・VAIO typeR masterのRAID組んでたHDDが逝きました・・・
・VAIO typeRmasterをSSD RAID0化&Windows7化計画(その1)
の続き。
前回が、
VAIO typeR masterに
Intel製のSSD「X25-E」を2個使って、RAID0(ストライピング)まで構築。
どうせやるなら
現状で出来る限りの新しい環境を作りたいので、
これには、Windows7RCを入れる。
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と、その前に。。
おそらくWindows7RCが安定してるから
しばらくは使い続けても大丈夫だとは思いつつも
あくまでも製品版ではないし、
念のために、素の3.5インチHDDに、
リカバリーディスクからWindows Vistaをインストールしておいて、
システム上の緊急代用も作っておいた。
ちょうどSSDx2は自作マウンタで、
1スペースにまとめたので、HDDケースも余ってるし
配線は接続せずとも本体の中に収めるだけ収めておけば
邪魔にもならないし、いざという時に
つなぎ換えで立ち上げられるし。
今はなきセパレートタイプの
VAIO typeRmasterの運用の楽さは、
このHDDマウントを前面から抜き差しできるメンテナンス性の高さで、
こんな使い方ができるデスクトップのVAIOが
また復活しないかなと本気で思ってる。
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<VAIO typeRmasterへOSをインストールする際の壁>
VAIO typeRmasterに
Windows7RCをクリーンインストールする。
あらかじめ作っておいたWindows7RCのインストールディスクを
ドライブにセットして電源を起動すると、
ディスクを読み取ってセットアップ画面が現れる。
で、問題はこの先。
ウィザードを進めて前に進むと
光学ドライブのデバイスドライバーがないから
それを入れてねと言われる。
「何それ?」
と膠着状態に陥りそうになりつつも、
ふと2年前の事を思い出した!
そう、WindowsXPからWindowsVistaへとアップグレードする時にも
同じような状況になった事があって、
その時には、アップグレードキットの取説にやり方が
親切に書かれてて、
今回のケースもまったく同じだと気づく。
・VAIO typeR masterをVistaとXPのデュアルブート環境にする(その1)
結局はドライバーがないから
それを持って来いという話なので、
リカバリーしたWindows Vistaの中にある
[Drivers]フォルダの[PATA]というフォルダ内のドライバーを
引っ張って持ってくれば良い。
改めて、[フォルダの参照]から
コピーした[PATA]フォルダを選択してやると、
「Silicon Image Sil 0680 ATA/133 Controller」
と出るので、
これを選択してドライバをインストールすると認識されて
先へと進めるようになる。
ここさえクリアすれば、
その先は、今まで
VAIO typeZとか
VAIO typePをWindows7に
クリーンインストールしたのと同じ手順で、
ウィザードにしたがって進んでいけば、無事にインストールされる。
<参考>
・米Micrsoftサイトから、Windows7 RC版の一般ダウンロード開始!
