「VAIO Duo 11」先行予約エントリーが10月18日(木)10時から始まり、
やはり初日が最も多い受注台数となっていたけれども
その翌日19日(金)もかなりのオーダーが入っていて、
より多くのデータからオーダー内容の内訳を把握する事が出来たので
最終的に21日(日)までのデータを含めて統計データを出してみた。
一応、当HP、もしくは「ソニーが基本的に好き」のblogにある
バナー、もしくはテキストリンク経由でオーダーの入ったもので
受注した際のスペックの選択比率を掲載。
あくまでもソニーストア全体ではなく、
こちらを経由したデータからの集計なので参考値として。
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●VAIO Duo 11のオーダー統計データ内訳(10月18日~21日)
受注開始の初日は、エントリーの中でもSTAR保有数が多く(2000STAR以上)
ソニーストアでのヘビーユーザーが多いため
2日目以降とはトレンドが若干違うので、そのあたりも含めて解説してみよう。
<OS>
新しくなったOS、Windows 8の機能を存分に活かせるVAIO Duo 11。
通常のWindows8と、
Windows 8 Proには、通常8の全機能能に加えて、
会社のネットワークへ接続、外出先でのファイル アクセス、データの暗号化
といった拡張機能が出来るのが特徴。
Windows 8 Proを選択した人は、
初日では
52.4%、2日目以降で
46.4%と、
2000STAR以上保有者のほうがProfessionalの選択傾向が高い。
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<プロセッサー>
CPUは、最新の第3世代インテル Core プロセッサーの4種類。
・Core i7-3667U(動作周波数
2GHz / キャッシュ
4MB / TDP 17W /
ターボブースト)
・Core i7-3517U(動作周波数
1.9GHz / キャッシュ
4MB / TDP 17W /
ターボブースト)
・Core i5-3317U(動作周波数
1.7GHz / キャッシュ
3MB / TDP 17W /
ターボブースト)
・Core i3-3217U(動作周波数
1.8GHz / キャッシュ
3MB / TDP 17W )
(今回の受注時には、キャンペーンで上位3つのCPUは1万円安くなっている。)
「Core i7」を選択時、cTDPを利用することで
PCスタイル時には空気に触れる面積が増える事で放熱性が高くなるため
通常時17Wから、最大25Wまで引き上げての動作が可能。(システムにもよる)
よりフルパワーで利用することができるという特徴がある。
CPUは、初日、
「Core i7-3667U」が
49.2%、「Core i7-3517U」が
33.3%、
「Core i5-3317U」が
11.1%、「Core i3-3217U」が
6.3%、
と、
圧倒的に「Core i7」の選択率が高く
それも最上位の「Core i7-3667U」が半数を占める。
2日目以降では、
「Core i7-3667U」が
35.7%、「Core i7-3517U」が
28.6%、
「Core i5-3317U」が
32.1%、「Core i3-3217U」が
3.6%
と、
「Core i5-3317U」の比率が上昇、上位3つのCPUが全体を占める。
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<メモリー>
メモリーは、
「8GB」、「6GB」、「4GB」、「2GB」の4種類。
(4GB以上は、メモリー2枚組みで、デュアルチャンネルで動作する。)
メモリーに関してもこの複雑な機構の中に実装するため
オンボードとなるため、後からの載せ替えが不可能なことと、
CPUやストレージと違い、価格上昇が低い事もあって
カスタマイズ時に最大で搭載する傾向が強い。
初日、
「8GB」が
90.5%、「4GB」が
7.9%、「2GB」が
1.6%、
2日目以降、
「8GB」が
92.9%、「4GB」が
7.1%。
圧倒的に「8GB」を選択しているのがわかる。
「6GB」や「2GB」は皆無に近い。
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<ストレージ>
ストレージは、高速レスポンスと高速な起動・終了と
非常に早い挙動の根幹となるSSDで、
容量は、「約256GB」、「約128GB」、「約64GB」の3種類。
(今回の受注時には、キャンペーンで「約256GB」は5000円安くなっている。)
メモリーを6GB以上搭載する際には、「約128GB」か「約256GB」を搭載する必要がある。
ストレージでは初日、
「約256GB」が
54.0%、「約128GB」が
42.9%、「約64GB」が
