
新VAIO Zシリーズ
25日10時から始まって、サーバー混雑が続く中、
それでも25日だけの「ソニーが基本的に好き」経由でオーダーの入った
受注スペックの統計データを出してみた。
(26日以降はまた後で。)
厳しい受注状況の中、
ある程度割合が計算できいるほどの台数から算出したものではあるけれど
あくまでもイチHPからでのデータなので
ソニースタイル全体とは異なる点には注意。
参考程度という事で。
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<25日(木)新VAIO Zシリーズのオーダースペック内訳>
25日に限って言えば、
先行エントリーという制度のため
STAR数の多いユーザーからのオーダーとなっているためと、
重度のサーバー負荷の中をかいくぐってオーダーをしたユーザーがメインとなるため
どちらかというとヘビーユーザーというくくりでのカスタマイズ内容になっていると思われ。

まずはOS。
HomePremiumとProfesioalがほぼ2分していて、
それにUltimateが続く。
そして、
非常に高価なカスタマイズとなるUltimateに
「Adobe Creative Suite 4 Production Premium」が付属したモデルも
さすがにハイスペックな性能を手に入れた新Zだけに
購入を決めた人たちがいるのも特徴的。


カラーバリエーションとしては、
大きくブラック系とシルバー系に分けると
圧倒的にブラック系に傾いている。
その中でもやはり今回の10周年記念カラーとなる
グロッシープレミアムカーボンの選択率が非常に高く
それに次いでプレミアムカーボンと続く。
その他はほぼ同割合となっている。
また、ブラック系の天板ではパームレストを
自由にブラックかシルバーで選べるのだけれど
天板にブラックでパームレストにシルバーを選んだ人は極少数だった。

CPUに関しては、
今現在プロセッサーキャンペーンのおかげで
上位2つのCPUが非常にアップグレードしやすい価格帯になっている事も手伝って
9割以上がCore i7-620Mをチョイス。
前Zシリーズのように、
最上位CPUだけがTDPが高いという相違もなく
シンプルに動作周波数の差だけしかないという事からも
比較的安心してCore i7-620Mが選べているのかもしれない。

ディスプレイに関しては、
フルHDの高解像度と
色再現性に優れるAdobe RGBカバー率96%を搭載する液晶を
なんと100%の人が選択。
このパネルがあるからこその新Zであり
+5,000円で搭載できるのだから当然と言えば当然。

メモリーもDDR3の高速なメモリーを標準で4GB(2GBx2)を搭載していて、
+2万円で8GB(4GBx2)にできる。
DDR3メモリーが一般市場で安ければ、
後買いするという手もあるのだけれど、
4GBのメモリー1枚だけで2万円程度はするものなので
カスタマイズ上で8GB(4GBx2)を選ぶ価値は非常に高い。
そういった事を知っている上で
8GB(4GBx2)の選択が圧倒的に多いのもうなずける。

見事にわかれたドライブの選択。
実質的に多いのは、
クアッドSSDを味わえる約256GB(64GBx4)で、
それに光学ドライブをBDにするかDVDにするかというところで
その選択肢としてみれば5割を超える。
また、
興味深いのは、BDを搭載している人に限っては
中途半端なデュアルSSD約128GB(64GBx2)には見向きもせず
半数の人が最速と最大容量を手に入れられる
クアッドSSD約512GB(128GBX4)を選択しているという事。
一番の価格上昇する部分であるにもかかわらず
惜しみなくハイパフォーマンスを選択しているのがよくわかる。
逆に安価に新Zを手に入れられる2.5インチHDD組もある程度いて
光学ドライブがなくても良いと割り切るか
もしくはそれとは別の何かをたくらんでるか?(笑)
のどっちかになるのだろう。


どちらか一つしか選択できない広帯域のネット環境を内蔵する
ワイヤレスWANとWiMAXの装着率はそれぞれ約4分の1強で
いずれかを搭載している人は半数以上という事になる。
外で使う事を前提としているのがよくわかる。

また、自宅のワイヤレス環境で力を発揮するワイヤレスLANの選択では
WiMAXを選択すると(MIMO2x2)に固定されてしまうのだけれど、
そのWiMAXを搭載した人以外という条件で見れば
より高速通信ができる(MIMO3x3)を選択している事になる。

ノイズキャンセリングヘッドホンは、
外出先で集中してBDやDVD、動画に集中できるアイテムとしては最適。
高音質のサウンドチップ「Sound Reality」も
「ノイズキャンセリング機能」も前Zには搭載されておらず
新Zから搭載されたものなので非常に魅力。

指紋センサーとセキュリティチップも搭載率が非常に高くて
外に持ち出した時のいざという時の
シンプルかつセキュアな状態を保つには最適。

かざすだけでEdy、おサイフケータイのチャージに使えたり
Suicaの履歴を見たりと使う人には便利な機能。
ただし、
今までソニースタイルのeLIO決済を利用するにはとても便利だったのに
2010年3月9日(火)からはそれがなくなるのは残念。

webカメラは7割の搭載率。
利用するしないは置いといても
カメラが抜けるとデザイン上寂しくな気が。

一般的にはi.Linkの使用頻度が減っているため
当然「USBx3」の搭載割合が高い。
ただし、HDVハンディカムの取り込みの場合には
i.Link端子は必須だし、
これからUstreamでライブ配信をする際にも
i.Link端子搭載ハンディカムからの高画質映像を流す
といった使い方としては必要な装備でもある。

キーボードへのバックライト搭載率が8割近くと
実用面で必要だと判断されている模様。
また今回のデータ上では、
バックライトの搭載しない
日本語キーボードのかナありとなしを選ぶ人はいたけれど
英字ではそれが0%となった。

デザインを優先する「Sバッテリー」が多いものの
やはり長時間安定してモバイルしたいという需要はあるので
「Lバッテリー」を選択する人もいる。

ACアダプターは、
持ち運ぶ際のカバンにいれるスペースをよりスマートにできる
「スティックACアダプター」が選べて
そちらを選択した人が全体4分の1になる。

保証サービスは「3年ワイド」がほぼ100%
これは、25日にオーダーした人が
既存ソニースタイルユーザーが大多数なため
無料クーポンを利用したために
ここまでの圧倒的な利用率になっていると思われる。
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まずはこれが猛烈な25日の争奪戦の最中に
新Zのオーダーを完遂した人たちのカスタマイズ内容となる。
次はさらに精度を高めるために、
26日(木)のデータも出してみたいのだけど
25日(金)よりも2倍にもなるオーダー数で
算出するにはかなり時間を要してしまいそうで
しばしお待ちを。。
Twitterで何かをつぶやき中。ID:kunkoku

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