・Windows7 RC版をVAIO typeZにインストールしてみる。
・VAIO typePやtypeTにもWindows7RC版をインストールしてみる。
・Windows7 RC版を入れたVAIO typeZの挙動。
・Windows7 RC版を入れたVAIO typePやtypeTの挙動。
・VAIO typePにWindows7RCをクリーンインストールして快適化。(前編)
・VAIO typePにWindows7RCをクリーンインストールして快適化。(後編)
・VAIO typeZにWindows7RCのクリーンインストール計画(その1)
・VAIO typeZにWindows7RCのクリーンインストール計画(その2)
とか言いながら、
1度目は、途中でフリーズして失敗して
2度目で成功した事も明記しておく。
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<VAIO typeRmasterへドライバーの適用>
VAIO tepeRmasterでもWindows7RCが動いてるのを見ると
ちょっぴりうれしくなる。
見かけ上は、ひとまずの基本動作には問題がなさそうではあるけれど
多分にドライバーの一部が正常に動作してないのはお約束。
デバイスマネージャーを開いてみてみると
4つほど正常に動いてないデバイスを発見されるので、
リカバリーしたWindows Vistaの中にある
[Drivers]フォルダを適用すれば解決。
ちなみに、
・Intel Management Engine interface
・Sony CXD3705
・Sony Firmware Extension Parser Device
・FeliCa Port/PaSoRi
が適用されている。
実は、
CPUもメモリーもグラフィックボードも
すでに規定のパーツじゃなくて、
後付で換えたものばっかりだったのだけど、
それもすべて問題なく動作中。
グラフィックボードは、
ELSAの「GLADIAC 998 GTX Plus V2 512MB」をつけっぱなしで
インストール作業をしたけど
自動的にドライバーが当たっていて、
そのままでも大丈夫そうだったけど、これは念のために、
ELSAのサイトから最新のVista用ドライバーを適用しておいた。
で、
本当の意味でのVAIO typeRmasterにするのなら、
「mod2wim」あたりのソフトから
「リカバリーディスク」からアプリケーションを抜き出したものを
インストールしていくのが理想なんだけど、
SSDx2の容量も余裕があるわけでもないし、
今は仕事をする上で必要最低限のものしか入れたくないので、
これはボチボチ付き合いながらという事で。
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<外部ストレージへデータの退避>
今までも、
実質的な主要データは、別のHDDに入れてあって
そこを参照する形で使っていた。
(さらにそのHDDはネットワーク経由で、別のサーバーへバックアップされる仕組み)
たけど前回は、
なまじ大きいHDDを2つ使ってRAID0を組んでたために
ついついその余ってる空き容量があると
いつの間にかそこにデータを置いてしまってて、
HDDにトラブルがあると、
同じ場所にあるデータも危険にさらされてしまったし
余計なバックアップの手間が増えてしまった。
だからもう
今回は、
システムとアプリケーションはそのままCドライブに入れるとして
Intel「X25-E」x2の容量が多くない事もあるし
万が一のトラブル時を考えて、
データは出来る限りおかない事にする。
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まずは、
必然的にいつのまにか使ってしまってる
マイドキュメントやお気に入り、デスクトップを
外部ストレージに変更。
使うのは
ExpressCard/34カードタイプの、
Wintec製「ExpressCard 34 Ultra SSD」。
中身はMLCながらもSSDで
HDDよりはよっぽど高速なので
読み書きの際のタイムラグが一番少ないし、
容量も48GB程度あるので、
頻繁に使うデータを入れておくは十分。
(あくまでも重要データは、別のHDDというスタンスで。)
・ExpressCardタイプのSSDをVAIOに装着して、快適に容量をアップ!
[ユーザー]フォルダを開いて
そこに[アドレス帳]や[お気に入り]、
[ドキュメント]といったフォルダが全部で11個あるので、
1つづつ右クリックして
プロパティの
「場所」タブから“移動”をクリックして
「ExpressCard 34 Ultra SSD」へとフォルダを指定していく。
こうしておけば、
普段何気なく使っているデータたちは、
Cドライブ(Intel SSDx2)に書き込まれる事なく
自動的に外部のSSDへと書き込まれることになる。
この方法の利点は他にもあって、
VAIO typeRmasterと同じように仕事でよく使う
VAIO typeZでも
このExpressCard/34カードのSSDを入れ替えさえすれば、
データを移すという作業なしに
すぐに同じようにデータが扱える。
