
ついこの前まで、Windows Vista搭載のノートPCって
安いものでも10万円前後くらいだったのに、
NetBookのブレイクを皮切りに、いっきに低価格化しまくり。
ノートPCの中でも、
VAIOブランドになるとそれでもいくらかは高かったはずなのに、
なんだかVAIO typeNだけに限っては、
もう他メーカーと同様に激安。
自分じゃ使わないけど、
家族が欲しいと言い出したら選んどけ!
くらいの勢いで買ってしまいそうなVAIO typeN。
本当に使えるのか?を実機で試してみる。
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まずは概観チェックから。

今回触るVAIO typeNは、
値段だけ聞いたらものすっごい魅力的な59,800円(税込)の素モデル。
(11月24日現在でWキャンペーンを適用。)
CPUはCeleron 575(2GHz)、メモリーは1GB(512MBx2)と弱いものの
それでも、HDDは160GBもある。
届いたパッケージもいつものVAIOノートが入るものと変わらず、
中身を取り出してみると、
最近はシンプルに、本体以外にあるのは
バッテリーとACアダプターと取扱説明書程度。
リカバリディスクも本体にリカバリ領域があるから付属しないし
特別なオプションパーツがあるわけでもない。

たった二つの付属パーツを見てみる。
バッテリーは、「VGP-BPS13B/B」で、
容量は3600mAhと書いてある。
typeAとかtypeFとかに使われてる「VGP-BPS13A/B」と見た目も型番もそっくりだけど、
こっちは容量が4800mAhという差がある。
ACアダプターは、「VGP-AC19V33」で
出力電圧19.5V、出力電流3.9A。
近い製品としては、「VGP-AC19V25」だけど、
付属ACアダプターにはVAIOロゴもないし、
手にとって触った感覚の材質に安っぽさを感じる。
このあたりがtypeCとも違うところで
たぶんコストダウン対策。

本体。
横幅約36cm、奥行き約27cmの
いわゆる大画面液晶を持つ大型のホームノート。
VAIOオーナーメードでは、「ホワイト」のみの選択。
上から見ると全身真っ白で、
実は底面が黒いため、目の錯覚で薄い印象を受ける。
スタンダードなノートPCの形で
ところどころに丸みを帯びていて
リビングにおいても違和感はない。
そして、ひとつの特徴と言えるのが、
液晶の天板と、キーボードのパームレストに施された
小さな凹凸を持ったディンプル加工というデザイン。
この加工があると、
見た目に衣類っぽい雰囲気で、
手触りも柔らかい感覚。
何というか、プラスチックの安っぽさを
うまくデザインで、その素材から受ける印象をうまくそらしてる
といったほうがいいかもしれない。

液晶画面は、15.4型の大画面液晶で、
いわゆるツルツル光沢のある「クリアブラックLE液晶」
解像度はtypeCと同じ1280x800。
作業解像度としてはそんなに広くはないけど
逆に全体的なドットが小さくなりすぎなくて、
それでもって画面が大きめなので
細かい文字も見えやすく万人向け。
何か物足りないな?
と思ってたらwebカメラがない。
skypeでビデオチャットをしたい場合には、
別に購入する必要がある。

丸みを帯びたデザインとディンプル加工が目を惹く
キーボード&パームレスト周り。
お約束で、Felicaポートも搭載。
キーボードは一般的な日本語配列88キー。
全体サイズが大きいので
キーの大きさは比較的ゆったりとして約19mm程度あって、
押した深さも2.5mm近く沈み込む。

最近のVAIOのトレンドのキーが独立した
アイソレーションキーボードではなく、
以前のSZシリーズの薄っぺらいキーと同じタイプで
やっぱり軽めの打鍵感だけど
まぁこんなもんあのかなと。
右上にあるのは、
「消音ボタン」「AV MODEボタン」「電源ボタン」で、
「AV MODEボタン」は、
音楽やDVD、写真を見たいといった場合には便利なショートカットボタン
と言いたいところだけど、
スペックの低さからくる本体のレスポンスがイマイチで
余計に押さないほうがいいみたい。
実用レベルにするには
Core2Duoやメモリー2GBくらい載せるべき。
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この安さでもDVDスーパーマルチドライブを搭載。
(CD-RW&DVD-ROMドライブではないところがミソ。)
DVDも見れるし、レンタルCDをHDDに取り込めるし
最終的に大きいデータをDVD-Rに記録する事もできる。
必要十分。
それとUSBが左右に2コづつ、合計4つあって、
マウスとかプリンタを好きな方向から差せるし、
まず4つあったら困る事もない。
それに加えて
律儀にi.Link端子も残ってたり、
ExpressCard/34スロットも、RGB出力もある。

背面にLANポートとモジュラージャック。
LANは、しっかり1000BASEまで対応。
パームレスト手前に
メモリースティックスロットとSDカードスロットがあるので、
ひとまずサイバーショットとかケータイで使うメモリーは
そのまますぐに使える。
SDカードスロットは、今時のスペックは備えていて
SDHCにも著作権保護機能にも対応。
(MicroSDはアダプタ必須。)
画像には映ってないけど、
パームレスト手前の左側にワイヤレスLANのON/OFFスイッチがある。
ワイヤレスLANも標準装備で、
なんと802.11a/b/gとさらに802.11nにまでも対応。
買ったらすぐに無線でインターネットをはじめられる。
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これだけ安くても、
15.4型という大きくてコントラストの高い液晶がついてて
DVDスーパーマルチを搭載してたり
ワイヤレスLANは802.11nまで対応してたりと
何かが大きく欠落してるという事もない。
アプリケーションにしても
「VAIO Movie Story」や
「Click to Disc」、「Picture Motion Browser」
といったVAIO専用のアプリも
「筆ぐるめ」のような年賀状作成ソフトも収録されていて
買ったらすぐに使える普通のVAIOノート。
そういやBDレコーダーをネットワーク越しに見る事ができる
「VAIO Media plus 」だって入ってるし。
あえて言うなら
値段相応というか、それなりの質感をかもし出してるので
所有欲を満たされるかというとそれは別の話だし、
Vistaベースでどれだけ動いてくれるか?という疑問もある。
それと、
ここまでは、カタログスペックでもわかる事で、
いわゆる値段につられて素モデルのままで買って
本当に使い物になるのか?
を含めて次には実際に触ってみよう。。
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