・いつも持ち歩きたくなるVAIO typeP(外観レビュー編)
・いつも持ち歩きたくなるVAIO typeP(基本スペック編)
・VAIO typePベーススペック(Z520+HDD)のベンチマーク。
・VAIO typePの実際の使い勝手。
・VAIO typePで、動画はまともに見れるのか?
・VAIO typePソニースタイル限定カラー「オニキスブラック」
・VAIO typeP最高スペック(Z540+SSD)のベンチマーク。
・VAIO typePを音楽プレーヤーっぽく使ってみる。
・VAIO typePにワイヤレスWANをつないで、どこでもインターネット。
の続き。
今度は、
GPSだとか、PlaceEngineを利用して
自分の位置を特定できると何が出来るかをやってみる。
VAIO typePに、VAIOオーナーメードで
「ワイヤレスWAN&GPS」を選択してGPSを内蔵するか
もしくは、別にGPSユニットを用意すれば、
GPSを利用する事ができる。
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<リアルタイムに自分の位置を確認できるGPS>
GPS非搭載の
VAIO typePに使うと便利なのは、
Bluetoothで接続するタイプのGPSユニット
「VGP-BGU1」。
VAIO typeUをナビ化したいと思って買ったヤツがあったので
引っ張り出してきた。
このGPSユニットは、
充電式のタイプで、フル充電しておけば
最大で10時間くらいはGPS信号を受信し続けてくれる。
電源のONとOFFボタンがある以外には
特に触るところもなく、
GPSステータスランプ、バッテリーステータスランプ、
Bluetoothステータスランプの
3つのインフォメーションがあるだけ。
いろんな使い方を想定されていて、
ストラップのフックをカバンにひっかけたり、
ベルトをカバンのベルトループに通してとめる事もできるし、
本体の裏面は、ラバー製になていてグリップ力があるので、
車のダッシュボードに置いてもズレにくくなっている。
PC本体との通信は、あくまでもBluetoothなので、
USBのように有線で配線をひっぱる事がないのが楽。
“別ユニット”になっているという点では、
GPSユニットだけを天空の見える場所に置いといて、
VAIO typePの本体は、
屋根の影に隠れていてもワイヤレスでGPS受信できる
というメリットもあったりする。
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「VGP-BGU1」は、Bluetooth接続なので、
当然PC本体に登録しておく必要がある。
このあたりは通常のBluetooth機器と同じだけど、
現在位置情報をアプリ側に反映させるためには、
使うアプリケーションでの設定も必要になる。
まずは、
VAIO typePにプリインストールされている
地図アプリの
「プロアトラスSV4 for VAIO」を使ってみる。
当たり前だけど、
地図だけ見れたとしても、
そもそも自分がどこにいるのかがわからないと何の役にも立たない。
そんな時には、
GPSを利用して自分の位置を地図上に表示してくれると、
とても便利。
使う前準備。
「ツール」の設定から「GPS設定」を開く。
そして共通設定の[ポート]を、
「VGP-BGU1」を本体に登録した時の“COMポート番号”にあわせる。
また、
ナビゲーションの[受信機の測地系]を“WGS84相当”にしておく。
その他はデフォルトのままで大丈夫なはず。
この準備は、
GPS信号をひろったデータを反映するポートの道を
アプリにつなげるための設定で、
これをしておかないと
いつまで経ってもGPSからの位置情報を拾ってくれない。
[ツール]から[GPSナビゲーション]を選ぶと、
プロアトラスSV4の地図画面に、GPSデータメニューが現れる。
(スティックポインターで操作が面倒な場合は、Ctrl+Gを押しても同様。)
で、
しばらく待ってGPSを3つ4つと拾いだすと、
自分の位置が、地図上にマークとして表示される。
GPSは、
どこでも自分の居場所を特定してくれるのは便利なんだけど、
起動してから現在地を表示してくれるまでに
20〜30秒くらい待たされるので、
移動中に急いで測位して欲しい時にはちょっとイラっとする事もある。
でも、それを差し引いても
現在地が表示されると地図は断然おもしろくなる。
