2008年11月19日

バスルームでテレビを見る!が簡単なお風呂<ブラビア>ワンセグ「XDV-W600」。



お風呂に、テレビがあったら結構便利だろうなと想像はするものの
実際問題、本格的に設置しようと思ったら
どこにディスプレイを置くか?とか
アンテナとか電源とかはどうするんだ?とか
防水対策をどうしよう?とか考えたら、
めんどくさくなってやっぱりいいやとあきらめ気味。

でもその
「バスタイムに気軽にテレビを見れたらいいな」
という欲求をかなえてくれるのが
お風呂<ブラビア>ワンセグ「XDV-W600」

個人的に、
今まで“ワンセグ”というもので、
あんまり恩恵を受けた事がなかったけど
これはもしかしたらかなり使い物になるかも?
と思いながらいじくってみた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


値段は、ソニースタイルで39,800円(税込)。
ソニーポイントが1500beatもらえたり、
10%OFFクーポン持ってたら、もう少し安く買えるものの
この4万円弱という金額を出して
果たして自分の生活スタイルの中で元がとれるかどうかが重要。

どっちかというと
男性よりは女性のほうがお風呂にかける時間も長いだろうから
女性から見て欲しいと思えなきゃいけないのかもしれない。

箱を開けてみると、
中身は、ワンセグ本体と、
それ以外に充電スタンド、電源コード、マルチアタッチメントが付属する。


お風呂<ブラビア>ワンセグの本体は、
いきなりせっけんのような丸い形をしていて、
カラバリもブルー、ホワイト、ピンクの3色から選べたりと
女性を意識した見た目にかわいらしさをアピール。

持ってみた手触りも、
バス用品にあるようなプラスチックのやわらかい手触りで
見た目と触感からすると、あまり機械っぽくない。

液晶画面のサイズは、約4.0型ワイドという大きさで
画面は、防水のために透明なプラスチックの板で覆われていて
水中眼鏡の中を覗き込むような感覚と少し近いかも。


お風呂<ブラビア>ワンセグに付いてるボタン類はシンプルで、
上面にある[電源ボタン]をポチっと押せば電源がON。

それから[ファンクションボタン]を押していくと
ワンセグ、録画した番組、FM、AMといった具合に切り替わる。
ワンセグが映ってる最中に
[録画ボタン]を押せばそのまま録画してくれる。

本体正面から左側には音量の±、
右側に簡単な操作ボタンがあるだけ。

右側にある王冠みたいなレバーを
上下にカチっと回すようにひねると、
チャンネルを変えたり、メニュー内カーソルを移動したりする。

全部、注意書きは日本語で表記されてるのでわかりやすいし、
ボタンの形とか配置が極めてわかりやすくて、
使っているうちに感覚的に手が覚えてしまうので、
頭を洗っていて本体が見えてなくても、
ちょっと音量を上げようとか、チャンネルを変えようなんて事は
とても簡単に出来る。


もともとバッテリーを内蔵していて
それだけでも7時間くらい持ってくれるから困る事もないような気もするけど、
別に電池を4本入れれば、
バッテリーと併用して最大で23時間も長く使う事もできる。

家ではなくて、外に持ち出して使う場合には、
このロングバッテリーライフが役に立つ。

電池ボックスの下にくるくると巻いてあるのは
FM用のアンテナで、
FMラジオを聴きたい場合は、このアンテナを本体の外まで出して
先についてる吸盤を壁にでもくっつければ、
感度よく聴く事もできる。


本体の背面には、フタをはずすと
電源端子とヘッドホン端子もあって、
水気のないところならこういったものも利用できる。

ただし、バスルームに持っていく時は、
こういった接続部分のフタ類はきっちり閉めておかないと、
そこから水が浸入してしまって、
あっさり壊れました!みたいな事にもなりかねないので注意が必要。


背中につけるマルチアタッチメントは、
本体に角度を付けて置くスタンドになったり、
反対向きにして装着すれば、
上からどこかにぶら下げる用のフック代わりにもなったりで、
バスルームで使いやすいように考えられていて、
カラバリと同じ色で用意されている。


そして、
石鹸入れのような形をしたものが、充電用クレードル。
ここに載せておくだけで、
本体のバッテリーが充電される。

さらに、
非常に助かるのが、
クレードルにテレビと同じアンテナ端子がついてる事。

家の壁から出てるアンテナをつないでおけば、
確実に電波をひろってくれるので、
クレードルに載せてる時に限っては
ワンセグの受信状態が悪くて途中で映像が途切れたり、
映らないなんて事がなくなる。

そうすると、例えば、
バスルームでたまたまワンセグの感度が悪かったとしても、
このクレードルに載せて、直接アンテナから受信して録画しておけば、
だいたい1時間番組を10個くらい本体の中に貯め込めてしまうので、
録画した番組をお風呂で見るだけでも相当に快適。

−・−・−・−・−・−・−・−・−


録画の方法も簡単で、
今まさに見ている番組を録画したい時は、
すぐに[録画ボタン]を押して「今すぐに録画」する方法と、
それ以外に、
「日時指定」、もしくは「番組表から録画」から
あらかじめ録画予約をする事ができる。


一番楽な予約録画の方法といえば、
やっぱり「番組表から録画」なんだけど、
ワンセグの受信感度にも影響されるところがあって、
たまに番組表が入ってなかったり、
表示される番組表の内容が貧弱だったりして
1週間先の予約ができなかったりするあたりはちょっと残念。

それでも
毎週みたい場合には繰り返し録画する設定にもできたり、
スポーツ延長だとか番組追跡といった機能がついてるあたりは
なかなか便利だったりもする。


お風呂<ブラビア>ワンセグの液晶画面は、
4インチの400x272ドットという大きさがあるものの
そもそも
ワンセグ電波で飛んでくる画像は、
320x240という解像度しかなくて、
全画面にすると、引き伸ばす事になるので
正直、綺麗な画像とは言い難い。

