もう、ものすっごい古いデスクトップVAIOの話。
1997年に発売された初代デスクトップVAIO Tシリーズの後に
1998年にフルモデルチェンジしたのが、
このVAIO Sシリーズの「PCV-S620V7」。
Micro-ATX用のケースを採用していて、
今からもう10年も前に発売されたVAIOの本体なんだけど、
いまだにお気に入り。
(というか初代VAIO Tシリーズも持ってるけど。)
Pentimum-?、メインメモリ64MB、HDD10GBという
今では考えられないようなスペックだったものを、
数年前(2003年頃)にも一度、
マザーごと中身を全とっかえして、Pentium4化した事があった。
その時の名残がコレ。
マザー:GIGABITE GA-8IG1000MK
CPU:Pentium4 2.4CGHz
メモリ:DDR SDRAM PC3200 1GB(512MBx2枚)
HDD:旧IBM製 120GB
電源:TORICAMPW-250N
OS:WindowsXP Professional
当時、ケース内が狭すぎたのと
CPUファンのデカさと電源の大きさの計算を失敗して、
結局電源ユニットを外に出したまま使ってたような・・・
すっかり用事がなくて眠ってたんだけど、
久しぶりに復活させてみたくなった。
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「PCV-S620」に組み込めるマザーボードは、
Micro-ATXという事で、
このサイズのマザーならたくさんあって
いろんなタイプを選び放題。
NVIDIAのGeForce 9300とか9400を搭載したタイプにして、
Quad Coreでも入れてしまおうかと血迷ったものの
そんな事したら、またもや電源が収まらないとか
もしくは夏の熱暴走が実に見えてるのでハイスペック路線?は却下。
そもそも、メインマシンに
VAIO typeR masterがあるのに
無駄な事しても仕方ないし、
そういや最近、
ちっさくて楽しそうなマザーが出てるって聞いて・・・
そう、やっぱり
デュアルコア版Atomを搭載したMini-ITXマザーボードの
Intel「D945GCLF2」でしょ。
値段もCPU付きで1万円くらいと安いのが魅力的で
消費電力が少ないって事は電源ユニットも低いヤツでいいって事になるし
とってもエコで良い感じ。
Micro-ATXよりもさらに一回り小さくて
CPUには最初から
Hyper-Threading対応のデュアルコア「Atom 330」付き。
このCPUの冷却は、
ファンレスの金属のクーラーのみで、
マザー用の冷却に、ファンの付いたチップセットクーラーがあって、
どうやら初期の「D945GCLF」の時は、
マザー用チップセットクーラーの背が高すぎて、
ケース内の干渉が難点だったりした事が
「D945GCLF2」では解消されてるらしい。
チップセットはIntel 945GC Express+ICH7。
内部スロットは、
PCIが1つと、メモリスロットが1つ。
S-ATAコネクタが2つと、IDEが1ポート。
外部端子は、
PS/2ポート、VGA出力、シリアルATA、パラレルATA、
USBが4ポートに、Gigabit Ethernet、TV出力、
そして音声入出力。
最大2GBのメモリーが1枚しかさせないというのは寂しいけど
このコンパクトさからすれば、
端子類は検討してるほうだと思うし、
以外とシリアルATAとかパラレルATAだとかの
レガシーな端子類も残ってるあたりが
旧型の周辺機器とつなぐ場合には助かったりする。
どうせなら
フロッピーのコネクタも残しておいてくれたらよかったけど。
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という事で、
VAIO Sシリーズ「PCV-S620V7」を
エコなAtomマザーで動かしてみようという単なる趣味。
このマザーを買った以外は何も用意してなくて、
適当に流用するか、新しく買うかは
行き当たりばったりで考える事にする。
出来上がって、使うんだろうか?
なんて突っ込みは置いといて、
作る事が楽しいので
時間の合間をみながら、ちょっぴりづついじっていく予定。
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Posted by kunkoku at 23:36│
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あまりにも激烈に忙しくて 自分の事が何も出来ずにいた週末。 中途半端にやりかけた VAIO Sシリーズ「PCV-S620V7」も BIOS画面チェックをしたっきり放置プレイ。 ・10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(その1) ・10年前のデスクトップVAIOを生き返らせてみる(...