・君の視線を釘付けにする。 とくと見るがいい…SONYが造りし「VAIO Duo 11」をッ!!
・「VAIO Duo 11」のみんなのカスタマイズはどうなってる?オーダー統計データ内訳。
・「VAIO Duo 11」の実機を開封、他モバイルVAIOとの大きさ比較。
の続き。
「VAIO Duo 11」は、Windows8を搭載してきてるので
まずは、初期セットアップからやってみよう。
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●とってもシンプルな初期セットアップ
電源を投入すると現れるのが、「初期セットアップ」の画面。
まず【地域と言語】画面が出てきて、
以下の内容がデフォルトで選択されている事を確認する。
国/地域 日本
言語 日本語(日本)
キーボードレイアウト Microsoft IME
「次へ」をタップすると、【ライセンス条項】画面になるので、内容を確認して
「Windows とこの PC のライセンス条項に同意します」にチェックを入れて
「同意する」をタップする。
【パーソナル設定】では、
自分の好みの色を選択して、PC名に、登録したい名前を入力する。
「次へ」をタップすると、
接続可能なアクセスポイントがある場合には【ワイヤレス】画面になるので、
そこで接続したワイヤレスとつないでしまう。
パスワードが必要な場合は、セキュリティキーを入力。
必要ない場合は、[後でワイヤレスネットワークに接続する]をタップすればいい。
次に、【設定】画面が表示されるので、
「簡単設定を使う」を選べば、
【PCへのサインイン】に移行する。
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【設定】画面で、「自分で設定する」を選んでいる場合は、
[共有]、[PC を保護し、最新の状態に保つ]、[プライバシーや PC を保護する]
[Windows とアプリの機能向上のために、情報を Microsoft に送る]、
[問題の解決策をオンラインで調べる]、[アプリと情報を共有する]、
といった各項目を細かく設定できる。
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【PCへのサインイン】では、マイクロソフトのサービスを利用するために
「Microsoftアカウント」としてサインインをする。
(AndroidのGoogleアカウントや、iOSのAppleアカウントと同様。)
「Microsoftアカウント」をもっていれば登録しているアカウントを入力するだけ、
これから新たに登録する場合は、「メールアドレスを新規登録」から登録をする。
もしくは、オフラインで使いたい場合には、
「Microsoftアカウントを使わずにサインインする」を選んで、
「ローカルアカウント」として、こののVAIOにログインするためのID、パスワードを作成する。
これで初期セットアップは完了。
実際に解説してるよりもはるかに簡単で
最短6ステップで完了する。
初期設定が終わると、LiveTile(ライブタイル)と呼ばれる
アイコンがズラっと並ぶスタート画面が表示される。
さてさて、これで使える。
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●VAIO Duo 11のパフォーマンスとリカバリーメディア作成
Windows8にもVistaや7と同じく
コンピューターのパフォーマンスと評価を確認できるようになっていて、
2機種のスペックを確認すると以下のとおりとなっていた。
CPU:Core i7-3667U(2.00GHz)
メモリー:8GB
Intel HD Graphics 4000
SSD 約256GB (Serial ATA 6 Gb/s)
プロセッサー ・・・7.2
メモリー(RAM) ・・・7.5
グラフィックス ・・・5.5
ゲーム用グラフィックス ・・・6.4
プライマリハードディスク ・・・8.1
CPU:Core i5-3317U(1.70GHz)
メモリー:4GB
Intel HD Graphics 4000
SSD 約256GB (Serial ATA 6 Gb/s)
プロセッサー ・・・6.9
メモリー(RAM) ・・・5.9
グラフィックス ・・・5.5
ゲーム用グラフィックス ・・・6.4
プライマリハードディスク ・・・8.1
あくまでも参考値ではるけれど、
CPUのパフォーマンスの差は当然として、
メモリーが4GBと8GBでは大きく違っている。
コスト重視でトータルパフォーマンスを上げたいと思ったら
メモリーは8GB選択必須って事がよくわかる。
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そして、VAIOを買ったらまずしておくのが、
いざという時のためのリカバリーメディアの作成。
本体リカバリーはいつでも出来るけれど
内部ストレージに何かあった時には、
リカバリーメディアが必須になるので作っておいたほうが良い。
リカバリーメディアは、ディスクもしくはUSBメモリーで作成できるのだけど
かさばらなくてより高速にリカバリーできるUSBメモリーが便利。
VAIO Duo 11のリカバリーメディアに必要な容量は、15GB以上という事なので
16GBのUSBメモリーを容易すればOK。
実際に試してみたら余裕で作成できた。
ちなみに、今回利用したUSBメモリーは、「USM16GT」。
作成にも約26分程度で完成。
[訂正]
USB3.0対応のUSBメモリーでのリカバリーメディアの作成まではできますが、
実際のリカバリーの際に認識しないため利用できない事が判明。
USBメモリーを利用する場合はUSB2.0対応のものを、
もしくはディスクメディアでの作成をお勧めします。
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●Windows8をざっくり触ってみる。
Windows8をはじめて触ると、
一体どうすればいいんだ?と戸惑うかもしれないけれど
慣れてくると、なかなか便利につかえてくるもので
さわりの部分だけでも紹介してみる。
「VAIO duo 11」を起動すると、最初に一枚の壁紙が現れるので
指でタップして、上にむかってスワイプすると
ホームと画面となる
Metro UIと言われるこの「スタート画面」がメインが現れる。
タブレットPCとしての使い勝手を考慮して出来上がったのがこの画面(Metro UI)で
基本動作はすべてアイコンをタッチで進めていける。
単色の専用アイコンとも言えるLiveTile(ライブタイル)が左右にわたって敷き詰められていて
それぞれのライブタイルの中から選んでアイコンをタッチすると
専用アプリが起動、専用ロゴがグルンと回転して現れた後に、
全画面でアプリが表示されて開く。
このアプリをいろいろ試してみると
タッチオペレーションを前提にして全画面で開いてタッチという
シンプルな構成になっているのがわかるけれど、
それぞれのアプリの便利さは作りこみやアイデアによるところも大きい。
ちなみに、「Store(ストア)」に用意されているアプリをダウンロードすると
Metro UI専用のLiveTileがホーム画面に埋め込まれていく。
LiveTileに関しては、好みのレイアウトにあわせて
その大きさも変更できるし、もちろん配置も自由自在に変更できる。
じゃ、今までのWindows画面はどこに行ってしまったのか?
