2014年08月27日

モビリティとパフォーマンスを両立するVAIO製「VAIO Pro 11/13」(後編)

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・モビリティとパフォーマンスを両立するVAIO製「VAIO Pro 11/13」(前編)
の続き。

コンセプトとその作りに続いて、
実用となるパフォーマンスについて。

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●使いたい時にすぐ使えるパフォーマンス、
 バッテリー残量を心配しなくていいロングバッテリー。


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搭載されるプロセッサーは、
Intel製第4世代Coreプロセッサー「Haswell」

「Core i7-4510U」は、
デュアルコアCPU、動作周波数は2.0GHz(ターボブースト時最大3.10GHz
3次キャッシュメモリーは、4 MB

「Core i5-4210U」は、
デュアルコアCPUで、動作周波数は1.70GHz(ターボブースト時最大2.70GHz
3次キャッシュメモリーは、3 MB

「Core i3-4030U」は、
デュアルコアCPUで、動作周波数は1.90GHz
3次キャッシュメモリーは、3 MB

いずれも
省電力とパフォーマンスを両立する「拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー」、
4スレットの同時に複数処理してより快適に使える「HTテクノロジー」を搭載。

内蔵されるグラフィックスは、「インテル HD グラフィックス4400」で、
グラフィックパフォーマンスも上がっていてトータル的なPC性能を底上げする。

・新しいCore i5、Core i7プロセッサーでサクサク快適パソコンライフ!(参考)

そして、1チップのプロセッサーの中に、
CPUとチップセット両方を1つにしたことで薄くそして軽く
TDPは最大15Wと大幅な省電力化がされていて
かつ、フルHD解像度や鮮やかなトリルミナスというディスプレイを持ちながらも
省電力技術が加わる事で、バッテリーライフも異常なほどに延びる。

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バッテリー駆動時間は以下のとおり。

【VAIO Pro 13 (Windows8.1)】
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0) ・・・ 約10.5時間
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0) ・・・ 約12.5時間

【VAIO Pro 13 (Windows7)】
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0) ・・・ 約8.0時間
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0) ・・・ 約10.5時間

【VAIO Pro 11 (Windows8.1)】
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0) ・・・ 約9.5時間
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0) ・・・ 約11.5時間
※メモリー4GB時。8GB選択時は、-0.5時間。

【VAIO Pro 11 (Windows7)】
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0) ・・・ 約7.0時間
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0) ・・・ 約10.0時間
※メモリー4GB時。8GB選択時は、-0.5時間。


2014年4月に更新された
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)では、
動画の解像度を高く、ディスプレイの輝度を明るく、無線LANを接続状態とした
測定条件に変わり、よりバッテリー消費の激しい測定方法に変更。

それでも、内蔵されているバッテリーだけで、
「VAIO Pro 11」では9.5時間、「VAIO Pro 13」でも10.5時間という
長時間駆動してくれるのは非常に心強い。

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SONY製「VAIO Pro 11/13」では、拡張用のシートバッテリーが別売で用意され、
これを装着することで、より長いバッテリーライフとする事ができた。

VIAO製「VAIO Pro 11/13」には、
シートバッテリーは発売されず、
また互換もまったく表記されていないため、動作するかどうかもわからなかったものの、
拡張用の端子や、フック穴もそのまま残っていて、
実際に取り付けてみると、問題なく装着、Windowsでもバッテリーが搭載された事と
きちんと動作している事も確認できた。
(ただし、メーカーサポート外なので、あくまでも個人の自己責任の範疇。)

別売のシートバッテリーを拡張すると、
「VAIO Pro 11」では23時間という長さにまで延びるとされていたので、
JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)に照らし合わせると
およそ80%の18.5時間くらいと予想できる。

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ストレージは、「SSD 約128GB」、「SSD 約256GB」、「SSD 約512GB」から選択可能で、
システムから保存しているデータ、全てにおいて高速にアクセス出来るというスピード、
そして動作させながら本体を移動すると故障するかも?という心配もない。

