ソニーから、グローバルモデルで展開されていた
Xperia Z Ultraの国内モデルとして、Wi-Fiモデルを発売!
・世界最薄約6.5mmで持ち運びに便利な
約6.4インチディスプレイ搭載タブレットXperia™ Z Ultra発売
〜屋外でもキッチンでも気軽に使える防水・防塵性能を装備〜
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●Xperia Z Ultraを、改めて再チェック!
<画像は全てXperia Z Ultra(グローバルモデル版)のものです。>
Xperia Z Ultraを開発段階から振り返ると、
コードネームは“togari(戸狩)”と呼ばれていた端末で、
6.4インチのフルHD(1920x1080)解像度という大きなディスプレイを搭載したモデル。
先に、海外でグローバルモデルの3Gモデルが販売されて、その2ヶ月後にLTEモデルが発売、
国内では完全にスルーされていたけれど、
ようやく今年(2014年1月)に、auからLTEモデル、ソニーからWi-Fiモデルが発売される。
長かった…。
ひとまず、
Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)の仕様をチェックしながら
改めておさらいしてみる。
Xperia Z Ultraは、
Xperia ZやXperia Z1と同じ解像度(1920x1080)でありながら、
少し画面が大きくなった事で、アイコンやテキストサイズをより小さく表示していて
一画面をゆったり使えるというのが特徴のひとつ。
Xperia Z UltraとXperia Zで、Chromeブラウザで「Yahoo!のトップページ」をみてみると
PCサイズを表示させた同じ解像度表示をするともちろん見える領域は同じになるけれど、
この細かい文字でも
Xperia Z Ultraだとピンチインで拡大しないままでもそこそこ見える。
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幅広い色域のある豊かで自然な色や、繊細な色の違いを忠実に再現する
「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用。
動画をよりリアルに再現するソニー独自の超解像技術
「X-Reality for mobile」も搭載して、
解像度のデータベースを持って、そこから1フレームずつ解析する
という超解像技術を使って、より質感を上げるという効能があるらしい。
<参照>
・「他社ではなかなか真似できない」――BRAVIAのノウハウを注入した「X-Reality for mobile」
<X-Reality for mobile OFF>
<X-Reality for mobile ON>
効果がどんなものかを「ムービーアプリ」にあるサンプル動画で
「X-Reality for mobile」をON/OFFそれぞれで見てみると、
確かにその効果の具合というか
「X-Reality for mobile」をOFFからONに切り替えると
全体的に動いている動画がモヤっとしていたものが
輪郭がくっきりとした映像になるのはよくわかる。
このXperia Z Ultraくらいの大きい画面になってくると
こうしてある程度くっきりさせてくれたほうが見てみても心地良い。
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●Xperia Z Ultraに最新のカメラアプリを投入!
”お出かけ転送”もフルHD画質で転送できる!
背面に見えるのは、上部にある
約810万画素の
裏面照射型CMOSセンサー“Exmor RS for mobile”を採用するカメラで
シルバーのリングに覆われる。
そのちょい下にNFCを搭載。
さすがに、ここの仕様は変わらなかったようで、
Xperia Z1のような1/2.3型約2,070万画素のイメージセンサーは搭載していないのだけれど、
しかしながらソフトウェアだけは同様の最新のものが入っている。
以下は、先日の「ドコモ冬コレ」で「Xperia Z1、Z1f」を触ってきた時の様子で説明。
・「Xperia Z1」と「Xperia Z1f」を触ってきた雑感。
このカメラアプリが侮れない!
<画像はXperia Z1、Z1fのものです。>
カメラ撮影するときに、「長押し連写」すると、
「速度優先連写」時で、1秒間に最大10枚という速さで静止画が撮れるだけじゃなくて、
シャッターを押したら、そこを境に前後1秒間に30枚の
合計で61枚もの写真を高速が撮れる「タイムシフト連射」が凄い!
