
・ポータブルワイヤレスサーバー「WG-C10」を自分サーバーとして使ってみよう。
の続き。
何かと自分手持ちガジェット共有用のサーバーとして便利な
ポータブルワイヤレスサーバー「WG-C10」。
最初は、スマートフォンとかタブレットで
専用アプリ「PWS Manager」を使ってみたけど、
今度は、Windowsマシンからも利用してみようって事で、VAIO Duo 11から。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●Windowsから「WG-C10」につなぐ。

まず、やることといえば、「WG-C10」の電源を入れて、
スマートフォンもしくはタブレットとおなじくPC側のWi-Fiで接続する。
Wi-Fiで、検索すると、
「WG-C10」のSSIDとなる『WG-C10-ホニャララ』ってのが見つかるので
これをタップして接続。
自分で設定したセキュリティキー(パスワード)を入力すれば無事つながる。
これが、自分以外の人に「WG-C10」へつないでもらう場合には
セキュリティキー(パスワード)を公開しないといけないので、
あらかじめ公開用のパスワードを設定しておいて接続してもらおう。
それ以降プライベートで使おうと思ったら
自分用のパスワードに戻すことを忘れずに。
でないと、うっかりパスワードがそのままだと
「WG-C10」に繋がれて、メモリーカードとかUSBメモリーの中身が
丸見えって事になるのでここは注意。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●Windowsから「WG-C10」の設定をイジる。

スマートフォンもしくはタブレットでは、
Androidアプリ「PWS Manager」から「WG-C10」の設定を変更できたけれど、
接続したPCからでも同じように設定をいじれる。
やり方は、webブラウザから行うようになっていて、
PCのブラウザ(IEやGoogle Chrome)を開いて、
アドレスに、「http://192.168.40.1:8080」(デフォルト時)と入力すると
「WG-C10」の設定画面が現れる。

設定画面は、
「セキュリティ」、「インターネット接続」、「電源管理」、「システム」の4項目。
入った画面がいきなり「セキュリティ」設定の画面で、
ここでいきなりパスワードとかいじられると困るので
やっぱり、パスワード管理は大事。

「インターネット接続」は、
「WG-C10」から別のアクセスポイントを経由して
インターネットにも接続できるようにするための設定。
周辺にあるアクセスポイントを拾ってSSIDが表示されるので、
接続したい、アクセスポイントに接続しておけばOK。

「電源管理」は、
「WG-C10」を放置していた際に、自動で電源を切れる時間を設定。
無効、10分、60分、120分から設定できる。

「システム」は、
ソフトウェアのアップデートをしたり、
ネットワークアドレス、DNSサーバーアドレスをいじれる。
ネットワークアドレスを変更シたい時は、
ここから変更できる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●Windowsマシンから「WG-C10」で共有データにアクセス!

さてさて、Windowsマシンから「WG-C10」にさしこんだ
メモリーカードやUSBメモリーにアクセスしよう。
エクスプローラーを開いて
アドレスに、「¥¥192.168.40.1」(デフォルト時)と入力すると
「WG-C10」に入ってる、メモリーカード(memory card)とUSBメモリー(usb)が現れる。


Windowsマシンだから
Androidアプリのように極端に開けるアプリが制限されてるわけもなく
普通に入ってるデータを開いてみたり
データコピーがものすごく当たり前にできる。


nasneのサーバー機能と同じなので、
ネットワークドライブとして割り当てる事も可能。
「ネットワークドライブの割り当て」から
フォルダー欄に「¥¥192.168.40.1」と入力して
参照から、「memory card」と 「usb」それぞれを登録しておけば
「コンピューター」に、
「memory card(¥¥192.168.40.1)」と 「usb(¥¥192.168.40.1)」が出来上がる。

こうしておけば、接続さえされていればいつでも
メモリーカードとUSBメモリーにアクセスできるので
自分専用の「WG-C10」として使うならこういった使い方も便利。
逆に言うと、
他の人と共有してる時に、同じ事をされてしまうと
「WG-C10」にアクセスされてしまうと丸見えになってしまうから、
何度も言うけれど、共用した後には必ずパスワード変更だけは忘れないように。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●「WG-C10」をUSBで有線接続した場合の注意。

で、よくよく考えてみれば
他の人が使うときはワイヤレス接続でいいけれど、
自分で使う時はUSBで接続したほうがどう考えても手っ取り早い。
付属のmicroUSBケーブルで、「WG-C10」をPCにつないでも普通に
外部ストレージとして使える。
(さらには「WG-C10」を充電もできる。)

ただし、ここには制限があって、
メモリーカードはそのままアクセスして使えるけれども、
USBメモリーは使えなくなる。
これは給電している時に、
ワイヤレスでもUSBメモリーが使えなくなったのと同じ。
なので、USBメモリーで運用したい場合にはここは注意。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

スマートフォンやタブレットで共有できるのはもちろんだけれど、
こうして手持ちのPCからも普通につなげる。
ただ、自分で使うときは初期設定してしまえば終わりだけれど
他の人と共有する場合は、Windows上の手順を同じようにしてもらう必要がある。
当たり前の事だけど、意外とこれが複数人になると現場で戸惑ったりするもので。
最初に、「WG-C10」にワイヤレスで接続して
「パスワード」を入力してもらうという事。
それから、エクスプローラーにアドレスを入力するという事。
この一連の流れがスムーズにいけば
仕事場でも友人同士でも、出先でもどこでもデータ共有して
共通の作業をすすめる事ができる。
で、
もう本当にしつこいようだけど、
その共有作業が終わったら、絶対にパスワードを変更しよう。
SSIDが固定だから、登録されてると
あっさりと繋がってしまうからここだけは本気で注意。
簡単でシンプルなだけに、
自分のプライベートは自分できっちり守ろう。
そこさえ抑えておけば、かなりな便利グッズになるはず。
Tweet

最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku

【TOPページへ】