・グローバルモデル「Xperia Z2(D6503)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z2(D6503)」をいじりながら進化したところをチェック。
・Xperia Z2で、4K動画を撮ってみる、そして観てみる。
・Xperia Z2の強化されたノイズキャンセル機能を使ってみる。
の続き。
「Xperia Z2」の高音質化の極めつけは、ハイレゾ音源への対応。
ハイレゾ音源に対応するウォークマン
「NW-ZX1」、
「NW-F880シリーズ」に続く
第3のポータブルプレーヤーが、Xperia Z2に!
と言いたいところだけれれど、
実際には、本体だけで自力でハイレゾ音源を再生できるわけではなくて、
USB-DACやヘッドホンアンプ、アンプ内蔵スピーカーといった機器の力を借りる必要があったりして。
でもハイレゾ音源に対応してるというからには試してみたい。
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●ハイレゾ音源をXperia Z2に転送。
「Media Go」が音楽配信ストア「mora」と連動しているから
自分の場合、主にそこからハイレゾ音源「FLAC(24bit、サンプリングレート44.1kHz~192kHz)」を
少ないながらも買い込み中。
その「Media Go」で管理しているハイレゾ音源を、
ウォークマン同様、
「Xperia Z2」へと転送。
ハイレゾ音源で隠れたハードルというか、
実は一番大変なのは、なんといってもデータ容量。
1曲あたり例えば、
FLAC(24bit、サンプリングレート96kHz)、4分23秒の曲で、
約144MB。
12曲、1アルバム単位になると、一挙に
約2GB近くまでになる。
Xperia Z2のストレージ容量は約16GBで、
使用領域は、約12GB。
ここに転送してたらあっという間にストレージがなくなってしまう:(;゙゚'ω゚'):
幸いな事に、microSDカードにも転送できるから
ハイレゾ音源をある程度入れておこうと思ったら
64GBくらいの大容量のmicroSDXCカードは必須かもしれない。
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●Xperia Z2でハイレゾ音源を再生する。
Xperia Z2では「WALKMAN」アプリで
ハイレゾ音源(96kHz/24bitのFLAC/WAV)までをデコードして再生できる。
「設定」の「音設定」に、
【USB経由のハイレゾオーディオ】にチェックを入れることで、
Xperia Z2のmicroUSBからデジタル出力、
USB DAC/DACアンプを使用して高音質オーディオを再生ができるようになる。
確認として、「Media go」の
[ツール]メニューから、[ユーザー設定]を開いて、
ウィンドウ左側の[機器]をクリックして、Xperia Z2(D6503)の設定を見てみる。
すると、ハイレゾ・オーディオ変換の初期値が
『高音質FLACに変換』となっていて、
出力の最大が
「96kHz/24bitのFLAC」となっているのがわかる。
基本、Media go内にある、192kHzの音源やDSD音源は、
この設定の場合、「96kHz/24bitのFLAC」に変換されてXperia Z2に転送される。
試しに、192kHzのFLAC音源をXperia Z2に転送して、
「Walkman」アプリで再生してみようとしたところ、
タイムコードが進まず、まったく再生できなかったことも確認。
(自動的にダウンコンバートして再生される事はない。)
ソニーのハイレゾ音源に対応したUSB DAC/DACアンプはというと、
USB DAC アンプ「UDA-1」や
ワイヤレススピーカー「SRS-X9」、
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2」といった機器。
まずは
ワイヤレススピーカー「SRS-X9」につないでみる。
接続する際に、Xperia Z2と
ワイヤレススピーカー「SRS-X9」とを
単純に接続すれば良いというわけではないのが注意点。
一般的なmicroUSBケーブルは、
その反対側の端子は、USB Aオスになっているのだけど、
だからといって、これをそのまま「SRS-X9」のUSB A端子に接続しても
ハイレゾ音源の再生はできない。
Xperia Z2から「SRS-X9」にデジタル入力させて、ハイレゾ音源を再生しようとした場合、
ケーブルを変換して、USB B端子に接続しなければいけない。
用意するのは、「microUSB オス − USB Aメス 変換ケーブル」。
(画像のものは、サンワサプライ USBホスト変換アダプタケーブル「AD-USB18」)
よくAndroidスマートフォンやタブレットで
microUSBから、USB Aメスに変換して、
USBマウスを使いたいといった場合によく利用する変換ケーブル。
(Android端末をホストとして、USBマウスをデバイスとして操作する。)
Xperia Z2と、「microUSB オス − USB Aメス 変換ケーブル」、
「USB Aオス − USB Bオス」とつないで、
「SRS-X9」のUSB B端子に接続。
これで、ホストとなったXperia Z2の「Walkman」アプリを操作、再生すると、
「SRS-X9」から音声が流れてくる。
そして、Xperia Z2でハイレゾ音源を再生すると
間違いなく豊かな心地良いサウンドが響き渡る。
さすがにハイレゾ音源が初めて出てきたときは感動、
スマホから出てるよ!と…。
家の中でハイレゾ音源を手軽に聴きたいと思ったら
わざわざPCと接続するまでもなく、ウォークマンと同じくXperia Z2を利用して
ワンボックスにまとまったワイヤレススピーカーで聴くというのも一つのリスニングスタイル。
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●外出先でもXperia Z2でハイレゾ音源を楽しみたい!