プロアトラスSV4には、
ナビゲーションとしてのいろいろな機能も盛り込まれていて、
その中でも、
ルート検索や最寄検索は、外に持ち運んでいる最中には役に立ちそう。
【鉄道ルート検索】
鉄道ルート検索(Ctrl+N)では、
自分のいる場所から目的地を選んで検索すると、
検索結果として3ルートを表示。
区間、所要時間、料金、距離を確認、
出発地から目的地に到着するまでに
たどる徒歩や鉄道のルート説明もしてくれる。
【ルート検索】
カーナビと同じルート検索(Ctrl+R)では、
出発地から、複数の経由地を設定して目的地まで入力して検索すれば、
そのルートをたどる検索結果を表示。
距離、所要時間、ガソリン使用量、ガソリン料金、
高速・有料道路料金、タクシー料金といった
検索結果も得られる。
【最寄検索】
最寄の駅検索(Ctrl+K)や施設検索(Ctrl+I)も可能。
施設は、
宿泊、高速、ガソリンスタンド、郵便局にはじまり
設定次第では、
コンビニでも病院でもゴルフ場でも、
ほぼありとあらゆるジャンルを指定可能。
“ぐるなび[ラーメン]”だとか“るるぶトラベル”といった
データベースもローカル(PC内)で持っているので、
自分のいる場所から、
探したい情報や場所が探し出せる。
遊びに出かけた時とか旅行だとか、
初めていく場所で、行きかたがわからないだとか
何がどこにあるかわからないとかいった場合には、
ナビゲーションとしての役割を果たしてくれるし、
やっぱり自分の位置を特定してくれるGPSがあったほうが
かなり便利に利用できる。
GPSとの連動を褒めちぎりつつも、
個人的にこの地図ソフトのデザインに慣れてないせいか、
どの縮尺にしても、道や建物の関係を把握しづらいなとか思ってたら
「プロアトラスSV4 for VAIO」自体が体験版的なソフトのようで、
地方にいたっては、まるっきり拡大縮尺が収録されてない。
やっぱりこれは、
プロアトラスを本気で使いたいと思ったら、
詳細地図やデータベースもしっかり網羅している
正式版を購入しろという事なのだろう。。
ちなみに、
「プロアトラス」にこだわらなくても、
「スーパーマップル」でも利用可能。
・ソフトウェアダウンロード:sonystyle
・プロアトラスSV4 全国版DVD 1年間地図データ更新パック付
・Super Mapple Digital Ver.9 全国DVD
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<オマケの妄想>
VAIO typePと、GPSユニット
「VGP-BGU1」が分離してるのをいい事に、
試しに車のダッシュボードに置いてみた。
あくまでもイメージとして置いてみただけで、
さすがに固定方法がないので走行は無理。
2台の異なる車に載せてみた図がこれ。
左画像の中央に付いてるのは、
今は亡きソニーの外付けHDDカーナビゲーション「NV-XYZ777」。
こうやって画面の大きさだけを比べると、
NV-XYZ777は6インチで、
VAIO typePは8インチ、
ある程度の大きさもあるし
一見すると運転席側からでも利用できそうにも見えなくもない。
けれど、
画面に表示された地図の情報が多すぎるのと
解像度が高すぎて遠めには判別しずらいし、
音声ガイドがないので耳で判別もできないし、
カーナビとするには、ちょっと使いづらい。
それに、
よっぽどしっかりとした固定方法を考えておかないと、
アクセルとかブレーキを踏んだ拍子に
ぶっ飛んだりしたら超危険。
Bluetoothタイプのいいところは、
VAIO typePが車の屋根で隠れてても、
しっかりと自車位置を特定してくれるところ。
どっちかというと、
助手席の人に
VAIO typePの地図を確認してもらって
ナビゲートしてもらうほうがてっとり早い、
というか一番確実。
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と、
GPSは、屋外にいて空さえ開けていれば、
どこでも自分の現在位置を特定できる超便利グッズだけど、
さすがに万能とはいかなくて、
地下とかビルの中に入るとまるっきり使い物にならなくなる。
で、
そんな時にうまくフォローしてくれる機能。
それが「PlaceEngine」。
続く。
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