・新VAIO Zシリーズの実物をソニースタイルで見てきた感動を書いておく。
・初代VAIO Zを彷彿させる新Zシリーズのシルバー。
・これがVAIO Z新カラー!グロッシープレミアムカーボンの放つその所有欲を満たす輝き。
の続き。
新VAIO Zシリーズ
Adobe RGBカバー率約96%の色再現性、
アンチグレア・低反射コートの実用性といった
モバイルしてもストレスなく仕事ができるディスプレイを動画で紹介。
動画の長さ:5分
★動画の画面をクリックして直接YouTubeのURLに飛んで
解像度を1080pに変更すればHD画質のよりリアルが動画が視聴できる。
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新VAIO Zシリーズの、VAIOオーナーメードでのみ搭載できる
13.1型というサイズに
1920x1080ドットの高解像度ディスプレイ。
前Zシリーズの時は、
通常販売モデルが「1366x768ドット」で
VAIOオーナーメードで「1600x900ドット」が選択できた時には
その高解像度に驚いたものだけれど、
今回の新Zシリーズは、
通常販売モデルですら「1600x900ドット」になっていて
VAIOオーナーメードでさらに
フルHD「1920x1080ドット」の選択が可能になっている。
ソニースタイル大阪に
「1920x1080ドット」のディスプレイを搭載した
新VAIO Zシリーズが展示されているので
どんな具合か見てみる。
高解像度のディスプレイの利点として、
2つのウィンドウを左右に2枚開いて
同時に閲覧できるというメリットがあるけれど、
まず便利なのが、
キーボードの右奥にある「ウィンドウ整列ボタン」を押すと、
一発で2つのウィンドウが綺麗に左右に並ぶ機能。
Windows7では、両端にウィンドウをぶつければ
それぞれ左右に綺麗に並ぶという機能はあるものの、
このボタン一発で整列してくれるとなかなか気持ちがいい。
と、それはそれで良いとして、
左右に分けたウィンドウを見ていて、あれ?
「1920x1080ドット」の高解像度としては物足りないな?と思っていたら
どうやら、
初期設定では、見えやすくするため?に
『画面上のサイズ』設定が「中(M)-125%」になっていたようで。。

なので、ここは
実際の表示となるように「小-100%」に変更しておく事が必要。
設定を有効にするには、
いったんログオフして再度ログインすればOK。
改めて
ブラウザを2つ開いて左右に並べてみると
文字が小さく(というよりは元サイズに)なって
非常に見渡しやすくなっている。
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<1600x900ドットと1920x1080ドットの見える範囲の違い>

エクセルを全画面表示してみると
デフォルトのレイアウトの状態で、
「1600x900ドット」では、
横列ではA〜V、
タテ列に1〜35(+セル半分)まで見渡せている。

それが、「1920x1080ドット」になると、
横列ではA〜Z、
タテ列に1〜45(+セル半分)まで見渡せるようになって
さらに広い作業領域が確保できているのがわかる。

また、ブラウザを2つ開いて左右に整列した状態で
例えばソニースタイルの一部のページを見てみると、
「1600x900ドット」では、
中央から横に向かって伸びている文字は「10周年を迎えま」まで、
タテには、
PCケースやZの画像が収まっているところまでが見えている。

「1920x1080ドット」では、
横方向には「10周年を迎えまました!」の文字が余裕を持って収まっていて、
タテ方向には、
「ソニースタイル5つの魅力」と書いてあるレイアウトの大半までが入っている。
より狭い領域でも
見える範囲がある程度確保されるので、
並列しての作業は間違いなくしやすくなるので仕事効率が上がる。
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<AdobeRGBカバー率96%やアンチグレアコーディング>

もともと
標準モデルの「1600x900」でも
NTSC比100%(u'v')液晶に
1677万色をリアルに再現する8ビットパネルを採用している。
そこに
「1920x1080」の解像度では、
AdobeRGBカバー率96%を達成して、
広色域のディスプレイで、写真や動画を正しい色で表示できる。
ただし、通常のデジタルカメラのような
sRGBモードで撮影した画像をAdobeRGBのディスプレイで見ると、
実際よりも派手な画像になってしまうため、
sRGBモードも搭載して、画像を正しい色で見えるようにもなっている。

それと、
単純に13.1型という大きさの液晶ディスプレイに
1920x1080という解像度を詰め込もうとすると、
高解像度になってTFT素子が増えるため
液晶の透過率が下がってしまい、画面が暗くなるという現象が起きてしまう。
その輝度低下を防ぐためには、
デスクトップ用のディスプレイであれば
単純に光の出力の高いLEDを使って補う事はできるのだけど、
それをノートPCでやってしまうとバッテリー消費が激しくなってしまうので
モバイル性能としては致命的になる。
そこで、新Zシリーズでは、
前Zシリーズと比べて、30%もの発行効率の高いLEDを開発、
LEDの光の成分を調整するという手法を採用。
LEDの光の成分の調整というのは、
通常の白色LEDは、
青色LEDの表面に、黄色の蛍光体を塗る事で白い光を出している。
●+●=○
それを新たに
青色LEDの表面に、赤と緑色の2色の蛍光体を塗る事で、
カラーフィルターに最適な白い光を出すように変更。
●+●+●=○

これによって、
効率よくディスプレイの輝度を上げる事ができ
高解像度からなる暗さをなくし、
さらにはAdobeRGBカバー率96%を達成するまでの
色再現度を手に入れる事が出来ている。

もちろんディスプレイには、
アンチグレアと低反射コートが施されていて、
液晶にあたって反射する光をある程度拡散する事で映りこみを減らしたり、
不意に液晶に触れてしまった場合でも
細かい傷がつきにくいハードコーティング処理も施されていて
外出先でも安心して使えるようになっているのは
前Zから継承されている。
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液晶ディスプレイを覆うベゼルも
平坦な板にゴム足が付いてる従来のものとは異なる。
ディスプレイを閉じた時に液晶面に傷がつかないように
MotionEYEから左右に延びるラバー製のラインを施していて、
圧力がかかった時にも耐えられる堅牢性を確保しつつ、
さらにそのラバーラインに光沢素材とするなどして
アクセントとして見えるようになっていて、
機能とデザインを両立させている。
新VAIO Zシリーズ
この高解像度で色再現度の高い
「フルHD&Adobe RGBカバー率約96%」のディスプレイなんだけど、
実際、
VAIOオーナーメードで選んでもたったの+5,000円しか上がらなくて
これなら迷わずこのディスプレイを選びたい。
1920x1080ドットという解像度は、
今主力となっているデスクトップ系のディスプレイの解像度と同じで、
という事は
仕事場や自宅にあるデスクトップの作業領域を
そのままモバイル環境でも扱えるという事になって
ノートだから仕事効率が半減してしまうなんて事もない。
13.1型という大きさに高解像度は
正直、文字が小さくなりすぎて見えにくいんじゃないか?という心配もなく、
十分に視認できるし、仕事に集中できる。
Twitterで何かをつぶやき中。ID:kunkoku

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