がってるアプリを終了できる。
やっぱりこれがあるとないとでは楽さが全然違う。

0506w
ディスプレイとしてのXperia Tablet ZからXperia Z2 Tabletになっての進化点は、
液晶パネルがIPSとなって、
”トリルミナスディスプレイ for mobile”
バックライトに”Live Color LED”バックライトを採用したこと。

特に、色合いに関して、
「Xperia Z2 Tablet」のディスプレイに映る画像の鮮やかさがはっきりと増していて
もう一枚ベールを剥がしたかのように鮮明に見える。

超解像技術の「X-Reality for mobile」をONにすると、
輪郭もくっきりとした引き締まった動画になってより綺麗に見る事ができる。

見る動画によっては効果の違いはありつつも、
「Xperia Z2 Tablet」のような大画面になると
より解像感の違いが目立ってくるので、積極的に使って良さそう。


「ホワイトバランス」機能があるので
自分の好みでせて調節もできる。

また、
スリープ設定を早くしておくと、見ていたいのに勝手に画面が暗くなったとか
イライラする事があるけれど、「スマートバックライト」をONにしておくと、
「Xperia Z2 Tablet」を手に持っている間は、スリープ時間がきても
画面を消灯せずに、そのまま見続けられる。

画面をダブルタップしてスリープから復帰する「タップして起動」もあわせて
こういった機能は、使っていてかなり重宝する。

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●Xperia Z2 Tabletの設定をみてみる。


その他、「Xperia Z2 Tablet」(Wi-Fiモデル)の
Android 4.4(KitKat)を含む内容をみてみる。

ここの設定画面は、従来の左右2画面にわかれた構成から
スマートフォンと同じ1画面のものに変更。

 
 
今回のモデルは「LTE/3G」を搭載していないWi-Fiモデルなので、
「無線とネットワーク」には、
モバイルネットワークやインタネット設定、テザリングの設定項目はなし。

また、「Xperia接続設定」にある「ワンタッチ設定」は、
2台のXperia(Android 4.4以降のスマートフォンタイプとタブレットタイプ)
を持っていた場合、タッチで連動させられる設定。

「ワンタッチ設定」で連動させられるのは、
Bluetoothで接続、
スクリーンミラーリングで、Xperiaタブレットに画面をミラーリング、
Xperia Linkで、モバイルネットワークを共有、
Wi-Fi経由でメディアを共有するメディアサーバーの4つを利用する事ができる。

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例えば、Xperia Z2とXperia Z2 tabletの2台(Android 4.4以降)を揃えて、
ワンタッチするだけで、
テレビに限らず、スマホからタブレットへの「スクリーンミラーリング」ができる。

Xperia Z2の画面がそのままXperia Z2 tabletに映っていて
ちょっとした遠隔操作で操作することができる。

動画もそのままミラーリングで再生できたけれど、
「TV Side show」などで、BDレコーダーの動画を再生しようとするとエラーとなったので
全てのものが映し出せるわけではない点には注意。



「ホーム」設定が加わっているものの、
「Xperiaホーム」だけで、スマートフォンタイプにある「シンプルホーム」はなし。

「個人設定」にある「Xperiaテーマ」からは
あらかじめ用意されたプリインストールテーマと、
さらに追加でダウンロードテーマから増やす事もできる。

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このダウンロードテーマは、
有料と無料のものとがあるけれど、これらをダウンロードして選択してやると
ホーム画面にある壁紙からロック画面だけでなく、
ナビゲーションバーやステータスバー、
システムカラーも変更される。


「電源管理」には、STAMINAモード、低バッテリーモードを搭載していて、
バッテリーの消費をより抑える事ができる。

ユーザーを追加する事も可能で、
もしも家族で使う場合など、自分用と別のユーザーを作っておいて
使い分けをする事もできる。


キー入力のIMEとして新たに「PO Box Plus」が入っている。

キーボード上にあるカスタマイズアイコンが可能で、
「キーボード一覧設定」から
かな、英字、数字の入力時に、「PCキーボード」と「テンキー」の状態を固定したり
「PCキーボード」と「テンキー」を即座に切り替えたりができる。

右上にあるオプションから
ユーザー辞書、手書き入力、Google音声入力、設定といった切り替えができる。


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Xperia Z2にあった「片手キーボード」は省かれている。

キーボードで、誤字入力してしまっても
その入力ミスを補正して候補がでてきたり、
変換した後に、もとに戻せる取り消しボタンがついていて、
これがわりと使える。

ただし、「オンライン辞書」がなくなってしまっていて
顔文字候補を探すのに便利だっただけにちょっと残念。

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長くなりすぎたので分割。

次は、「Xperia Z2 Tablet」
強化されたオーディオやカメラ機能とかいろいろチェックしてみよう。








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