モバイルノートからボードPCまで、VAIOに搭載されるOS
Windows7のService Pack 1(以下SP1)の一般公開が開始された。
既に2月17日からは、
MSDN、TechNetのダウンロード公開は始まっていたものの
今日23日が一般公開となるので、早速入れてみる。
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SP1への更新は、Windows Updateから行うか、
もしくはマイクロソフト ダウンロードセンターから行うかの2通り。
例えば、
マイクロソフト ダウンロードセンターからであれば
サイトからダウンロードをする。
・Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932)
ここで、ダウンロードする際に何種類かあって、
DVD .isoイメージをダウンロードすれば
「すべてのアーキテクチャ用のスタンドアロン更新プログラム」が入ってるので
ファイルサイズが1953.3 MBと巨大。
個別のスタンドアロンインストールパッケージを落とすのであれば、
それぞれ自分のPCに入っているWindows7が64bitか32bitかを確認して
ダウンロードする必要がある。
ちなみに、OSにWindows7を搭載するほとんどのVAIOは64bitで、
Xシリーズ、Pシリーズ、Wシリーズなどのウルトラモバイル系のVAIOは32bit。
ファイルサイズは、
64bit版が903.2MB、32bit版が537.8MBとなる。
もしくは、Windows Updateからでも
「重要な更新プログラム」を確認すると
Windows7のSP1があるので、それにチェックを入れて
更新プログラムのインストールをすればOK。
ファイルサイズは、更新の頻度にもよるけれど、
73.6MB〜892.3MBと表示されている。
ダウンロード、もしくは更新をすすめて再起動すれば
「Windows7 Service Packのインストール」のウィザードが出てくるので
そのまま進めていくだけ。
ただし、インストールする際には
ストレージに十分な空き容量がないとインストールできないので
HDDやSSDが圧迫されている場合は、不要なモノを削除するなりして
空き容量を確保する必要がある。
で、ダウンロードからインストール完了までの時間はというと
これがまたPCによってマチマチなようで、
1時間から1時間半もかかったという人もいたので
あー結構かかるんだなーという認識でいたのだけれど、
試しに、VAIO ZシリーズとFシリーズでSP1へのインストールを試してみたら
20分くらいであっさりと終わってしまってちょっと拍子抜けしてしまった。
そうは言っても、
例えば買ったばっかりのVAIO PシリーズやXシリーズにSP1を適用しようとすると
その蓄積した修正データが山盛りあるだろうし、
AtomのCPUでがんばっての更新になるので
さすがにある程度の時間の余裕を見てやったほうがいいかもしれない。
で、
ぶっちゃけ何が変わったかというと、
メインはWindows 7が発売されてから日々更新されていた
修正データをまとめて入れられるという意味合いが強いので
これといった新しい機能にめぐり合えるわけじゃない。
いちおう、RemoteFXという仮想デスクトップ環境で
DirectXを使ったアプリが利用できるといったものとか、
これから出てくる予定の“Sandy Bridge”に採用された
SIMD演算命令セット「Advanced Vector Extensions」に対応するといったもの
があるけれど、ぶっちゃけ現行のVAIOにはあまり関係がなかったり。
でも、まぁ
これから先でも手持ちのVAIOをリカバリーする事もあるだろうし
その時に、あの延々と更新プログラムをなんどもインストールするという作業が
このSP1で随分楽になるから
これは歓迎すべきアップデートだなという事で。
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