それぞれのSSDの採用の違いがあって、
「VAIO Pro 11」は、「Serial ATA 6 Gb/s」の高速SSD

「VAIO Pro 13」は、さらに高速なPCle(4レーン接続)対応のハイスピードSSD
256GBモデルに採用されていたのは、Samsung製「MZHPU256HCGL」。

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<左:VAIO Pro 11(SSD)    右:VAIO Pro 13(ハイスピードSSD)>

VAIO Pro 13では、この圧倒的に高速なSSDをチョイスできる事も魅力のひとつで、
Windowsアップデート、ソフトウェアの起動、OSの再起動、
といった一連の作業がものすごく速く、ハイスピードSSDの突出した能力だけでも
おもいっきりストレス軽減になる。

メインメモリーは、「4GB」、「8GB」、
消費電力の関係で、「VAIO Pro 11」のみ8GBにすると
4GBよりも0.5時間ほどバッテリー駆動時間が短くなる。

この薄型の本体の中におさめるためにチップセットにオンボードになっていて、
スペースに余裕のあるスタンダードなPCのように付け替えや増設はできない。

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参考までに、
Windows8まであった「コンピューターのパフォーマンスと評価」と同等の
「WIN SCORE SHARE」で簡易ベンチマークは以下。

プロセッサー       :Core i7-4510U(2GHz) ・・・7.3
メモリー          :8GB(8GBオンボード)    ・・・7.6
グラフィックス       :Intel HD Graphics 4400 ・・・5.9
ゲーム用グラフィックス :Intel HD Graphics 4400 ・・・5.1
ストレージ(VAIO Pro 11) :SSD              ・・・8.2
ストレージ(VAIO Pro 13) :ハイスピードSSD     ・・・8.7

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●プレーンなWindows PC、OSの選択。

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OSは、「Windows 8.1 Update 64ビット」「Windows 8.1 Pro Update 64ビット」
に加えて、
「Windows 7 Professional (64ビット)SP1」の選択肢がある。

特別理由がなければ、Windows 8.1を使うほうが
バッテリーの持ちやスリープや復帰といった使い方含めても利点が多い。

けれども、ビジネスで使っている場合に限っては
従来からあるソフトウェアとの互換や仕事効率などを踏まえて
Windows 7という選択肢があるのは希少。

また、プリインストールされるアプリも少なく非常にシンプルな構成となっていて
プレーンなWindows PCのため
必要だと思うものだけをインストールすれば良いし、
やみくもにストレージを消費したくないという需要にはぴったりとハマる。

・より楽しく、より安全に使うサービスチケット:ソニーストア

ちなみに、「PC TV with nasne」をインストールする事で、
「nasne(ナスネ)」を利用してテレビパソコンとしても利用できる。

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●VAIO Pro のインターフェースと周辺機器。

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「VAIO Pro 13」に搭載されるインターフェースは、
本体右側面に、HDMI出力、USB 3.0×2(1つは給電対応)、ヘッドホン・マイク端子、SDカートスロット。
左側面に、電源端子(10.5V)。

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「VAIO Pro 11」に搭載されるインターフェースは、
本体右側面に、HDMI出力、USB 3.0×2(1つは給電対応)、ヘッドホン・マイク端子、
左側面に、電源端子(10.5V)。

SDメモリーカードスロットは、側面ではなく、
本体前面にフタ付きのスロットとして搭載される。

それぞれ
ディスプレイ上部には、92万画素の
"Exmor R for PC" CMOS センサー搭載HDウェブカメラを搭載する。

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今まで当然のように搭載されていた
有線LANや、D-sub15ピンは本体からはサイズの関係上省略されている。

D-sub15ピンのあるプロジェクターに接続したい場合は、
VAIO Pro のHDMI端子から付属のVGAアダプター「VJ8DA15」を利用して
D-Sub15ピンに変換して使用する。

