アメリカのラスベガス行われる「2011 International CES」で
ソニーから多数の新製品が発表され
また現地時間1月5日(水)にはプレスカンファレンスを開催し
その模様はUstreamでも生配信された。
・2011 International CES出展について 〜3D対応商品やネットワークサービスを拡充し、新たなユーザー体験を提供〜
・Welcom to Sony at CES 2011 VIRTUAL PRESS KIT // JANUARY 5
いつもなら、
現地で行うプレスカンファレンスなんかは見る事はできず
各サイトの記事からその様子をうかがう事しかできなかったのに
今年はなんとUstereamでそのまま配信されていた事もあって
生のその様子を視聴する事ができた。
ちょうど日本では6日(木)の午前10時頃から始まったので
リアルタイムに見ていたのだけれど
スタート時にはソニー・ピクチャーズエンタテインメントの最新作
「グリーンホーネット」の予告からスタート、
それと連動して劇中で出てくるグリーンホーネットの車から
ハワード・ストリンガーが登場というド派手ぶりで始まった。
おおかたの内容は
より一層3D化が進むにつれて3D対応商品郡が増えていくという話と
ハードウェア部分だけでなくてソフトウェアとネットワークを強化して
それらを連携して推し進めていくという話だった。
参考展示として
以前にソニーが出していたグラストロンを思いださせる
有機ELを採用した3Dヘッドマウントディスプレイや、
メガネなしに3D立体視できるポータブル用のブルーレイディスクプレーヤーも登場。
3Dに対応した24.5インチの有機ELテレビや
裸眼3Dに対応した56インチや46インチといった大型のディスプレイも参考出品しているようだ。
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液晶テレビBRAVIAには
モノリシックデザインを採用した、22V型から65V型までの全27機種を発表、
そのうち3D対応の液晶テレビが16機種、インターネットに対応したモデルが22機種となり
北米では2月より順次発売する。
倍速技術を進化させた「MotionFlow」や
独自の新画質回路“X-Reality”“X-Reality PRO”を搭載し
より鮮やかな映像表現を可能にしている。
「Video On Demand powered by Qriocity」から
web上にある様々コンテンツも視聴可能となっている。
また、3D対応の3機種を含む据置型のブルーレイディスクプレーヤー4機種と
3D対応のブルーレイディスクホームシアターシステム3機種を発表。
Wi-Fi内蔵、Skypeやオンラインコンテンツ対応、
独自のマルチルームオーディオ“HomeShare”にも対応する。
そしてついにというかやっと
ソニーとしては初となるポータブルブルーレイディスクプレーヤーも発表された。
・【CES】ソニー、3D対応カメラやDLNA対応オーディオなど:AVwatch
・【CES】ソニー、パーソナル3DとネットワークTVを強化へ:AVwatch
VAIOにも新モデルが登場。
参考出品としては3D対応のVAIOは以前よりあったものの
ここでようやくフルモデルチェンジしたVAIO Fシリーズとして
3D対応モデルとして登場。
LEDバックライトを採用し、
BRAVIAと同じく240Hzの4倍速駆動技術に対応しているため
非常になめらかで高品位な3D映像を楽しめる。
本体のキーボード奥にある3Dボタンを押すとその切替ができるようになっている。
VAIO Lシリーズもフルモデルチェンジを果たしていていたり
参考出品ながらも
「VAIO Design Concept PC」という名のもとに
Sandy Bridgeを搭載した13型と14型のVAIOノートや
AMD Fusion APU搭載のYシリーズなども存在している。
・新春恒例!日本未発表VAIOをラスベガスで発見:ITmedia
かなりの驚きをもって登場したのが
世界で初めてレンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンそれぞれを
2つづつ搭載して、右目用と左目用の映像を1920×1080のフルHDで
3D映像を記録する事のできる3Dハンディカム「HDR-TD10」。
それから、
液晶ディスプレイの背面部分にプロジェクターを内蔵して
撮影した動画をその場で大画面に映しだして見られるという
プロジェクター内蔵ハンディカムも発表された。
消えかけていたと思っていたBloggieもここで復活、
3Dに対応した“Bloggie 3D”もラインナップされて
手軽に3D映像が撮影出来るという
今の時点では他にないアドバンテージを持って再登場。
従来どおりUSB端子を内蔵、
YoutubeやSNSといった共有コンテンツに簡単にアップロードできる
といったコンセプトはそのままに
使い勝手の良さは以前に比べて随分とよくなっているようだ。
・ソニー、3Dハンディカム発表 プロジェクター内蔵ハンディカムも:ITmedia
サイバーショットでは、
1,620万画素の「Exmor R」CMOSセンサーを搭載、
1080/60p記録に対応、3.5インチの有機ELディスプレイ、
3Dスイングパノラマ撮影や、3D静止画撮影にも対応し
GPSや電子コンパスまでも搭載した「DSC-TX100」をはじめとして
広角25mm10倍ズームレンズを搭載した「DSC-HX7V」や
デジタル一眼レフカメラに近いAF速度をもつ「DSC-WX10」、
水深約4.9mで1時間の防水性能をもつ「DSC-TX10」など
全11機種もの機種が発表。
・ソニー、3D静止画モード搭載の新サイバーショットを海外発表:デジカメwatch
・米ソニー、フルHD 60p録画のサイバーショット「DSC-TX100V」など発表:ITmedia
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以下がUstreamで配信された
「Sony CES Press Conference 2011」の録画。
カンファレンスの雰囲気をいつでも味わうことができる。
まだ現時点では国内でどれがいつごろ発売になるかは未定ではあるけれど
おそらくはその大部分が国内でも投入されるだろうし、
ソニーのタブレット端末については今回登場しなかったけれど
その存在については言及されていたので、
CES2011を楽しみつつ、より詳しい情報が入ってくるのを待つとしよう。
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