これはワンセグの宿命で贅沢は言えないところではあるけど、
その分動画の容量が少ないからこそ、
内蔵メモリーに10時間も貯め込めるというメリットもある。

ちなみに画面サイズは、
320x240の素の大きさにして見る事もできる。

録画したワンセグビデオは、
早送りも早戻しも3段階でスピード調整できて、
1.3倍速の早見も可能なので、
見たい番組を早く消化したい場合でも大丈夫。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


お風呂<ブラビア>ワンセグの防水性能としては
「JIS 防水保護等級IPX7/IPX6相当」とされる。

「IPX7」は浸水に対する保護等級で、
常温の水道水の入った水深1mの水槽に本体を静かに沈めて、
約30分間水底に置いていても、本体機能を保持する防水性能。

「IPX6」が噴流に対する保護等級で、
内径12.5mmのノズルで約3mの距離から
約100L/分の水を3分以上注水する条件で、
いろんな方向から水を直接噴きつけても
本体機能を保持する防水性能。

で、
実際どんなもんか無理やり実験。


とりあえず、洗面台に水をドバーっと貯めて
そこに、本体にワンセグビデオを流した状態で
うりゃっ!と投げ入れてみる。

すると、
画面を上にしたままプカーっと浮いた。

うっかり湯船に落としても、
どうやら自重で水の底に沈んでしまうのではなく
浮くようになってるみたいなので
あわてて湯船の底を探索する必要はなさそうだ。


そして今度は、
手に持って10cmくらい沈めてやって、
そのままの状態で10分くらい放置。

水の中で、そのままワンセグビデオは再生され続けてて
とても奇妙な感じ。

これだと、
バスルームで湯船に入りながら
湯の中に浮かばせても使えるか?とも思ったけど、
本体背面にスピーカーがあるために
水の中に完全に浸かってまるで音声が聞こえなくて
そういった使い方だとあんまり意味がないようだった。


水の中から取り出すと、
本体の底面にある水抜き穴、
もしくはスピーカーの穴から水がポトポトーっと垂れてくる。

一応、ドップリをぬれた場合は
本体をしっかり持って、ブンブンと振って
水気をしっかり切って
乾いたやわらかい布なので拭いてやれば大丈夫みたいだ。


比較的、いじめ気味に乱雑に扱ってみたけど、
普通に耐えてくれたので、
お風呂で、シャワーの水がバシャバシャかかったり、
ツルっと湯船に落ちちゃったりしても、
全然普通に使えそうで、なかなかいい感じ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


お風呂で使えるという事は、
キッチンの水周りでも余裕で使えるという事だし、
庭先で花に水やりをしながらでも使える。

外に持ち出して
キャンプ場だとか、冬の雪山に持って行っても
水分をいちいち深く気にせずに扱えるというのは
使う場所を限定されない分、ストレスが軽減される。

それに、
ワンセグ機能しかなくて
受信できなかったらまるで使い物にならないけど、
クレードルに載せて確実に録画出来る状態で
本体に見たい番組を貯め込んでおけば
好きな時間に見たい番組を見られるというのも最高。

イッコあると
かなり重宝しそうで、
彼女とか奥さんへのプレゼントにするなら
これは素で喜ばれそうな気がしないでもない。(たぶん)




【TOPページへ】




この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント

いつも楽しく拝見させて頂いております。
ソフトバンクの防水仕様のワンセグ携帯を風呂で使用するのは、
ソニーファンからすれば邪道なのでしょうかね。
そちらの方が彼女からは喜ばれるかなと…。
Posted by null at 2008年11月19日 07:34

>null
ありがとうございますw
いえいえ、ケータイで出来ちゃうのでしたら、それはもうそのほうがいいですよ!
そのままお風呂でも電話できちゃいますしねw
それに、
たまたまこのタイミングで、ソニーから防水のワンセグテレビが出てきたというだけですから(^^ゞ
ただ、ワンセグの入らないようなところでも、先にクレードルに載せて録画して、安定した画像で好きな場所で見られるというのは、このワンセグはなかなかいいなーと思いましたw
Posted by kunkoku at 2008年11月19日 11:23

先日はコメントありがとうございました。
前回の続きの話になるんですが(汗)
最悪なことにSonicStageのプログラムごと起動できなくなっちゃいました(涙)起動はしても典型的な強制終了な状態です(爆)
一応バックアップはとっているのですが、4.3に戻しても不具合は解消せず(汗
カスタマーセンターにも電話したのですが、万事休すな状態です・・・
今週末寮から一番近いソニースタイルのお店に持って行ってみようと思います・・・
それでも解決しなかったら・・・
冬休み帰省した際にくんこくさんのとこへ顔出すついでに足を運んでみようと思ってますので、もしそうなったときは宜しくお願いします。
Posted by typeC at 2008年11月19日 23:45

>typeCさん
えぇぇぇ!?
まじですか・・・
えとですね、たぶん情報量はVAIOカスタマーのほうが持ってると思うので、もうちょっと突っ込んで調べてもらったほうがいいかもですよ(汗
ちなみに、録音方式は何にされてます??
MP3だったら、どうにでも復旧できたと思ったんですけど、
やっぱりATRAC3ですよね?
うーん、それか思い切ってリカバリしてしまって、SonicStageのバックアップデータをもどすというのはどうでしょう?
こりゃ悩ましい・・・
えぇ、今度冬休みに帰って来たら、よってくださいねw
Posted by kunkoku at 2008年11月20日 10:38