ノイズ対策のためのフェライトコアが付加している。

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ACアダプター「VJ8AC10V9」のサイズは、
約104.5mm x 26.5mm x 39 mm、質量約200 gと
本体と一緒に持ち運んでもあまり苦痛にならないコンパクトさ。

入力は、100〜240V 50/60Hz、出力は、0.5V 3.8A。

ACアダプターには、充電専用のUSB端子(出力5.0V 1.0A)を搭載して、
スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなどを
充電する際に、PCにあるUSB端子を使わずに充電できるので
とても重宝する。

有線LANがないと何かと不便な事もあるので、
必要であれば、例えばロジテックのUSB3.0接続、1000BASE-T対応のLANアダプタ
「LAN-GTJU3H3」や、「LAN-GTJU3」などを別途用意しても良い。

・USB3.0ハブ+1000BASE-Tでミニドック的にも使えるロジテック「LAN-GTJU3H3」:INTERNET Watch


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●モバイルしてもいかに効率よく使えるかを集約した「VAIO Pro」

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最近では、もうスマートフォンやタブレットがあれば
webを閲覧する、メールをチェックする、資料を見る、
といった事は片手に持って簡単にできる。

けれど、いざメールを資料を作ろう、返信しようとすると
とたんにその作業は苦痛になる。

物理キーボード、しかも馴染んだキー配列があるからこそ
長い文章を、間違えずに、思い浮かんだ文字をより早くテキスト化できるし、
資料を作る添付する時にもマルチウィンドウにして
コピーアンドペースト、ドラッグアンドドロップするほうが効率が良い。

タッチ操作でも出来るといえば出来るし、困らない事も多いとしても
出張中のホテル、移動の待ち時間、限られた時間にいかに早く処理をするか
といった時には、WindowsのモバイルPCというのは前線で必要な事も多い。

さらに言えば、モバイルPCとしても、
持ち運ぶなら、コンパクトさ、小ささ、軽さを追求したいところだけれど、
そうすると、パフォーマンスが落ちる、バッテリーがもたない、効率が悪い
といった不満点というものも出てくる。

実際に使っていると、良いねと思ってた部分は薄れてしまって
不満点、いわゆるボトルネックばかりがクローズアップして気になってしまうのが
モバイル機器、ガジェットの類を使っていつものパターンなんだけれども、
そういう意味では「VAIO Pro 11/13」は、とても良いラインにあるモバイルマシンだと言える。

「VAIO Pro 11/13」を使っていて個人的な唯一の不満といえば、有線LANポートがない事で、
Wi-Fiルーターを使えば良いのだけど、
せっかくあるなら、有線LANにつないで、シンプルに高速に使いたい。

ここは、USB変換するLANアダプターを使うなりして解消する事もできるけれど
内蔵してくれてるほうがスッキリして良かった。

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実際に、「VAIO Pro 11/13」を使っていると、
Intel 4世代Coreプロセッサーのパフォーマンスはまずストレスなく動いてくれて
それでいて、バッテリーの持ちが確かに長い、ここは本当に精神的に楽。

液晶ディスプレイはフルHD(1920x1080)と、今では珍しくもない解像度だけれど、
左右にウィンドウを振り分けて使うには申し分ないし、
「VAIO Pro 11」の11.6型というサイズでも
DPIを等倍(小)にしても、目が疲れない程度に見える。

どういうスタイルでWindowsマシンを使いたいかにもよるけれど
本気で毎日持ち運んでも苦にならずに
そして実用に耐えうるWindows PCとして考えると「VAIO Pro 11/13」
非常に高い次元でバランスがとれたモバイルPCといえる。


・VAIO製になった「VAIO Pro 13」の箱の中身をチェックする。
・VAIO製「VAIO Pro 13」の初期セットアップと中身をチェック。
・SONY製とVAIO製の「VAIO Pro 11」、外観の違いを比較。
・発売日に届いたVAIO製「VAIO Fit 15E」を開けてみる。
・VAIO製「VAIO Pro 13/11、Fit15E」のリカバリーメディア(USBメモリー)を作っておこう。

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