2013年06月07日

見ていてかなり痛々しいけれど、過酷な品質試験をクリアした「VAIO Duo 13」

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6月5日に発表された、VAIO Duoの13型モデルとなる
スライダーハイブリッドPC「VAIO Duo 13」の公式動画2本。

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●VAIO Duo 13 | Quality Test


ひとつは、「VAIO Duo 13」を日常で使えうるために
行なっている品質試験の動画。

もともと、VAIOノートでは、全ての機種で品質試験を行なっていて
「堅牢性」、「静音性」、「発熱対策」、「環境への配慮」といった試験を行なっている。

・VAIO品質試験レポート:VAIOホームページ

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この「VAIO Duo 13」は、
ディスプレイが正面を向いたままで、液晶画面が露出している事、
本体部分と本体が重なりあってタブレットスタイルと
ディスプレイ部分をスライドさせて、キーボードを出して作業できるPCスタイル、
2つの形状に変形できるギミックを持っているがゆえの
それが日常仕様する用途として耐えうるよう品質試験が行われているよというのがこの動画。

見ていて、こっちが辛くなるくらいに痛々しい過酷な試験が見られる。

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●落下試験

もっともありがちな机などから本体が落ちてしまう事を想定された落下試験。

落下の衝撃から本体の内部をできるかぎり守れる事を目指して
仮に落としてしまった場合でも、基盤やストレージといったデバイスを守る事ができれば
内部のデータを失う可能性を少なくする事ができる。

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●ディスプレイのひっかき試験

そのギミックからディスプレイが常に露出しているために
ひっかき傷や擦れてできる表面の細かな傷がつかないかの耐磨耗性試験。

VAIO Duoの画面には、表面硬度を高める「ハードコーティング」をして処理をして
バッグの中に、仮にカギのような硬い物体と一緒に入れていても
傷が極力つかずにそのクオリティを保たせている。

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●ヒンジの加圧試験と、ねじれ試験

VAIO Duo 13の、ディスプレイ部と本体部をつなぐヒンジ部分。
VAIO Duo 11は全体的に覆われていたものから
VAIO Duo 13では、よりスタイリッシュに中央部分のみ薄いヒンジでつながっている。

その見た目のスタイリッシュさとは裏腹に
そこにかかる負荷は大きく、それに耐えられるように
無理な角度から加圧がかかった場合や
意図しないねじれ方向への力が加わった場合を想定しての試験。

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●ディスプレイ開閉試験

クラムシェル型と同様に、ディスプレイの開け閉めは
1日に何度となく常用として行われ、
それが数年に換算すると相当な回数に及ぶため、
その開け閉めを専用のアーム型試験機で連続して行う。

延々と繰り返される開閉試験で
堅牢でへたりのこないヒンジを追求している。

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今回の試験以外にも数十項目におよぶ試験が行われているようで、
それぞれに厳しい検査基準が設定して、
薄く軽量、スタイリッシュというだけではなくて
こうした実用性を想定した厳しい試験を経て品質を含めて
VAIOが出来上がっている。


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●FIRST LOOK: VAIO Duo 13 | The Pen


一転、もうひとつの動画は、
「VAIO Duo 13」のそのペンで描く事の楽しさをアピール。

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VAIO Duo 11でも確立されたタブレットというスタイルで
ペンで文字を書く、絵を描くという行為をそのまま体現しているのが「VAIO Duo 13」

いまどきにWindows 8対応機のように
単純にタッチに対応しているというだけではなくて、
付属のデジタイザースタイラス(ペン)を直接ディスプレイに書き上げる事で
紙に文字を書いていくのと同じ感覚で記録を残していける。

・お絵かきが楽しくて楽しくて仕方がない「VAIO Duo 11」

指で適当に描くくらいなら、タブレット端末でもできるのだけれど、
この緻密な精度で、ペン先から筆圧をも計算して
本当に鉛筆や筆を持って書いているかのような感覚で
頭に思い浮かんだそのアイデアを手を通じて
VAIO Duoのキャンパスに電子的にデータを残せる。

この感覚は、まず他のPCでは味わえない。

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もちろん、文字を書くという行為と、テキスト文字を入力するという行為
どちらも両立されられるからこそ、
画像データとしてテキストデータとして後に活かす事ができるというのが重要。

いままでは、
PCに、あえて別のペンタブレットを装着して、
画面をみながら、ペンタブレット上に描くという擬似的な使い方が主だったものから
直接画面をみて、画面に描くという事が出来るようになったことで
まちがいなく、その感性をPCに伝えやすくなった。

VAIO Duo 11よりもより大きなキャンバス。
それが「VAIO Duo 13」で手に入る。
そう、ほぼ大きさも重量も変わらず、駆動時間が劇的にのびて。



・「VAIO Duo 13」と、「VAIO Pro 13/11」を台湾、ヨーロッパで発表!
・「COMPUTEX TAIPEI」を皮切りに、突如現れた新しいVAIOの姿!(6月5日追記)



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