ソニーから全部で6種類の新たな
ウォークマンを発表!
その中で、ハイレゾリューションオーディオに対応する
Android搭載したFシリーズと、ZXシリーズ、上位2モデルも登場。
・ウォークマン史上初 CDの音質を超えるハイレゾリューション・オーディオ音源に対応した
『NW-ZX1』、『NW-F880シリーズ』を発売
・スタイルに合わせて高音質で音楽を楽しめる、ウォークマン6シリーズ14機種を発売
・ハイレゾ対応、高音質を重視した“ウォークマン”Fシリーズ!
ハイレゾ音源に対応というところは
「NW-F880シリーズ」と同じくして
その音楽プレーヤーとしての高音質の極みを「ZXシリーズ」へと投下。
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●ハイレゾリューション・オーディオ音源に対応。
音声信号をフルデジタル処理して、ハイレゾ音源の再生に対応した
「S-Master HX」を搭載。
ハイレゾ音域でのノイズ除去、
ヘッドホンアンプ出力のカップリングコンデンサの削除、
ヘッドホンドライバ部の電源を正負(+-)、左右のチャンネルを
独立した4つの電源にして、ヘッドホンのドライブ能力を向上。
こうした高音質技術の集積により、
従来のフォーマットに加えて、
新たに
ハイレゾ音源とする
WAV(192kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)、
Apple Lossless(192KHz/24bit)、AIFF(192KHz/24bit)の再生に対応。
「DSEE HX」では、
CDや圧縮音源を、ハイレゾ(最大192kHz/24bit)相当の高解像度音源に上げて、
よりリアル感を増した音楽を楽しむ事ができる。
その他にも、
自然で広がりのあるクリアなサウンドを再現「クリアフェーズ」や、
左右の音を綺麗に届ける「クリアステレオ」、
クリアで力強い重低音を再現する「クリアベース」を搭載。
こうした、複数のオーディオ技術を盛り込みつつ、
簡単に、ソニー推奨の高音質設定にできる
「ClearAudio+」も搭載する。
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●贅沢な高音質設計を施したZXシリーズ
ZXシリーズは、ピュアオーディオで培った
高音質技術を投下して作られた特別なモデル。
まず、そのボディは、
アルミニウム合金を削り出した高い剛性を持ったモノコックボディは、
電気的なノイズといった不要な外乱に強い構造。
そして、背面の下の部分が膨らんでいる部分は、
電気部品を内包するアンプブロックとなっていて、
かつラバーグリップを採用したこともあって
手にしっかりとグリップした状態で操作できる。
ヘッドホンジャックは、円筒形の真ちゅう切削パーツで固定、
本体の下部は、高音質を支える太い接続ケーブル(OFCケーブル)を接続するために
分厚くなっている。
本体サイドにある、再生/停止、曲の送り/戻し、音量±の物理ボタンは、
見えない状態でも操作できるように、大きさや形に変化を加えて
かつ、アルミ切削加工とスピン仕上げにより
非常に高い質感を感じられる。
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そしてその中身。
高音質を支える電源部分を大幅に強化。
電池の接続には、通常より低抵抗のケーブルや保護回路を用いて
力強い低音と瞬発力のある中高音を再生、
ヘッドホン駆動のための電源には、
大型の高音質コンデンサOS-CONを採用してノイズを極小化し、
透明感のある音質を実現。
フルデジタルアンプ「S-Master HX」の音声出力段のフィルターに
温度特性の良いフィルムコンデンサを採用。
φ3.5mmのヘッドホンジャック部品として大型のジャックを用いて、
接触抵抗の低減や接点圧の安定化により、経年変化を抑え、
基板とジャックの接続には、低抵抗のOFC(無酸素銅)ケーブルを採用する。
逆に、
ウォークマンFシリーズに搭載されながら、ZXシリーズで省かれたのが、
デジタルノイズキャンセリングリダクションとFMチューナー。
些細なノイズとなる原因を減らすためにあえて
利便性よりもこだわりを優先させてこの2つを排除。
さらに、ヘッドホンも付属しないため、
自分で好みのものを用意する必要がある。
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●ZXシリーズの基本機能
ディスプレイサイズは、
4.0型(854×480ドット)、
映りこみを抑え、クリアな映像を再現する
「オプティコントラストパネル」や
幅広い色再現領域を持つ
「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用。
内蔵メモリーは、
これまでで最大容量となる
128GB。
Android OSのバージョンは、Android4.1で、
プロセッサーは、OMAP4 Coretex-A9 dual core 1.0GHz