だがしかーし、
Xperia Z2はそもそも外に持ち運んでナンボのスマートフォン。
できれば外でもハイレゾ音源を聴きたい!
こんな時に力を借りるのが
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2」、もしくは「PHA-1」。
<
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2」との接続>
ポータブルヘッドホンアンプと接続するケーブルの経路は?
というと、先ほどと同じく、
「microUSB オス − USB Aメス 変換ケーブル」を利用して、
「USB Aオス − microUSB」とつないで、
ポータブルヘッドホンアンプのmicroUSB端子に接続してやれば良い。
ただし、
この時の注意点としては、音楽を聴かないときに
ポータブルヘッドホンアンプの電源をオフにしてると、
ホストとデバイスの関係になってしまっているために
Xperia Z2からヘッドホンアンプに電源を供給をしている様子なので
使わないときは、ケーブルは抜いておいたほうが良さげ。
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2」の入力切り替え(AUDIO IN)を
microUSBに切り替えて、
ハイレゾ音源に対応したヘッドホン(ここでは
「MDR-1RMK2」)を接続してやると
Xperia Z2からデジタル出力したハイレゾ音源をヘッドホンで聴けた!
これで、外に持ち運んでもハイレゾ音源を聴くスタイルが完成!
ぶっちゃけモノモノしいけれども(;´∀`)
<
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」>
ちなみに、前モデルの
ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」との接続でも
Xperia Z2とのハイレゾ音源の再現が出来たのを確認。
いちおう、「PHA-1」と「PHA-2」の機能的な違いは、
USB DACとして動作した場合、
「PHA-1」が『24bit/96kHz』までなのに対して、「PHA-2」が『24bit/192kHz』までをサポート、
さらに、「PHA-2」は、DSDファイルの再生や、ウォークマンのデジタル接続にも対応する。
ポータブルヘッドホンアンプのポテンシャルとしては
この違いだけを比べてみても、当然新モデルの「PHA-2」が良いのだけど、
Xperia Z2での出力が『96kHz/24bit』のFLAC/WAVどまりなので
今回の組み合わせに限っては「PHA-1」でも十分だったりする。
これで出来たー\(^o^)/ は良いとして、
じゃ、これを持ち運ぶのはどうするんだ?という話が…。
ひとまず、付属のシリコンベルトで
ポータブルヘッドホンアンプに縛りつけプレイ。
後は、Xperia Z2のヨコから出たケーブルをいかにまとめるか。
(ここは、エレコムの
「TB-MAMBZ03BK」に変えてもいいかも。)
ヘッドホンまで含めると、なんたる非ポータブル性…。
とてつもなく冷静に考えると、
Xperia Z2とポータブルヘッドホンアンプをつなぐくらいなら
素直にウォークマンZX1のほうがむしろ安上がりだったり、
コンパクトだったり、ストレージ容量128GBと大きかったり…。
いやっ!そんなそもそも論を考えちゃダメだっ!
可能性があったらやってみる事こそオトコのロマン(;゚∀゚)=3ハァハァ
やりきった感いっぱいで
実際に運用するかどうかはおいといて(;゚∀゚)=3ハァハァ
このハイレゾ音源の再生は、タブレット新モデルのXperia Z2 tabletでも出来るので
デカ画面オペレーションで遊んでみても面白いかもしれない。
・お気に入りの音楽を心地よく聴けるモニターヘッドホン「MDR-1RMK2」
・所有欲を満たしてくれるウォークマン「NW-ZX1」、まずは開けて外観レビュー!
・音楽管理アプリ「Media Go」に移行して、ハイレゾ音源をダウンロードしてみる。
・ハイレゾ音源って何なのか?何で出てきたのか?をわかろうとしてみる。
・ひとまずハイレゾ音源を体感してみると、なかなか心が動くよ。
・EXPANSYS(エクスパンシス)
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