何の気なしに撮ったら、その瞬間から前後に連続写真が残っていて
指でなぞったらコマ送りの動画みたいに再生できて
撮影画素は2Mになるけど、確実にお気に入りを残せるのはおもしろい。
「ARエフェクト」は、
カメラごしのXperiaの画面に、にょきにょき木が生えてきたり恐竜がいたり
海の中にいるみたいに魚がおよいでたり、見てるだけでもおもしろい。
逆に、自分側にカメラを向けると、自分の頭にキノコの帽子がくっついたりと
同じテーマでも、背面カメラと正面カメラで使い方が違ってた。
テーマもこれから追加もされていく予定。
「Info-eye」は、
撮影したワインとか本の文字を読み込んで、関連した情報を出してくれるというもの。
例えば、ワインを撮影すると、そのワインの銘柄とか生産地がでてきたり
他にもワインにあう料理が表示されたり、
書籍を読み込んだら、タイトルから著者、内容説明が出てくる。
実用レベルに至るまではもうちょいかもしれないけれど、これからに期待できる。
他にも、
一定時間記録して連続写真のように一枚の写真に自動合成する「」モーションショット」や
連続撮影して、静止画のように見える映像を合成、
選んだ一部だけを動画のように動く映像を作れる「Motiongraph」も入っていて、
これらのカメラアプリが、Xperia Z Ultraでも使えるのはかなりうれしい。
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そして、グローバルモデルでは非対応だけど
当然国内モデルだから”お出かけ転送”に完全対応!
もう、グローバルモデルに入っている「ビデオ」アプリでは
”お出かけ転送”に対応していなくて、
何が悲しくてあまり使い勝手の良くない「Twonky Beam」を使わないといけないのか
と思っていたけど、Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)は当然の如く
nasne(ナスネ)やBDレコーダーからの”お出かけ転送”に対応する。
・Xperia(グローバルモデル)で、「WG-C20」に入れたおでかけ転送を見る!
さらに、
Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)は、
フルHD画質でのお出かけ転送にも対応しているのもひとつのトピック。
「BDZ-ET2100」をはじめとする最新のBDレコーダーというくくりはあるけれど、
「フルHDおでかけ転送」で、1920x1080の解像度があると、
Xperia Z Ultraの大画面いっぱいで表示しても精細感のある動画として見る事もできる。
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●Xperia Z Ultraの外観とスペック。
本体のサイズは、長さ約179.4mm × 横幅約92mm × 厚さ約6.5mmで、
質量が約212g。
デザインテイストは、Xperia Zや
Xperia Tablet Zと同じで薄型フラットボディ。
背面にガラス素材を採用していて、フラットで無駄のないデザイン、
側面部分にはヘアライン、カドのカットした部分にはサンドブラスト加工を施していて
この6.5mmという非常に薄いボディは見た目にもかなり質感が高い。
背面にあるのは、上部にシルバーのリングに覆われたカメラレンズと、
そのちょい下にNFCを搭載。
ロゴの位置は、グローバルモデルとWi-Fiモデルは同じようで、
中央部分にSONYロゴ、下部分にXPERIAのロゴがある。
Xperia Z Ultraのスペックは、
プロセッサーにQualcomm Snapdragon™ 800 MSM8974 2.2Ghz クアッドコア
メモリーは2GB、
内部ストレージは、グローバルモデルが16GBだったものから
32GBへと増量されている。
OSは、Android 4.2、
バッテリーは3000mAh。
右側面に、アルミ素材を採用した電源キーとボリュームキー。
IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を備えつつも
イヤホンジャックは、キャップレス。
アクセスする端子類は、本体左側面にキャップをはがして現れるMicroUSB端子と
マグネットチャージングドック「DK33」とドッキングするための接合端子。
右側面の電源ボタン上のカバーを開けるとmicroSDスロットが現れる。
microSDは、最大64GBまで対応する。
スピーカー位置は、本体下面に配置されていて、
右下には、ストラップホールもある。
正面は、上部中央にSONYロゴがあって、
その左横に、約200万画素のカメラを備える。
ちなみに、
LTEモデルを搭載するauモデルとの違いとして、
Wi-Fiモデルには、赤外線やフルセグ・ワンセグは搭載されていなくて、
代わりに?遠隔端末管理機能「my Xperia」や
省電力機能「STAMINAモード」、スマホ連携機能「Xperia Link」は
Wi-Fiのみに搭載される。
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●使ってみると何気に便利なこのサイズ。
いちおうXperia Z Ultraのサイズ感を比較。
Xperia Z Ultraと、Xperia Zを並べてみると、
さすがにXperia Z Ultraデカイ!