というと、LiveTileの中に、「デスクトップ(VAIOアイコン)」というのがあるので
それをタップすると、
(もしくは、キーボードで「Windowsキー+B」)
いつもの見慣れた壁紙やアイコンの画面になる。
で、一番ビビるのは、いつもの左下にスタートアイコンがないという事。
いったいアプリはどこから出せばいいんだ?
とか最初は自分も慌てふためいたけれど、
主要操作は、まずウィンドウの右端にある。
画面の右端を、画面端から内側にスワイプすると
「チャームバー」と呼ばれるメニューが出てくる。
マウスの場合は、画面の右上隅か右下隅にカーソルを合わせる、
もしくはキーボードで「Windowsキー+C」でも同じ。
ここに、「検索」、「共有」、「スタート」、「デバイス」、「設定」という項目がある。
「検索」をタップすると「アプリ」画面が表示されて、
それと同時に右側に検索欄にカーソルが出てくるので、
キータイプしてメニュー検索ができる。
もちろんメインメニュー側をタップすればこの検索メニューは消えて
アプリの一覧を見る事もできる。
参考までに、「チャームバー」を飛ばしてダイレクトに開きたい場合には、
「検索」はWindowsキー+Q、
「共有」はWindowsキー+H、
「デバイス」はWindowsキー+K
でも可能。
覚えきれなかったら
「チャームバー」呼び出しのショートカットだけ覚えておけばいいかも。
「チャームバー」から「設定」をタップすると
ここに「コントロールパネル」、「個人設定」、「PC情報」、「ヘルプ」といった項目や
ネットワーク、スピーカー、ディスプレイ、通知、電源、キーボード、PC設定の変更
といったインフォメーションが確認できる。
そう、ここに「電源」があって
ここからシャットダウンや再起動、スリープに移行できる。
ちなみに、キーボードで「Windowsキー+I」と押せば
一発で「設定」メニューを開く事ができる。
本体画面の下にあるWindowsマークの物理ボタンを押すと
いつでも「スタート画面」に戻る。
マウスの場合は、画面の左下隅にカーソルを合わせる、
もしくはキーボードで「Windowsキー」でも同じ。
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いままで使い慣れたWindowsの「デスクトップ」も
Windows8からすると、ひとつのアプリという位置づけで、
他のアプリも複数起動しても
それを簡単に切り替えたり、同時に使えたりが簡単になっている。
例えば、
この場合、「デスクトップ」にMusicUnlimitedを開いていて、
他にも「bing」と「VAIO Care」のアプリを開いてたとする。
ここで、画面の左端からスワイプして
そのまま指を中央あたりまでもってくると
隠れていたアプリが出てきて最終的に中央あたりで全画面になって切り替わる。
今度は、画面の左端からスワイプして
画面の右側かもしくは左側で留めておくと、
メイン画面とは別に、サブ画面としてアプリを表示する事ができる。
画面もバーを左右に動かして
メインアプリとサブアプリを入れ替える事もできる。
今、どれだけのアプリを出したんだろう?と思った場合は、
画面の左端からスワイプして、
そのまま指を離さずに、そのまま元にもどって画面の左端に戻すと
起動中のアプリの一覧が、左端に表示される。
ここから出したいアプリを選んでやれば良い。
マウス操作では、画面の左上隅にマウスポインターをあわせると
直前に使用していたアプリのサムネイルが表示される。
また、そのままマウスポインターを下へ動かすと
同様に起動中のアプリ一覧が表示される。
キーボードで「Windowsキー+Tab」と押すと
同様に「アプリ一覧」が表示され
Windowsキーは押したまま、Tabをポンポンと押していくと
アプリが切り替わり、話すとそのアプリが開く。
起動しているアプリを終了させたい場合は、
画面の上端から下端までスワイプ)すると、アプリが終了する。
こうした一連の動作が全部タッチパネルで出来るようになっていて、
その反応も快適だし、慣れてくるとかなり思い通りに操作できて気持ちいい。
それに、もちろんマウスやキーボードでの操作も可能だし
その時々に使いやすいようにすればいいし、
特に、ショートカットキーは
PCスタイルで使っている時に、より動きを最小限に抑えて
即座にやりたいことに辿り着ける近道なので覚えておいて損はない。
まだ全部把握しきれてるわけじゃないけれど
触れば触るほど楽しくなってきた。
次は、デジタルスタイラスを使って遊んでみよう。
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