3.2%
と、
リーズナブルな「約128GB」よりも、
より大容量な「約256GB」のほうが多く半数以上を占める。
2日目以降では、
「約256GB」が
35.7%、「約128GB」が
64.3%と、
お得度の高い「約128GB」が比率としては高くなっている。
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<WiMAX & 無線LAN>
WiMAX & 無線LANについては、
WiMAXを搭載して、「IEEE802.11 b/g/n」とするか、
WiMAX非搭載として、「IEEE802.11
a/b/g/n」とするか。
外出先でWiMAX内蔵を優先するのであれば搭載、
すでにWiMAXルーターを持っている、もしくは自宅内でより高速な
IEEE802.11 aを使いたいと思えば、WiMAX非搭載という流れ。
初日、
「WiMAX搭載」が
31.7%、「WiMAXなし」が
68.3%、
2日目以降、
「WiMAX搭載」が
25.0%、「WiMAXなし」が
75.0%。
搭載率としては約1/3で、意外と多いなという印象。
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<HDウェブカメラ>
HDウェブカメラは、
フロントに一つ、もしくはフロントとリアに2つのいずれかを選択できる。
フロントカメラがあれば、Skype、Google+ハングアウトといった
ビデオチャットを高画質にやりとりも出来るし、
リアにHDウェブカメラを搭載すれば、
静止画や動画の記録を撮影するのはもちろん
ツイキャスやustreamといったライブ配信を行う事もできる。
HDウェブカメラは初日、
「フロント+リア」が
74.6%、「フロントのみ」が
25.4%、
2日目以降、
「フロント+リア」が
67.9%、「フロントのみ」が
32.1%。
使い道がなければ搭載しても意味がないけれども
カスタマイズにたったの+1,000円で搭載できるとなると
いざ何かでアウト側のカメラを使いたいと思った時には便利かと。
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<キーボード&バックライトキーボード>
キーボードは、「日本語配列」、「日本語配列(かな文字なし)」、「英字配列」
と3種類選べながら、今回はカスタマイズによる価格差がないのが特徴的。
そして、
バックライトキーボードも
+2,000円で搭載できるので、搭載率もあがってくる。
キーボードは、初日、
「日本語配列」が
42.9%、「日本語配列(かな文字なし)」が
44.4%、「英字配列」が
12.7%、
2日目以降、
「日本語配列」が
46.4%、「日本語配列(かな文字なし)」が
46.4%、「英字配列」が
7.1%。
バックライトキーボードを選択しているのは、
初日が
90.5%、2日目以降でも
85.7%と
搭載率が非常に高い。
特に現状では、
「日本語配列(かな文字なし)」に「バックライトキーボード」を搭載しようとすると
お届け納期が来年になってしまっていて、この組み合わせだけ枯渇しているのがわかる。
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<バッテリー>
バッテリーの駆動時間は、内蔵バッテリーで公称値約7時間。
「Rapid Wake + Eco」搭載して、電源ボタンを押すだけで
省電力スリープモードに切り替わりつつ作業状態の自動保存が可能。
ACアダプターも小型なので電源が確保できるのであれば内蔵バッテリーでも十分だし
長時間バッテリーで駆動しても安心感が欲しいという場合には
拡張シートバッテリーを装着して公称値約14時間駆動は魅力的。
装着すると315gほど重量が加わる事になるけれど
本体を傾斜して画面が見やすくなるタップやキータイプがしやすくなったり
デジタイザスタイラスを収納するスペースが出来るという恩恵もある。
「拡張バッテリー」の装着率は、
初日が
58.7%、2日目以降では
28.6%と
2000STAR以上の人達の「拡張バッテリー」の選択率が非常に高い事もよくわかる。
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<その他のオプション>
「GPS」の装着率は、
初日が
85.7%、2日目以降では
78.6%。
+1,000円で搭載できて
地図アプリと連携して、自分の位置を把握できるので搭載率は高い。
データの暗号化や復元が可能となり、よりセキュリティーを強化できる
TPMセキュリティチップの装着率は、
初日が
38.1%、2日目以降では
46.4%。
「ノイズキャンセリングヘッドホン」の装着率は、
初日が
65.1%、2日目以降では
53.6%。
+2,000円でノイズキャンセリングヘッドホンが付属して
かつ、
S-Masterを搭載するというのは結構魅力的に見える。
