去年(2013年8月)に、Xperia Z Ultraの3Gモデル(LTEモデルが待てずに)を買って
もうさんざん使ってるはずなのに、
Xperia Z UltraのWi-Fiモデルが出てきて、猛烈に欲しくなって買ってみた。
・6.4インチサイズの「Xperia Z Ultra」の外観ファーストインプレ!
3Gモデルにブラックにしたので、Wi-Fiモデルはパープルにしてみた。
あぁ、こうなるとau(LTEモデル)のホワイトが欲しくなったりして。
一回開封レビューしてるけど、うれしがって外観レビューから。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
グローバルモデルと国内版のパッケージをみると、
サイズもレイアウトも同じだけど、
Xperia Z Ultraはきちんと国内仕様になってたり
左上のSONYロゴの下に印刷されている「make.believe」という文字が省かれていた。
裏面をみると、ちょうどグローバルモデル発売当初、
「X-Reality for mobile」に対応していなかったため(後日アップデート)
そのロゴが表記されていなかったけれど
さすがに国内仕様は最初から搭載されているので表記アリに。
パッケージ内のレイアウトは同じ。
箱を開けると、本体がお目見え。
その下に、付属品のMicroUSBケーブル、ACアダプター、
それから、国内向けの取扱説明書。
グローバルモデルに付属されていた
マイク付きイヤホン、イヤーピースは付属してない模様。
100%使わないからいらないけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●Xperia Z Ultra(パープル)の外観。
Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)は、
国内流通するモデルとして発売されているけれど、
通常モデルとして、「ブラック」、「ホワイト」、
ソニーストア限定モデルとして「パープル」という扱いになるので、
ちょっぴりだけ特別感がある。
(au版だったら普通に3色展開してるけれど。)
本体のサイズは、
長さ約179.4mm × 横幅約92mm × 厚さ約6.5mmで、
質量が約212g。
このサイズで出してきた経緯は、
まず紙の手帳と同じサイズの横幅”92mm”というところがターゲットになっていて、
そこからサイズと厚みを、たくさんのモックから検証されて決まったサイズ。
6.4インチで、1920x1080という解像度は、342dpiという緻密さを持っていて
タブレットという視点でみると
レティナディスプレイと世間で騒がれているiPadにしても
7.9インチで2048x1536、326dpiとすると
同等どころかそれ以上のキメの細かさとも考えられる。
デザインテイストは、
Xperia Tablet Zと同じで薄型フラットボディで
大きいといっても現実的に”片手で持つ”が不可能ではないのがポイント。
左右のベゼルが細くなっている事で横幅が92mmで収めて
それでぎりぎり大きい画面が6.4インチとも解釈できるわけで、
縦長に思えるけれど、マンガを見ていても
縦方向に表示したときに余白が左右にでてこない絶妙なサイズ。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
6.5mmという薄さで中身動いてるって、改めて考えると凄い事だと思うのだけど、
これはどうやらエンジニアの相当な苦労があったようで
Qualcomm Snapdragon 800をはじめとする部品を集約させて
高密度なレイアウトと配線にして、その基板を片側に集約して配置したり
ダイレクトボンディングっていって、接続部分も厚みを極限まで減らしたり
超薄型の平べったい3,000mAhの高電圧バッテリーを組み合わせたり
とんでも技術がこの中にぎっしり詰まっている。
それでいて、
背面にはガラス素材を採用して、サイドパネルはアルミの削りだしという凝りよう。
このサイドの部分も、側面はヘアライン、
角のカットした部分にはサンドブラスト加工を施していて、
今回のパープルを改めてみるとその金属感がよくわかる。
Xperia Zのパープルと比べると、
Xperia Z Ultraはより色濃くなっているという違いもあるのだけれど、
さすが6.5mmの薄さが際立っていて、
サイドの処理がまるで違うのがよくわかる。
Xperia Zは今でも現役で使い続けているスマートフォンだけど
パープルに関しては、側面が樹脂で出来ていることもあって
質感以前にちょっとしたことで傷がつくのが萎える点。
それを踏まえると、Xperia Z1もアルミ素材になったけれど、
Xperia Z Ultraは、この”6.5mmという薄さ”と、
質感の高さを兼ね備えてて、自分的にはかなり所有欲を掻き立てられる。
右側面に、アルミ素材を採用した電源キーとボリュームキー。
本体左側面に、キャップをはずすとMicroUSB端子が現れる。
Xperia Z1と共通の専用の接合端子があるので、
専用スタンド「DK30」などにドッキングさせて使うほうが
MicroUSBのフタを開け閉めするよりは楽。
イヤホンジャックは、キャップレスになっていて、
本体下部に、スピーカーとストラップホールがある。
こうしたイヤホンジャックもスピーカーも防水の処理が施してあるので
IPX5/8相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能をしっかりと備えている。
右側面の電源ボタン上のカバーを開けたところに、
microSDスロットが見えて、そのヨコに本来3G/LTEモデルであれば
SIMカードがささるスロットがあるのだけれど、ここは使えなくしてる。
SIMカードのダミースロットのすぐ横にある赤いボタンが「リセットボタン」で、
ちょうどその間に挟まったタグがあって、それを引っ張りだすと
Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)の型番「SGP412P/V」や製造番号といった情報をチェックできる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●現時点でのグローバルモデルとWi-Fiモデルとの違い。
Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)をセットアップ。
そのついでに、グローバルモデルとの現時点(2014年1月25日)での違いを
設定を見比べてチェックしてみる。
<Wi-Fiモデル(国内版)のセットアップウィザード>
電源を投入してはじめて起動すると、
ロケール「言語の選択」画面がでてきて、デフォルトで「日本語」が選ばれているので
そのまま完了して進める。
セットアップ画面はとってもシンプルかつ進行しやすくて
Wi-Fi設定、SEN(Sony Entertainment Network)、アカウント(Google他)の
大きく3つの設定をしてしまえばすぐに使える。
文字入力するとき、IMEによっては英字と数字を切り替えるのがめんどくさい事も多いけど
PoBOXは、キーボードレイアウトが英字の上に数字キーがあって楽だなーと改めて思ったり。
初期設定後からしばらくして、Sony製アプリにアップデートがあったので更新。
本体のアップデートはまだない。
・ムービーアプリ ・・・ 5.3.A.0.18
・VIDEO Unlimited ・・・ 8.0.8.0.8
・WALKMAN ・・・ 8.1.A.0.3
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
【設定】画面を開いて、
左画像を、「Xperia Z Ultra(Wi-Fi/国内モデル)」
右画像を、「Xperia Z Ultra(3G/グローバルモデル)」として
並べつつ見比べ。
Wi-Fiモデルだから、当たり前だけど「通話設定」はなし。
本体の仕様は、
一般的にスマートフォンタイプのXperiaでは「端末情報」と表記されているのだけれど、
Xperia Z Ultra(Wi-Fi/国内モデル)では、「タブレット情報」と表記が変わっていた。
Xperia Z Ultra(Wi-Fi/国内モデル)のモデル番号、いわゆる型番は「SGP412」、
ビルド番号は、「14.1.B.3.320」。
Xperia Z Ultra(3G/グローバルモデル)のモデル番号は「C6802」、
ビルド番号は、「14.2.A.0.290」。
「ストレージ」は、
Xperia Z Ultra(Wi-Fi/国内モデル)が32GBで、
使用できる領域が、25.74GB。
Xperia Z Ultra(3G/グローバルモデル)が16GBで、
使用できる領域が11.72GB。
「無線とネットワーク」をみると、
Wi-Fiモデルには
当然ながらモバイルネットワーク、それに付随する
インターネット設定、テザリングの設定がない。
「Xperia機能設定」にある
「Windowsテザリング接続」も、同様。
「画面設定」には、
Xperia Z Ultra(3G/グローバルモデル)にはなかった
【ホワイトバランス】の調整機能が
Xperia Z Ultra(Wi-Fi/国内モデル)には実装されている。
これはうれしい。
調整できるのは、R/G/Bの3原色。
液晶ディスプレイによっては個体差もあれば、感じる個人差もあるから
このホワイトバランスの調整機能があれと
自分好みに変更できて助かる。
ちなみに、ファイル管理アプリで、
sys/devices/mdss_dsi_panel/panel_id
とたどって開いて確認してみたら、
3G/グローバルモデル、Wi-Fi/国内モデルともにシャープ製だった。
(sharp renesas 1080p video new id )
「音設定」をみると、
ここも通話に関する項目になるので、
着信音、ステップアップ音量、着信時のバイブレーションの項目のありなし。
「電源管理」については、
ネットワークの切り替えに関連するところで、
エリア連動Wi-Fi、バックグラウンドデータのキュー
の項目のありなしの違いがある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Xperia Zでパープルをずっと使っていたから、
正直ちょっとアキて、Xperia Z Ultraのグローバルモデルを買った時はブラックにしたけど、
改めてXperia Z Ultraのパープルはいい感じじゃーん!と
質感含めてかなりお気に入り。
さて、
ひととおりチェックしてみたので、
次回、アクセサリー類もみてみよう。
<Xperia Z Ultraグローバルモデルのレビュー>
・6.4インチサイズの「Xperia Z Ultra」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z Ultra」をぼちぼちいじってみた雑感。
・Xperia Z Ultra(3G版)にアップデートで「X-Reality for mobile」とスモールアプリ複数起動が追加!
・Xperia Z Ultraに、Android 4.3と各アプリアップデート!
・持ち運べる大画面が心地良い「Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)」
最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku
【TOPページへ】
・6.4インチサイズの「Xperia Z Ultra」の外観ファーストインプレ! ・「Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)」限定パープルを手にしたファーストインプレ! Xperia Z Ultraのグローバルモデル(C6802/3G)のブラックを使って、 Wi-Fiモデルのパープルを使ってたら、 ムショウに