メモリーは、1.0GB。
背面には、ウォークマンロゴをかたどったスピーカーを配置して、
シンボル的なデザインとしての要素を持ちつつ
モノラルながら「クリアフェーズ」を搭載してある程度の音で聴く事が出来る。
NFCも搭載されていて、
NFC対応のワイヤレスヘッドホンやイヤホンとの接続がワンタッチで簡単にできる。
WM-PORTからのオーディオ出力は、デジタル出力に対応して、
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2」と、デジタルで接続して
よりリッチなプレミアムサウンドを堪能する事もできる。
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音楽を再生するアプリ「W.ミュージック」という専用アプリで、
ジャケット写真にタッチしてアルバムを選んだり、
リストからアーティストやアルバムを選んだりといった直感的に操作したり、
12音解析技術から自動的に分類されたチャンネルから
気分や時間帯にあわせておすすめの音楽を聴く「おまかせチャンネル」
見てたのしめるビジュアライザーを搭載する。
「歌詞ピタ」にも対応していて、
大画面ならではの歌詞が画面にズラっと並んで、
たくさんの歌詞を見渡せるのと同時に指でスクロールして聴きたい歌詞にタッチすれば
そのフレーズからすぐに再生できる。
PC用転送アプリは、Windowsでは今まで「x-アプリ」だったものから、
「Media Go」へと変更、
音楽、動画、写真、をFシリーズへ転送する。
また、ドラッグ&ドロップにも対応しているし、
PCを使わずに、録音できるダイレクト録音も可能。
対応音楽形式は、
FLAC、Apple lossless、AIFF、MP3、AAC、HE-AAC、
ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、WMA、リニアPCM。
ギャップレス再生に、
AIFF、Apple Lossless、AAC、MP3が対応。
対応ビデオ形式は、
MPEG4、AVC(H.264/AVC)、Windows Media Video 9。
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●BDレコーダー、nasneに録画された番組を見る。
ソニー製のブルーレイディスクレコーダーからは、
録画した番組を転送する事ができる
「おでかけ転送」に対応。
「torne(トルネ)」や
「nasne(ナスネ)」で録画した番組も、
PS3を利用して、ウォークマンへ書きだせば
おでかけ転送のようにウォークマンで持ちだして見ることも可能。
(有料コンテンツとして500円で購入する必要がある。)
注意点として、
ワイヤレス「お出かけ転送」には対応していない。
また、
「DLNA」アプリを使うことで、
ブルーレイディスクレコーダーやナスネにある録画した番組や放送中の番組を
ストリーミングで視聴する事も可能。
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●“ウォークマン”ZXシリーズ
“ウォークマン”ZXシリーズ「NW-ZX1」 【128GB】
ソニーストア販売価格:
74,800円(税込)
・2013年12月7日発売予定
ウォークマンFシリーズ「F880シリーズ」とは、
ハイレゾ音源に対応する、
アンプに「S-Master HX」を搭載する、
NFCやBluetoothを搭載するというところは共通。
そこからさらに、
アルミのシャーシを採用、電源回路の強化、専用のオーディオ回路設計、
あえて、デジタルノイズキャンセリング機能やFMチューナーを省くといった
徹底的な高音質化を施したのが、ZXシリーズになる。
ここはもうディスプレイやピュアオーディオに対する考え方と同じで、
持ち運びを前提とした音楽プレーヤー”ウォークマン”というものに
どれだけの好条件を追求するか。
すでに一番メジャーかつ高音質と認識していたCDの音質の
さらに上を行くハイレゾ音源という世界だけに、
ここの部分に価値を見いだせるかどうかはみんなそれぞれ。
けれど、考えてみれば車選びと似たようなところもあって
より高みを目指した性能をもったハードであれば、
余裕を持って圧縮音源もCD音声も再生できるのであって
(「DSEE HX」で高解像度音源にアップグレードする機能も手伝って)
ポータブルなのに良い音を持ち運ぶ事ができるという魅力がここにある。
ストレージ容量も、今までにはない128GBという大容量で、
高ビットレートの高音質ファイルを山盛り保存する事もできる。
形状も決してコンパクトを優先していないし、
イヤホンもついていなくて、これだけの高価な値段になっているけれど、
妥協のないクオリティを追求したウォークマンが欲しいと考えた時に
選べるのが、ZXシリーズのポジションとなる。
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