
・欧州ソニーで発表されたUltrabook VAIO Tシリーズ!11インチモデルの復活!
の続き。
ソニー・ヨーロッパから発表された“Ultrabook VAIO T Series”は、
すでにフランスやイギリスのSonyStoreで先行発売されていて、
そこにカスタマイズ出来る内容と価格が掲載。
SonyStoreでカスタマイズ出来るモデルは、
13インチモデルでの型番が「SVT1311C5E」
11インチモデルでの型番が「SVT1111C5E」となっていて
それぞれの内容を確認してみると以下のようになる。
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●VAIO T13 series / T11 serie

VAIO T13 series「SVT1311C5E」
Fr:749,00 € ~
UK:£679.00 ~
(日本円換算で8~9万円前後 ~)
VAIO T11 series「SVT1111C5E」
Fr:698,99 € ~
UK:£629.00 ~
(日本円換算で7~8万円前後 ~)
各SonyStoreでは、基本スペックならびにカスタマイズ内容は、
11型、13型ともに共通で、以下がカスタマイズで確認できる主な項目。

●Processor
Intel Core i3-2367M(1.4GHz)

●Operating system
・WindowsR 7 Home Premium(64 bit)
・WindowsR 7 Professional(64 bit)

●Hard drive
・320 GB Serial ATA (5400 rpm) + 32 GB SSD
・500 GB Serial ATA (5400 rpm) + 32 GB SSD
・128 GB SATA Flash SSD (128GB x1)
・256 GB SATA Flash SSD (256GB x1)
・512 GB SATA Flash SSD (512GB x1)

●Memory
・4 GB 1333 MHz DDR3-SDRAM (4GB x1)
・6 GB 1333 MHz DDR3-SDRAM (4GB +2GB)
・8 GB 1333 MHz DDR3-SDRAM (4GB x2)

●Display
T13 ・・・33.7 cm (13.3") VAIO Display (1366 x 768) (16:9)
"Exmor" HDカメラ(1.3Mega Pixels)
T11 ・・・29.4 cm (11.6") VAIO Display (1366 x 768) (16:9)
"Exmor" HDカメラ(1.3Mega Pixels)

●Microsoft Office 2010
・Office 2010 Starter + Acrobat
[+ £ 324.0]、 [+ £ 324.0]となるものがFREE(無料)
CPUは、Core i3-2367M固定、
メモリーは4GBから最大8GBまで搭載可能。
ストレージが少し変則的で、
エントリーのHDDには別途32GBのSSDを搭載したハイブリッド・ストレージとなって
大容量かつ高速化させているのが特徴的。
ただし、低コストで抑えても高速化出来るメリットもあるけれど、
唯一重量が判明している13.3インチ(HDD+SSD)モデルの重量が
1.6kgと言う事を考えると、
2.5インチHDDとSSDを、SSD単体に置き換えると
約100gくらいはダイエットできるはずなので、それだと1.5kgくらいになると予想。
11.6型については重量の記述が見当たらず相変わらず不明のまま。
ちなみに、カスタマイズの価格上昇の鍵は
すべてこのストレージが握っているといっても過言ではなくて
特に大容量SSDの256GBや512GBを選択すると
あっという間に+5万円とか+11万円とかになるので、
価格重視、もしくは価格を抑えつつも容量が必要という場合を含めて
ハイブリッド・ストレージ(HDD+SSD)モデルは注目されるかもしれない。
(自分は軽さ重視だからSSD単体がいいけど。)
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●“Ultrabook VAIO T Series”うんちく

Ultrabook VAIOは、
マグネシウムとアルミニウムという剛性の高い素材を採用して
VAIOの耐久テストをクリアさせ
薄いデザインを保ちながらも衝撃やショックを心配する事なく
持ち運びを考えられたタフネスデザインが特徴。

万が一VAIOを紛失したり盗まれた場合でも、
個人データにアクセスを防ぐためのロックをかけられる
“Intel Anti-Theft Service”で保護されているので、
個人データを不正な使用から守る事もできる。

また、インターフェースも充実。
右側面に、ヘッドホン出力、メモリースティック/SDカードスロット、
HDMI出力、D-Sub15ピン出力、有線LAN。
HDMI端子は、外部ディスプレイに簡単かつ高精細で出力できるし、
VGA出力端子は、プロジェクターでのプレゼンには必須。
有線LANは、高速かつ確実に接続できるし
出張したり旅行に出た時のホテルで通信を利用する場合には必要。
そして、メモリースティック/SDカードスロットがあれば
撮影したカメラのデータをすぐに取り込める。
左側面には、USB3.0、USB2.0が各一つづつ並ぶ。
USB3.0の端子は、本体の電源がオフの状態でも、
さらにACアダプターが接続されていなくても
スマートフォンやミュージックプレーヤーに電源を供給できる。
バッテリーライフは、HDDモデルで7時間、SSDモデルで9時間という
スタミナ性能を発揮する。

CPUは、マルチタスクで動作する超低電圧のCorei3を採用しながら、
ストレージを高速化してより高レスポンスに。
SSDは、HDDとは比較にならないほどの高速性を保っているのは
既に既存のVAIO ZシリーズやSシリーズといったモバイルVAIOで証明済み。
また、エントリーのHDD搭載を選んでも
大容量のHDDを持ちながら、高速起動&高速レスポンスをSSDでまかなうという
HDDとSSDのハイブリット・ストレージを採用していて、
単体SSDまでの高速性はないけれど
単体HDDよりも体感速度が良好でかつ低価格というのが魅力的。

ディスプレイを閉じてスリープ状態になると、データを保持したままでも
最長で約90日間もバッテリーを保ちながら
使いたい時にはすぐにアクセスして使い始める事ができる。
「Rapid Wake + Eco」という機能を備えている。
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あくまでも、これはソニー・ヨーロッパから発表され
ヨーロッパのSonyStoreで発売された仕様によるもの。
いつものパターンではあるけれど、
特にVAIOに関しては、海外での仕様と国内での仕様は大きく異なるので、
国内発表があるとすれば、それ相応に異なる部分もあるはず。
けれど、SonyStoreを見る限りでは、
スタートする価格帯をみると
Corei3とハイブリッド・ストレージ(HDD+SSD)という構成で
11インチも13インチも10万円以下というのはズレないところだと考えると
何気に素モデルでも気軽に持ち運ぶウルトラブックとしてはいいかもしれない。
余計に11インチモデルの重量が気になってきた。。
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・米FCCに出てきたSonyのChromebook「VAIO VCC111」。
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