「液晶保護シート」は、
ディスプレイに保護シートを貼った状態で出荷してくれる事もあって
装着率は、初日が
93.7%、2日目以降では
92.7%と
もっとも高い選択率を示している。
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<長期保証サービス>
メーカー保証に加え、破損・水ぬれ・火災の保証までカバーしてくれる「長期保証<3年ワイド>」は、
通常は、8,000円かかるけれど、
自分のMy SONY IDに
「3年ワイド無料クーポン」があれば無料になる。
「長期保証<3年ワイド>」の選択率は、
初日が
92.1%、2日目以降では
60.7%。
なので、初日購入者は、2000STAR以上ある人ばかりなので
間違いなく「3年ワイド無料クーポン」を持っているはずなので、
「長期保証<3年ワイド>」を無料で付けられるはずなんだけれども
初日に微妙に7.9%の人が付けてないという事は
おそらくクーポンを持っている事を忘れて付け忘れてしまった可能性もある。
コレって、結構他人事じゃなくて
自分も慌ててスルーしてしまう事があるので、
せっかくあるクーポンは、つけ忘れないようにしたい。
さすがに、2日目にもなると
「3年ワイド無料クーポン」を持っていない人がでてくるため
自然と「長期保証<ベーシック>」選択率が上がってくる。
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また、参考までに、
本体以外に選ばれて購入されていたのは、
「キャリングケース(VGP-CK1)」で、
トータルでも
約37.4%、1/3以上の人がこのキャリングケースを
本体と同時に購入していた模様。
さて、自分のオーダーした
「VAIO Duo 11」とカスタマイズ傾向はどうだったろう?
一点注意するとすれば、
比率が高いからといって、それぞれを皆が選んでいるわけではなくて
それぞれチョイス、取捨選択をしてカスタマイズしているので
別に自分が選択してないからといって、コレまずいんじゃ?みたいな事はない。
自分の好みにカスタマイズするのが楽しいし、
みんなもどんなふうにカスタマイズしたんだろう?って比較するのも楽しい。
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Windows8を搭載したVAIOオーナーメードモデルに 一部値下げやキャンペーンでさらに購入しやすく。 特に、VAIO Tシリーズ、VAIO Sシリーズ、VAIO Lシリーズは 開始価格が1万円もの値下がりしていて さらにキャンペーンでカスタマイズパーツもお買い得度が増している。 また
Windows8を搭載したVAIOオーナーメードモデルに 一部値下げやキャンペーンでさらに購入しやすく。 今回は、VAIO Duo 11にバッテリーキャンペーンが追加されて 標準バッテリーを選択すると今までよりも5,000円安くなっている。 VAIO Eシリーズ14はエントリー価格がついに39
Windows8を搭載したVAIOオーナーメードモデルのキャンペーン。 VAIO Duo 11、Sシリーズ15/13P/13、Tシリーズ14/13/11は キャンペーンは先週から引き続き継続。 VAIO Eシリーズ17/15/13は、 さらにキャンペーンが増額。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●Surf Slider方式採用のタッチ対応スライダーハイブリッドPC 「VAIO Duo 11」 VAIO Duo 11「SVD1122AJ」 ソニーストア販売価格:104,800円(税込)〜 ⇒94,800円(税込)〜 VAIO Duo 11のプロセッサーが値下がりして、 さらに 2013年3月28日(木)
●Surf Slider方式採用のタッチ対応スライダーハイブリッドPC 「VAIO Duo 11」 VAIO Duo 11「SVD1122AJ」 ソニーストア販売価格:99,800円(税込)〜 ⇒89,800円(税込)〜 VAIO Duo 11に 2013年4月25日(木)9時15分までの期間限定で、 最大で51,0
VAIO 2013夏モデルが新しく登場して、 VAIO 2013春モデルもパーツ在庫がある限りにはなるけれども リーズナブルな価格で販売継続中。 一部、VAIO Eシリーズ17は、販売終了。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ●Surf Slider方式採用のタッチ対応スライダ
君の視線を釘付けにする。 とくと見るがいい…SONYが造りし「VAIO Duo 11」をッ!! ・「VAIO Duo 11」のみんなのカスタマイズはどうなってる?オーダー統計データ内訳。 ・「VAIO Duo 11」の実機を開封、他モバイルVAIOとの大きさ比較。 ・「VAIO Duo 11」の初期セットア