たった一日Xperia Z Ultraを触っていて、またXperia Zに戻して使ってみたら
5インチが小さく感じる不思議。
横幅が92.2mmにもなると
大人の自分の手ですらがっつりいっぱいいっぱいになるくらいで
片手で掴んでそのままの指で操作しようとすると
出来なくはないけれど、さすがに指がピクピクなって届かない範囲もある。
キーアイコンもひとつがかなり大きくなるので、
例えば、「PO Box Touch」でれば
文字入力切り替えアイコンを長押しして、
キーボードサイズ変更アイコンをタップすれば規定の範囲内で
タテヨコそれぞれを自由に変更したり位置も好みの場所に置けるので
こうした調整をして使うのもひとつ。
片手でささえて、もう一方の手でタップという使い方が一番落ち着くけれど。
手書き入力ができるのもおもしろい。
念のため、書くペンによって挙動が様々で、
基本、導電性のあるものであれば使えるものの
細すぎるものやプラスチック製のものはNGなので注意。
今回、新しくアクセサリーとして
Xperia Z Ultra専用スタイラスペン「ES22」も発売されているので
これを使うのが一番かもしれない。
それから、画面が大きくなると格段に便利になる「スモールアプリ」。
もともとは、「スモールアプリ」も一つしか起動できなかったけれど、
スマールアプリを2つめ以降を起動しても
きちんと複数のスモールアプリを同時に起動できる。
小さい画面だと複数開いても見えづらくて使いにくいだけになるけれど
Xperia Z Ultraのディスプレイサイズなら
スモールアプリを複数開いていてもいい感じで使える。
『ReaderStore』や『BOOK☆WALKER』で購入した電子書籍を読む。
これは何気に良いサイズ。
6.4インチもあると1ページがそこそこゆったり見えるから見えやすいし
カラー版も当たり前にフルカラーで楽しめる。
Xperia Tablet Zで読むのも楽しいけれど
ちょっと持ちだしてとか、フトンに潜って寝ながら見るとか
スマホよりは大きくて、でもタブレットよりもひっそり使えるサイズ感は使ってるとツボる。
静止画を見るとして、これまたL判サイズの写真を手にして見ているようで
これもなかなか新鮮。
ppi値342という精細感もあるし色味も良くて
アルバムでサムネイルからチェックして
1枚1枚じっくり見たり、たまにピンチインして拡大して見たりも楽しい。
マグネットチャージングドック「DK33」で充電しながら
「スクリーンセーバー」を楽しむという使いかもアリ。
おまけで、「鑑これ」を動かしてみるとこんな感じ。
さすがにPCでやるようにはいかない部分も多々あるけど
このくらいの画面サイズになるとアイコンもタップしやすくて、
トイレでもお風呂場でも遠征チェックも任務確認も自在だ!
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そして、
Xperia Tablet Z、Xperia Z Ultra、Xperia Zの3つを並べてみる。
通話端末のスマホというサイズ感とか、
タブレットの大画面の良さとか、このあたりはもう好みは人それぞれなので
チョイスは様々だけど、こうして段階的に選べるのはいいかなと。
その中で、
持ち運びしやすくて、いつもよりもちょっと大きい画面がいいという需要に
Xperia Z Ultraがいいのかもしれない。
かつてのSony Tablet Pシリーズのようにね…。
そういや、VAIO Pシリーズをこうやってポケットに入れてるプロモ画像見て
当時はムリあるなーと思ってたけれど、
Xperia Z Ultraなら余裕だ!
(ただし、このまま座ると間違いなく真っ二つに折れるので注意。)
Wi-Fiモデルが来たら、
それはそれで改めて弄くり倒して遊んでみようw
<Xperia Z Ultraグローバルモデルのレビュー>
・6.4インチサイズの「Xperia Z Ultra」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z Ultra」をぼちぼちいじってみた雑感。
・Xperia Z Ultra(3G版)にアップデートで「X-Reality for mobile」とスモールアプリ複数起動が追加!
・Xperia Z Ultraに、Android 4.3と各アプリアップデート!
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