ただし、難点がないわけではなくて
このExpressCard/34カードのSSDを使っていると
48度くらいまで熱を持ってしまってて、
おそらくは許容範囲内の熱量なんだろうけど、
触ると随分と熱く感じてしまって
使い続けて大丈夫なんだろうか?という不安がつきまとったりもする。
この辺のリスクは自分で調整。
やばいと思ったらすぐに変更するくらいの柔軟な姿勢でいたほうが良い。
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インストールしたアプリケーションでやっとく事。
iTunesは、
デフォルトで[Music]フォルダにすべてのデータが入るようになっていて
ここにある[iTunes]フォルダさせ救済すれば、
簡単に復旧出来てしまうのは有名。
だけど、
SonicStage CPやSonicStage Vは、
そのままセットアップを進めるとCドライブの奥の階層に
全ての音楽データが入ってしまう。
この音楽データって勢い余るとあっという間に数十GBにもなるし、
いざという時のバクアップも面倒なので、
最初のセットアップの時点で、
データ保存場所をすぐに別のHDDのわくりやすい場所を指定しておく。
もちろん
他のアプリケーションも同様で、
データの保存先を[ドキュメント]を指定するタイプのものであれば、
記録先を外部SSDに記録されるだろうし、
そうでないものは手動で、どこに入れたいかを変更していけばOK。
後は、
軽くSSDなりのメンテナンスをして終わり。
主だったところだけを変更して
あんまり神経質に設定変更はしない程度で。
・VAIO typePにWindows7RCをクリーンインストールして快適化。(後編)
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<Intel製SSD RAID0の威力をベンチマーク>
自分の手持ちPCの中では最強スペックなので、
お約束のベンチマークテスト。
Windows7の「Windows エクスペリエンス インデックス」は
Vistaの5.9段階評価から7.9評価へと大きくなったので
これは興味深々。
で、
結果はコレ↓
プロセッサーが、Core 2 Quad Q9550(2.83 GHz)で、7.3
メモリーが、DDR2(800MHz)の8GB(2GBx4)で、7.3
外部グラフィックは、
NVIDIAのGeForce 9800 GTX+で
グラフィックス、ゲーム用グラフィックスともに6.1
と、この中では一番振るわない成績となった。
プライマリハードディスクは、
さすが最速Intel製SSD「X25-E」のRAID0構成というべきか、
最高評価の7.9と天井にぶつかってしまった。
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それに気を良くしてか
ストレージのベンチマークもしてみる。
●CrystalDiskMark2.2
『100MB』 『1000MB』
シーケンシャルの最大読み込みスピードは400MB/sオーバー。
最大の書き込みスピードは意外と伸びが少ない気がするけれど
やっぱり
ランダムアクセスの速さは、
他のSSDとは比べ物にならない速さで、
512Kはシーケンシャル並みの速さで、
4Kの書き込みが40MB/Sを超えている。
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●HD Tune Pro 3.50(読み込みテスト)
『Read 64K』 『Read 512K』
『Read 8MB』 『Random Access Read』
『File Benchmark』
HD Tune Proでの読み込みベンチマークでは、
多少の上下はあるものの、平均値は
64Kで222MB/s、512Kで406MB/s、8MBで442MB/sという
とんでもなく高い速度を維持。
ランダムアクセスのテストも
今までで最速の数値をマーク。
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●CrystalMark 2004R2
それから、
最後に、簡単なトータルベンチマークテスト。
いろんなパーツを地味に進化させ続けてきたけど
今回のはやっぱり
Intel製SSD「X25-E」のRAID0(ストライピング)の威力が絶大で
トータルスコアでも「209580Mark」という数値は初めて。
こんな過剰なスペックで
たいした仕事してないといえばそれまでなんだけど
このあたりは趣味レベルという事で。
というか、
Windows7RC上で元通りに仕事を再開して
既に数日が経過していて、
すっかりいつも通りに戻っているわけだけど、
1日中動かしっぱなしでも
今のところ、特に問題も起きずとても良好。
使い勝手は、
基本Windows Vistaとそっくりで違和感もなくて、
タスクバーとウィンドウの操作に慣れると
Windows7のオペレーションは直感的感がなかなかに使い心地が良い。
当面は、Windows7RC化したVAIO typeRmasterで使ってみる事にする。
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